【映画】黒澤明監督の不朽の名作「羅生門」をデジタル復元化…米映画芸術アカデミーとの共同事業
97 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/09(火) 20:03:40 ID:4DnZuild0
>>22 >>27 あの当時の海外の俳優もそんなもんだろ。
七人の侍の百姓たちの大げさなしゃべりが
「シェークスピアの悲劇を観ているようだ」と海外で受けてたんだからw
自然体の三船は、あの当時の世界中からみたら稀。
98 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/09(火) 20:08:59 ID:IuJDYHnjO
天海祐希が出たやつでいいじゃん。
99 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/09(火) 20:09:28 ID:J65WI8jB0
「用心棒」「椿三十郎」あたりになると台詞が聞き取りやすくなってるよ
録音方式が変わったのかもしれんけど
姿三四郎と白痴の完全版を死ぬまでに見るのが俺の人生の目標
>>94 映画評論家のドナルド・リチーは志村喬の木こりが真犯人という説を書いていた。
それまでの語り手は全部嘘をついていたのに志村だけが本当の事を言っていたというのは不自然。
仮に刀を盗んだだけなら捨て子を引き取るのも強引だから。
なるほどと思ったね。
実は三船が殺してたってだけじゃどんでん返しでも何とも無い。
溝口や小津の映画も台詞が聞き取りづらいんだけど。
白黒の映画はテレビやビデオでみると見づらいんだけど
映画館でみると全然違って見える。なんで最近は、
昔の映画は300円出してレンタルするよりも
(1本あたり)600円だして名画座にいくほうが多い。
104 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/10(水) 00:03:59 ID:zBCUivl60
>>22 俺も違和感を感じていたけど、1950年代に収録されたラジオ番組を聞いてから認識を改めた
街の人にインタビューした番組で、インタビューされた人の口調が昔の日本映画みたいな口調だった
あの時代はあんな喋り方が普通だったんだなあと
105 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/10(水) 00:11:27 ID:Ffzkqaoe0
黒澤リメイクで成功したのは
小雪出演の未公開作品「飛ぶ〜こんな夢を見た」だけ
黒澤映画はつまらん。あれは絵画だ。絵を描かない人間には良さがわからない。
俺は小津映画のほうがずっと好き。
107 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/10(水) 00:14:51 ID:9MxRkBfD0
宮川一夫のカメラワークにつきますな。
これがなかったら賞は取れなかったかも。
108 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/10(水) 00:16:44 ID:kioIoGsi0
人間ってモノ考えさせられた原作「藪の中」面白いよね。
110 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/10(水) 00:19:38 ID:h71fOa9z0
この前BSでみたが蜘蛛巣城のラストシーン
本当に矢で狙ったんだな
凄すぎる
>>49 羅生門がコケて、しばらくは次の映画が撮れないみたいな空気になってる時に
海外で受賞(本人は寝耳に水)
そうしたらさっそく映画会社から次の作品よろしくとやってきた
113 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/10(水) 00:22:30 ID:lGWT1VAB0
左卜全はいまだに何をいっているのか
わからないセリフがいくつもある。
114 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/10(水) 00:24:40 ID:9MxRkBfD0
無理もねえ・・・・・今日という今日、
人を疑わずにいられるはずがねえ・・・・・
恥ずかしいのはおれだ・・・・・
おれには、おれの心がわからねえ。
115 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/10(水) 00:24:50 ID:kioIoGsi0
全員嘘付いてるって事なんだろうが、結局あの話って誰の言ってる事が正しいんだ?
そういや観たことないわ
>>110 あのラストシーンはサービスしすぎで
笑っちまった
ていねいに首に刺さった矢を360度ぐるりと回って見せたし
ああいうのをわざとらしいと思う人もいるんだろうな
そこら辺が外国人受けするところかな
118 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/10(水) 01:56:52 ID:5bgEHWEw0
>>115 人にはそれぞれに言い分があるってオチで、誰が正しいとかは暈してるから分かりようがないんじゃ?
映画は杣売りの言い分が一番近い感じがする。
日本で初めてレイプを映像として描写した作品?
120 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/10(水) 03:05:22 ID:1ZuS65Q10
>>94 そんな推理はいいんだよ。
この物語のテーマがわかれば藪の中という言葉の意味もわかり、犯人あては無意味で野暮だと感じるようになる。
「人は嘘をつく生き物だ」というのが作品のテーマであって
事件の真実そのものは重要ではないという事なんだろうね。
ラストに関しては
真実が何であろうと他人を信じる事なしに人は生きてはいけないという事を言いたいんだろう。
122 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/10(水) 04:40:34 ID:ZUoDotXw0
あれって客観性の不確かさがテーマなんじゃ無いの?
真実は当事者によって違うってことなんじゃない?
