【映画】黒澤明監督の不朽の名作「羅生門」をデジタル復元化…米映画芸術アカデミーとの共同事業
1 :
アザラシールφ ★:
2 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/09(火) 07:38:51 ID:qCNkFTg60
えろ
よし羅生門もパチンコにしよう。
4 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/09(火) 07:49:08 ID:E3HTtND+O
ギース・ハワード
5 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/09(火) 07:56:17 ID:q83tRlDE0
音も鮮明になるかな?
4月にNHKでやったのは全然だったな
6 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/09(火) 08:03:00 ID:ZNprBF5V0
映像もだけど、声が聞きづらくて、いつもボリュームマックス
にしてるんだが、それでも俳優がやけに早口で音質も悪くて聞き
とりにくい。
だから、オリジナルはオリジナルとして残して、今の声優で
吹き替え版をつくってほしい。
いっそフルCGで
先日 NHKで放送された「七人の侍」も音声が悪くて聞き取りづらいってみんな書いてたな
馬鹿な黒澤ファンが作品が叩かれてるって勘違いして発狂してたけど
9 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/09(火) 08:20:36 ID:ZNprBF5V0
黒澤映画が海外での評価が高いのは、向こうの人は翻訳字幕
か吹き替えで観るからってのもあるのでは?
七人の侍だけじゃなくて、ほかのも全部聞きづらくて、たぶ
ん若い人の黒澤デビューを邪魔している。古いファンは吹き替え
を嫌がるだろうが、これから黒澤を観る人には抵抗ないと思う。
10 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/09(火) 08:21:32 ID:s7fFs0iq0
そういえば、リメークの椿三十郎と、隠し取手の三悪人の
評判とか売り上げって、どうだったの?
11 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/09(火) 08:25:33 ID:BVv746J0O
羅生門の光と影は本当に綺麗。
あと役者も美しい。内容というよりは映像美や音楽を楽しむ映画。
12 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/09(火) 08:26:10 ID:zk+A7grN0
声が聞き取りづらいんだよな
集中して聞いても分からん
DVDで字幕出て助かったよ
13 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/09(火) 08:28:08 ID:CeC3kMBNO
多襄丸イイヨー
14 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/09(火) 08:33:43 ID:+kjsTV8C0
・昭和20年代くらいのマイクは性能も良くなかった。
・録音機の性能も良くなかった。
・映画館ごとのバラついたスピーカーの性能を考慮して、あえて2KHzあたりを持ち上げているので
今の環境で再生すると変な音に聴こえる。(黒澤作品に多く関わった佐藤勝氏談)
15 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/09(火) 08:33:46 ID:M2fvhk9w0
黒澤映画=設定は日本的だが、映像が西洋人以上に西洋的
小津映画=題材は普遍的だが、映像が日本的
16 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/09(火) 08:34:17 ID:LsDiKRdS0
黒沢映画は人物が汚い。
暴れん坊将軍の方が数倍いい。
17 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/09(火) 08:39:36 ID:WXEb3nYm0
声が聞き取りづらいって致命的だな。
初見で見た時巻き戻し10回ぐらいやったわ。
何言ってるかわかんねぇんだよ
ジャニーズでリメイクする噂って本当?
