浦和が来季から導入されるアジア枠(AFC加盟国から1人登録可)の最有力候補に
オーストラリア代表候補でアデレードのDFオグネノフスキー(29)をリストアップしたことが
4日、分かった。ACL決勝のため来日中のアデレード関係者によれば、既に浦和幹部が
ドイツ・ミュンヘン在住のオグネノフスキーの代理人とも接触。獲得準備を着々と進めている。
オグネノフスキーは1メートル95、95キロの巨漢で旧ユーゴ系のオーストラリア人。
浦和からの打診を認めた上で「代理人が移籍に向け、全力を尽くしている。僕もぜひ日本で
プレーしたい」と明かした。浦和の強化幹部も既にACL準々決勝のアデレード―鹿島戦
をチェック。5日のACL決勝もマークする。
オーストラリアのAリーグは年俸がサラリーキャップ制のため平均でも年俸700万円程度。
円高が進み、資金的にも獲得しやすい状況だ。強化幹部も既にアジア枠を見据え
「オーストラリア人は数人リストアップした」と明言。他にも数人の名が挙がっているが、
屈強なフィジカルでACL決勝に導いたオグネノフスキーの評価は高い。
またオーストラリア協会によれば、オグネノフスキーは今後、W杯最終予選で日本の最大の
ライバルとなるオーストラリア代表に招集される可能性が高いという。
浦和の09年版最終ラインでは、日本代表DF闘莉王とのアジア最強タッグが実現する可能性が
出てきた。
スポニチ
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2008/11/05/06.html ◆画像 浦和がリストアップしたDFオグネノフスキー
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2008/11/05/images/KFullNormal20081105002_l.jpg