123 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/10(水) 04:44:49 ID:8gSGA/mLO
キタ━━━ヽ( ゚∀゚)人(゚∀゚ )メ( ゚∀゚)人(゚∀゚ )メ( ゚∀゚)人(゚∀゚ )ノ━━━!!!
124 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/10(水) 07:33:50 ID:xBNXt7IK0
全部、黒澤の功罪っつーのもヘンな話なんだけどな。
「羅生門」なら、橋本忍。「用心棒」「椿三十郎」なら、菊島隆三。
小国英雄だって、いつも仕事してる。
黒澤の映画で冗長な説明セリフ書いてるのは、菊島だろ。「用心棒」の
東野英治郎が状況説明するのは、何度聞いてもワケわからん。あれは
脚本のせいだ。
126 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/10(水) 08:42:33 ID:xBNXt7IK0
日本での評価より海外でのほうが評価が高いのは、なまの
セリフや文章が聞きづらいのと理解しにくい文章ってのは
あるかな。外人向けの字幕はもっと簡潔に理解しやすくな
っているのだとしたら、それもうなずける。
みんなもいってるように映像は申し分ないのだから、そん
なものをいじるより、音声をどうにかしないと。
127 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/10(水) 08:44:02 ID:tafH6IAl0
この映画エッチだよな。
128 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/10(水) 08:53:05 ID:2+t+9Ng90
話は買わんが、宮川一夫のカメラは素晴らしいから、これは楽しみ。
サミュエル・ゴールドウィン・シアターって座席数が千席以上ある大劇場
なのに、無茶するなぁ。。。
>>125 ぎゃはは。確かに意味はよくわかんないねぇ。
黄門様あの勢いと口調は大好きだなぁ。
131 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/10(水) 13:12:50 ID:1ZuS65Q10
>>124 おまえは書き込まないほうがいいぞ。
猿が意見を述べることは禁止する。
おまえは一生、千差万別といい続けて猿のままでいろやwww
>>122 それは、ふつうに納得のいく解釈のひとつ。
これは推理小説ではにゃあーよ。
132 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/10(水) 13:35:12 ID:rZoD5Lkk0
この映画、公開当時は難解でさほど評価されてなかったのに、外国で賞取ったら
急に評価が上がったんだよな。
いつの間にか名作になってるし。
これは駄作だよ。
>>112 それはだいぶ事実とは違うぞ
黒澤が羅生門の受賞を聞いたのは「白痴」の撮影中
つまり次の映画はもう撮ってたんだよw
あまりいいかげんなことはいわんがよろし
>>133 「白痴」公開1951年5月23日
羅生門の受賞は同年9月10日
とっくに撮り終わってる。
135 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/10(水) 14:06:32 ID:0mrlfzRw0
>>131 わからんかな?
つまり真実はひとつと信じ込んでいる自称知識人の馬鹿さか
げんを笑っているわけだろ、この話は。
>>134 ああ、すまん勘違いだ
しかし論旨は間違ってない
137 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/10(水) 21:44:39 ID:icOE4xMh0
「これを越える映画はないし、これからも出てこない」byペキンパー
「この映画には神が宿っている」byベルイマン
外人の黒沢評は信用できない
連中が持ち上げてるの時代劇ばっか
>>138 本当に時代劇なら評価されるというのなら
マキノも伊藤大輔ももっと評価されてるし
140 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/11(木) 02:59:04 ID:RsGOjuqG0
>>137 やっぱり黒澤は偉大な監督だな。わかっている人はちゃんとわかってる。
わかってないのは
>>138みたいなアホだけかw
この作品の完璧さを考えると
一流のプロからの評価が高くなるのは当然
シーンや台詞にひとつも無駄がない
>>138 おまえは「ゴッドファーザー」の冒頭が、「悪い奴ほどよく眠る」の結婚式の
オマージュだってことを忘れてる。時代劇以外も評価されてるよ。
ゴッドファーザーの冒頭が結婚式だっていうのは少々無理があると思うんだが
>>65 投げ出したんじゃないよ。
まだサラリーマンをやりながら脚本家を目指していた頃だから、
時間が取れなかった。だから黒澤が羅生門シーンを前後に挟んだ。
>>144 黒澤にこれじゃ短すぎて映画に出来ないからと
いわれて、「羅生門を加えて膨らませます」と答えたものの
口からでまかせだったから、どうやって「羅生門」と繫げるのか
自分でもわからない、困ったと思ってたら
黒澤が自分でやるからということになりほっとした。
というのが真相らしい。
投げだしたでも間違いじゃない。
>>143 それ、どういう意味?コニーの結婚式だが。
「悪い奴〜」を見て、複雑な人間関係を説明する方法をいただいたって、
本人がインタビューで答えてるんだが。黒澤の追悼番組でやってたよ。