19 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/09(火) 08:47:03 ID:ZNprBF5V0
>>18 個人的には映像のリメイクはオリジナルに勝てないと思う。
最近のリメイク見たけど、なんつか、素のままで最高の美酒に、
砂糖とハチミツとアンコでドロドロにした印象。
20 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/09(火) 08:48:10 ID:Lv2MWzPK0
名作なんだろうけど あんまり好きな映画じゃないな
22 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/09(火) 08:50:02 ID:7WnnO+lj0
昔の日本映画は役者の口調自体に違和感がある。
感情が先走った大根役者みたいな。演技の概念が今と違うのか。
何度か黒澤映画を見ようとしたが、それで毎回途中で挫折。
画はどうでもいいから、音を鮮明に、且つバランスよくしてくれたら、それでいい
24 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/09(火) 08:52:58 ID:tuvPjQ6bO
>>15 シェークスピアから題材とってるのに
設定は日本的ってどうよ
ナタリー・コールとナット・キング・コールのデュエットみたいな
高音質化も、金さえあれば可能なはず。
26 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/09(火) 08:57:29 ID:huknwmZXO
27 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/09(火) 08:57:36 ID:ZNprBF5V0
>>22 同意。七人の侍では百姓たちの大げさなしゃべりがまるで聞
き取れないし、共感しにくい。
でも三船とか志村喬の雰囲気は、さすがに今の役者では出せ
ない味かな
>>22 あー何かすげー分かるわ
喋り演技が何か紙芝居みたいと言うか
上手いって思えた事がない
29 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/09(火) 09:01:33 ID:Nrvurdcd0
アメちゃんは黒澤大好きだな
でも日本には他にもいい監督いっぱい居るぞ
成瀬が理解出来るようになったらアメリカも文化が成熟してきたって認めてやってもいいかも
黒沢映画全作品デジタルリマスタしてBD化お願い。
31 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/09(火) 09:13:29 ID:MteSsjj50
ブルーレイで出せ
あれは芥川龍之介の原作や、宮川一夫のカメラが天才なんであって。
黒澤ファンの俺でも、「黒澤明の名作」とか違和感を感じるわ。
33 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/09(火) 09:23:44 ID:ZNprBF5V0
羅生門は、あの門がすげー印象つよかったけどな。
おどろおどろしいというか、昔はまさにこうだったろう、みたいな。
それに、迫力だすために、ただの水の雨では納得いかないので、水墨
の黒い雨を降らせたってのも黒澤のただ者ではないとこかと。
>>26 公開前にマスゴミが騒ぐだけで公開後は恥になるほど知られないから安心しろ
35 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/09(火) 09:26:42 ID:3Q40AUyyO
最近の役者さんは味がない
のっぺりしている
力を入れずに味がある役者さんが欲しいなあ
>>14 黒澤の映画以外は聞き取りにくいってことがほとんどないので、
黒澤の演出の問題。セリフは勢いを一番重視する。
当時はアフレコだから、何回も撮り直しで。
セリフが聞き取りにくいって事は当時から言われていた。
俺も聞き取れるから、黒澤本人も聞き取りに問題はなかったんだろうけど。
>>33 白黒映画の時代は、
映像に迫力や説得力を見せるために、
生で見たらおかしいような色を付けることは良く行われていました。
黒澤以前から。
どん底って黒澤映画の最高峰だと思ってたんだけど
山中の人情紙風船の影響もろに受けてるんだな
でもどん底はやっぱり素晴らしい
俺的ベスト3はどん底、デルス・ウザーラ、どですかでん
39 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/09(火) 09:44:29 ID:ZNprBF5V0
>>37 そなんだ。そういう映画の技術史みたいなのはよく知らない
んだけど、黒澤の評価が今でも衰えないのは映像へのこだわり
が尋常ではないからってのはあると思う。たとえば新幹線から
の撮影で邪魔に感じた家を買い取って壊したとか、川にうつる
影が気に入らないので巨大なカーテンをつくって川をおおった、
とか。黒澤映画の本質ってのは、シナリオよりも、そういうと
こにあるような気もするんだな。
ヴェネチュアで賞とった映画で面白いのなんか観たことない。
>音声が悪くて聞き取りづらいってみんな書いてたな
