惨敗の浅田真央、厳しい船出に涙こらえる
悔しさで涙があふれそうになるのを必死にこらえた。「ジャンプを跳ばないと何も
始まらない」。世界女王として臨む浅田真の新シーズンは厳しい船出となった。
得意のジャンプが前日のSPに続いて乱れた。最初の3回転半を跳んで拍手を
浴びたのもつかの間、続く単発のループは2回転に。終盤も今季から取り入れた
サルコーが1回転となり、バランスを崩して転倒。2連続3回転はSPと同様に
3回転―1回転になった。
公式練習では復調ぶりを示していたが「試合になると練習のようにうまくいかない
ことが多い」と話す。昨季も序盤の苦戦から立ち直った。「どんどん試合をやって
いくことで、自信を持ってできるようになると思う」と懸命に前を向いたが、あまりの
不調にショックは隠しきれなかった。
すでにファイナル進出を決めたライバル金ヨナ(韓国)は連勝した今季のGP2戦で、
ともに190点台をマークした。今回の浅田真は167・59点。対等に戦うための
課題は山積みだ。
2週間後のNHK杯まで日本で調整する予定を変更し、今季から師事するタチアナ・
タラソワ・コーチとモスクワで立て直しを図る。「マオが順当なら、あなたたち(記者)
も書くことがないでしょう。これから面白くなる」と同コーチ。18歳の真価と、ベテラン
指導者の腕が試される。
引用元
http://www.sponichi.co.jp/sports/flash/KFullFlash20081116008.html Brilliance On Ice - 浅田真央・舞公式サイト
http://www.maomaiasada.com/