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40名無しさん@恐縮です
原監督では日本一にも世界一にもなれない このまま巨人の来季とWBCを任せていいのか
日刊ゲンダイ(2008/11/10)

●選手の見極めができない
歓喜に沸く西武ナインを原監督は虚ろな目で見詰めた。よもやの逆転負けで日本一
を逃したショックは大きい。自ら「リーグ優勝は通過点。本当の戦いは先にある」と日本
シリーズ制覇を最大の目標に掲げていただけに責任を痛感しているような表情だった。
「そうでないと困る」と評論家の堀本律雄氏がこう続ける。「王手をかけての2連敗だから、
まさかという心境だろう。しかし、まさかではない。敗因は原監督自身の情・決断の遅れ
にもある。1つは李スンヨプの起用だ。この日本シリーズでの李の状態は最悪と言って
いい。結果を欲しがる余り、弱点の内角球への意識が強く打撃フォームのバランスを
完全に崩していた。内角へのボールを1球見せるだけで腰が引け外角の変化球に全く
対応できない。原監督は『催してきている』という表現で状態が上向いていると見ていた
ようだが1本の安打や打席数の積み重ねで復活できるような状態ではなかった。日本
シリーズのような短期決戦は選手の好不調を逸早く見極め、使えないと判断すれば切り
捨てる厳しさが必要だが原監督は李に拘った。結果的に打線の勢いや流れを止めて
しまった」8日の6戦目まで15打数2安打で打率.133だったその李をこの日も原監督は6番
・1塁でスタメン起用。5戦目でスタメンから外し打順も5番から下げたものの、あくまで
左の大砲として期待した。その結果、この日も1回の2死2・3塁の好機に三振。暴投で
先制点を失うなどアップアップだった西武先発の西口を一気に打ち崩す好機を逸した。

●無策無能のコーチ陣
原監督は試合後「悔しいの一言。個々の調子を見誤り打線が力を出せなかった」と
振り返ったが後の祭り。結局、巨人は2回に坂本の本塁打が飛び出して以降、1人
の走者も出せず西武に逆転を許した。ベンチ前で円陣を組むなど篠塚・村田両打撃
コーチが盛んに指示を出したものの何の効果もなし。篠塚コーチに至ってはMVPに
輝いた岸やリリーフで3試合目の登板となり、この日も2回無安打に抑えられた涌井を
引き合いに出し「勢いのある若い投手にあれだけの投球をされたらきつい」と白旗である。

>>2以降に続く
41書き起こし職人2 ◆CWfoULgktE :2008/11/11(火) 12:03:29 ID:6kCOUxis0
>>1の続き

それを何とかするのが仕事だろうに、両手万歳のお手上げ状態ではどうしようもない。
振り返れば、打線が繋がったのは5連打で4点を奪って試合をひっくり返した6日の
5戦目だけで、後は一発頼みの選手任せの野球に終始した。原監督もコーチ陣も
苦しんだ今季序盤と同様、即効性のある効果的な手を打てなかった。

●フロントのチーム作りの失敗
「共にリーグ一の本塁打数を誇る強力打線が売りのチームだが、機動力や1点
を奪いにいくバリエーションでは西武が上を行った。8回に死球で出塁した片岡が
すかさず盗塁を決め、犠打で3塁に進み、ボテボテの三ゴロで同点のホームを
踏んだのがいい例。一発のある打者を並べた巨人とは野球の質や選手の意識
が違うのだろう」という前出の堀本氏はこの8回の投手起用にも首を傾げる。

「この回に2点を失った越智を引っ張りすぎた。越智は1の成長株ではあるが、まだ制球
難から崩れる危険性を孕んだ投手。7回は無失点に抑えたものの、安打と四球で1死1・2塁
のピンチを招いていた。案の定、8回に片岡に同点のホームを踏まれ連続四球からさらに
ピンチを広げて平尾に勝ち越し打を浴びた。あの回は同じ成長株の左腕・山口、9回は展開
によって豊田・クルーンの投入で凌ぐ事を考えた方が良かった。原監督は抑えのクルーンを
信用できない。だから、その登板を少しでも遅らせるため越智に8回も行かせた。原監督の
采配が守りに入ってしまった。それにしても高い金を出して獲得したクルーンの存在が最後
の最後で原監督の采配の足枷になってしまったのだから、こんなバカな話もありません」

資金力にモノを言わせて、そういうチームを作ったフロントの責任でもある。何れにしろ、これで
原監督が率いるWBC日本代表の不安も増幅した。原監督本人が「もっと調子のいい選手を使う
べきだった。私自身のミス。敗因の1つでしょう」と言うように選手の状態を把握しきれず特定の
選手に拘り試合の流れや展開も読み誤った。1年目の渡辺監督がやれた事を原監督は5年も
指揮を執りながらできなかった。その姿に北京五輪で惨敗した無能監督の姿がダブってしまう。