そういう奴は音質がよくても聞き取れないw
音質が悪いのは確か。
ただし、知ってる語彙なら聞き取れない部分があろうが
脳内補完できる。
意味のわからない言葉はいくら音質が良かろうが
聞き取れるわけもない。
「れんたつのし」と聞こえても
「練達の士」という言葉を知らないと
聞こえないのと同じだからな。
42 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/09(火) 11:53:16 ID:/1bPErN70
字幕入れればいいんじゃね? 吹き替えより安くあがるし
「市民ケーン」と「羅生門」は期待外れ度がかなり高いな、おれの中で。
羅生門はストーリーが素晴らしいんだよ、、、
それが分からないのは単に理解できてないだけだろ。
西洋ではこの黒澤の映画で、真実とは何か?という問いに
哲学的ショックを受けたんだよ。だから今なお評価が高い。
45 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/09(火) 12:49:48 ID:ZNprBF5V0
羅生門の原作は芥川の「藪のなか」だから、別にストーリー
をほめるだけなら芥川をほめればいいんで。ストーリーの
うえにコーティングされた黒澤でなきゃできなかった演出
とか映像ってのがあると思うよ。ストーリーがいいだけなら、
誰がつくってもほめられるはずだけど、現実にはそうならな
いわけだし。
このスレの伸びなさがすべてを語ってるw
47 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/09(火) 12:58:32 ID:qltrkiUVO
じいちゃんが作品に対して語っちゃう人は全然理解してないからだって。。。よって、おまえらwww
48 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/09(火) 13:12:41 ID:YN7luGLk0
「デジタル復元」ったってデジタルビデオカメラでポジフィルム撮影するだけだろ。
1枚1枚フォトショで人手で補正する訳じゃないんなら期待できないね
49 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/09(火) 13:15:38 ID:11bH9hk+0
羅生門は日本ではそれ程評価高くなかったって聞いた事あるね。
海外では評価が高いって。
50 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/09(火) 13:16:58 ID:ok4YvFnW0
七人の侍見たけどあんなに面白いとは思わなかった
好みの問題だとわかってはいるが、
羅生門は面白い映画だとは思わないな。
52 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/09(火) 14:10:51 ID:/x8MedSQ0
特に黒沢FANでもないが赤ひげと椿、どですかでん、天国、野良は良かった
そんな俺でも、時代劇chだったか姿三十郎ってのはこれ最高くらいキタ
デジタルリマスターって音声のほうにも手入れ出来るん?
54 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/09(火) 14:16:44 ID:L0JisZml0
光と影の使い方は良かったな
55 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/09(火) 14:18:46 ID:wDtoHxRhO
>>49 海外は芥川を知らないからね
芥川を知ってる日本では原作レイプにしかみえないだろ
ストーリーの大半は「藪の中」だけど、最終的なテーマは「羅生門」になってるんだよな。
57 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/09(火) 14:23:05 ID:YPYTVio0O
三船御大ががなりまくるから聞き取れない箇所が幾つもあるので字幕つけろ〜い!
ラストの志村喬の赤ん坊強奪は許せないwww
あいつは信用出来ん!
58 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/09(火) 14:24:24 ID:eZxv0Tte0
いまさらだけど、この映画、藪の中のストーリーじゃなく、羅生門そのままのストーリーで行けばよかったのにと思う。
黒澤さんカンタベリー物語かなんかを意識したのかな・・・
59 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/09(火) 14:25:35 ID:YPYTVio0O
>>41 はぁ? ちょっと何言ってるかわからない( ゚д゚)、ペッ
60 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/09(火) 14:26:54 ID:l48aYj3+O
初めて見たときは衝撃を受けた。
大昔の日本人はスゲーて思う。
ラショウモンじゃないところにもびびった
宇宙の七人を観たとき、リメイクって残酷だなと思った。
カラライゼーションも頼む
白黒はきつい
