毎日新聞 - 2008/9/18 20:12
セ・リーグは19日から首位・阪神と3ゲーム差で追う2位の巨人が
東京ドームで3連戦を行う。直接対決はこの3戦を含め残り5試合だ。
対戦成績は阪神の10勝9敗。阪神は一時、巨人に13ゲーム差をつけたが、
球宴後は2度の5連敗などで三つの負け越しと失速感は否めない。
一方の巨人は球宴後、10の貯金を積み上げた。
阪神は打線の奮起がカギとなる。
先取点を奪い、先発陣が粘って自慢の救援陣につなぐパターンに持ち込みたい。
直前の9連戦では得点力不足に苦しみながらも、4度のサヨナラ勝ちを含む6勝3敗で乗り切った。
17日の中日戦では11得点を奪うなど、打線が上向きなのが好材料だ。
第1戦先発は中6日の安藤、第2戦は下柳が有力視されている。
巨人は阿部や李承※が調子を上げ、チームは7試合連続本塁打で7連勝中。
好調な打線で主導権を握り、阪神の勝ちパターンをいかに封じるか。
原監督が「重きを置きたい」という第1戦の先発は、今季阪神戦4戦3勝(1敗)で
自身3連勝中のグライシンガーが有力。18日、川崎市のジャイアンツ球場で調整した右腕は
「チームの打撃が好調なので粘り強く投げ、最少失点に抑えたい」と意気込んだ。
巨人は96年に広島との11・5ゲーム差を逆転し優勝した。
今年、リーグ連覇を果たせば、96年を越える大逆転劇となる。
(※は火ヘンに華)
http://sports.yahoo.co.jp/news/20080918-00000092-mai-base.html