ソース
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008102200048&genre=G1&area=K00 「紙の宝石」と呼ばれる蔵書票(エクスリブリス)の魅力を紹介する展覧会「書物を巡る密(ひそ)かなよ
ろこび−エクスリブリスの世界」が、京都工芸繊維大(京都市左京区)の美術工芸資料館で開かれている。
19世紀末から20世紀初頭のヨーロッパを中心とした同大学蔵書票コレクションから約400点を選んだ。
10数センチ四方の限られた平面に肖像や紋章、知性の象徴であるフクロウ、色鮮やかなクジャクなど題材
や構図、技法、色彩に趣向を凝らした蔵書票が並び、本への愛着も伝わってくる。
「博物館実習」などを受講する学生が準備を担当した。書斎をイメージしたコーナーやアール・ヌーボーのた
だ中の蔵書票とポスターを組み合わせながら、蔵書票の魅力を伝えている。
26日まで。入館料200円。26日は大学オープンキャンパスがあり、資料館の無料開館のほか福武總一郎
ベネッセコーポレーション会長の特別講演(午前10時半から)などがある。
ソース
http://www.kit.ac.jp/01/topics/2008/exlibris080917.html エクスリブリスの世界展
http://www.kit.ac.jp/01/topics/2008/exlibris080917_1.jpg 開館期間 9月16日(火)〜10月26日(日)
開館時間 10時〜17時(入館は16時30分まで)
休館日 日曜、祝日(ただし、10月26日(日)は開館
入館料 一般200円、大学生150円、高校生以下無料
「エクスリブリス」とは直訳すると「蔵書票」になります。
蔵書票は、15世紀半ば、書物が貴重な財産であった時代に、所有者を示す印(しるし)としてヨーロッパで
使われはじめました。東洋の「蔵書印」とその機能は同じですが、蔵書票はたんに所有者の名前を記すだけ
ではなく、さまざまな趣向がこらされています。その高い芸術性から、現在では、本来の役割を離れてコレ
クションの対象となり、世界中の愛好家に「紙の宝石」と呼ばれているほどです。