63 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/09(火) 14:37:34 ID:eZxv0Tte0
もうあちこち弄るならリメイクした方がいいよw
あれはあのままで保存しておけばいい。
つーか、芥川の原作はシェイクスピアのように舞台で普遍化できると思うけど。
>>49 藪の中に羅生門を足そうと考えたのは
橋本忍。でも途中で投げ出してしまって
黒澤が仕上ることになった。
ハリウッドがリメイク→なぜか学園設定に
67 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/09(火) 14:40:43 ID:3GOBlUbB0
>62
それはないだろ。そこまでしなきゃ見られないならはなから見るなって話だ。
68 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/09(火) 14:41:55 ID:eZxv0Tte0
まあ、藪の中はビジュアルがいまいち映画的でないというのもわかるけどな。
羅生門をどんと作ってしまって雨降らせればいい絵になるし。
69 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/09(火) 14:49:53 ID:eR0Boh2W0
やっぱ三船敏郎がいないと、黒澤映画の魅力も半減以下になるな。
70 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/09(火) 14:54:13 ID:d/lQg9n0O
当時の海外映画関係者にとって羅生門のスト−リ−は
かなり衝撃的だったみたいだね。
71 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/09(火) 15:02:31 ID:2IcJIvg/0
黒澤映画はほとんど観ているのだが、
声が聴きづらいのは、俺の聴取力が低いのかとずっと思っていた。
このスレ観て皆が同じ感想なので安心したわ。
黒澤が生きてたら、間違いなく色をつけるだろう。
「理想の映画形式はパートカラー」と本人も言ってるし。
恥丘が萌えとる!ああ〜・・・とうとう恥丘が萌えてしまった・・あー・・
74 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/09(火) 15:05:51 ID:Otq73nZB0
>>71 おれは日本人だけどDVDで字幕つきで見てるよ
他に蜘蛛の巣城も聞き取りが難しい。これも字幕で見てる。
75 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/09(火) 15:07:03 ID:qLuN83pU0
蜘蛛巣城はたしかに聞き取り難い
76 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/09(火) 15:09:55 ID:cHbX4DyL0
映像テクニックで最初が多い作品、森の中を徘徊するシーンはカメラを360度回転させ永遠と志村が
森の中を行くとか。そして映画史上初めて太陽にカメラを向けたカット。それしても黒沢明は
どしゃぶりが好き、フィルムに雨が映らないからと牛乳を混ぜたり墨汁をいれたり、結局大粒の
水をポンプ車から撒く、お蔭で撮影地の水道が出なくなったりした。
助監督とした羅生門についた加藤泰さんが講演でおしゃっていました。
蜘蛛巣城の最初の伝令のセリフを初見で聞き取れる人は、ほとんどいないだろうなあ。
79 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/09(火) 15:28:23 ID:ZnoHhsgT0
>>29 釣りか?
成瀬巳喜男は日本よりもむしろアメリカでの評価が高い。
80 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/09(火) 15:29:37 ID:CwZDk85D0
黒澤の映画は画質より音をなんとかして欲しいわ
ヘッドフォンでもわかりにくい音声なのか?
冒頭の大雨のシーンは
放水車数台で水をかけまくって
付近一帯の断水を引き起こしたらしい
83 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/09(火) 15:58:46 ID:+5C4zvaN0
てことは映像はそのままで
音声だけリマスター(リミックス?)した方が
いいんじゃない?
84 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/09(火) 16:06:11 ID:uMcBJ4MX0
密林の撮影中 スタッフが小道具の弓矢で鹿射止めて
皆で焼いて食ったそうな。
85 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/09(火) 16:16:24 ID:F/n6VSsk0
>>46 朝このスレ見たときは20ぐらいで打ち止めかと思ってたら80まで伸びてるんでびっくりだよ
姿三四郎の幻の部分もお願いします
>>76 映画史上初めてじゃないよ。カメラを一瞬遮るテクニックはドイツ映画からだし。
太陽だって黒澤以前にもあるよ。
>>86 完全版持ってるけど、まだ世間一般的には幻なの?
とっくに市販されてるもんだと思ってたが
89 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/09(火) 17:42:00 ID:ZNprBF5V0
>>72 どうせ直すなら少し映像がきれいになる程度ではつまんない
から、色つけてほしいよね。たしかマイフェアレディなんか
職人芸で色あせてた色を撮影当時の色に復元したみたいなこ
と聞いたことがあるので、可能なんじゃないかな。
>>88 91分のでしょ、あれでも不完全なんですよ
台詞なんか字幕でいいじゃないの。
>>78 あれは相当、文語体の日本語になれてないと無理だわw
>>87 ベルリンオリンピック。
黒澤も野良犬で「羅生門」より先にやってるよ。
93 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/09(火) 19:50:06 ID:ehajtbmw0
黒澤もいいけど成瀬や溝口や小津もいい
この4人は10本以上凄い傑作を作ってる
だけど他にも3本とか5本の傑作作ってる監督がいっぱい居るし
この一本だけは傑作って人まで入れたら50人以上凄い監督が居るんだよな
邦画がつまんないとか言う寝言は戦後GHQによる日本弱体化政策の残滓だよ
1930年代1950年代の邦画を観れば昔の日本人がいかに立派だったかがわかる
そろそろ洗脳が解けてもいい頃だろ
94 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/09(火) 19:55:14 ID:TI+I5e6rO
結局、犯人はだれなの?
96 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/09(火) 20:03:17 ID:DZPCrcbz0
デジタル技術とやらで「白痴」の完全版を復元してくれ。
97 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/09(火) 20:03:40 ID:4DnZuild0
>>22 >>27 あの当時の海外の俳優もそんなもんだろ。
七人の侍の百姓たちの大げさなしゃべりが
「シェークスピアの悲劇を観ているようだ」と海外で受けてたんだからw
自然体の三船は、あの当時の世界中からみたら稀。
98 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/09(火) 20:08:59 ID:IuJDYHnjO
天海祐希が出たやつでいいじゃん。
99 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/09(火) 20:09:28 ID:J65WI8jB0
「用心棒」「椿三十郎」あたりになると台詞が聞き取りやすくなってるよ
録音方式が変わったのかもしれんけど
姿三四郎と白痴の完全版を死ぬまでに見るのが俺の人生の目標
>>94 映画評論家のドナルド・リチーは志村喬の木こりが真犯人という説を書いていた。
それまでの語り手は全部嘘をついていたのに志村だけが本当の事を言っていたというのは不自然。
仮に刀を盗んだだけなら捨て子を引き取るのも強引だから。
なるほどと思ったね。
実は三船が殺してたってだけじゃどんでん返しでも何とも無い。
溝口や小津の映画も台詞が聞き取りづらいんだけど。
白黒の映画はテレビやビデオでみると見づらいんだけど
映画館でみると全然違って見える。なんで最近は、
昔の映画は300円出してレンタルするよりも
(1本あたり)600円だして名画座にいくほうが多い。
104 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/10(水) 00:03:59 ID:zBCUivl60
>>22 俺も違和感を感じていたけど、1950年代に収録されたラジオ番組を聞いてから認識を改めた
街の人にインタビューした番組で、インタビューされた人の口調が昔の日本映画みたいな口調だった
あの時代はあんな喋り方が普通だったんだなあと
105 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/10(水) 00:11:27 ID:Ffzkqaoe0
黒澤リメイクで成功したのは
小雪出演の未公開作品「飛ぶ〜こんな夢を見た」だけ
黒澤映画はつまらん。あれは絵画だ。絵を描かない人間には良さがわからない。
俺は小津映画のほうがずっと好き。
107 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/10(水) 00:14:51 ID:9MxRkBfD0
宮川一夫のカメラワークにつきますな。
これがなかったら賞は取れなかったかも。
108 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/10(水) 00:16:44 ID:kioIoGsi0
人間ってモノ考えさせられた原作「藪の中」面白いよね。
110 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/10(水) 00:19:38 ID:h71fOa9z0
この前BSでみたが蜘蛛巣城のラストシーン
本当に矢で狙ったんだな
凄すぎる
>>49 羅生門がコケて、しばらくは次の映画が撮れないみたいな空気になってる時に
海外で受賞(本人は寝耳に水)
そうしたらさっそく映画会社から次の作品よろしくとやってきた
113 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/10(水) 00:22:30 ID:lGWT1VAB0
左卜全はいまだに何をいっているのか
わからないセリフがいくつもある。
114 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/10(水) 00:24:40 ID:9MxRkBfD0
無理もねえ・・・・・今日という今日、
人を疑わずにいられるはずがねえ・・・・・
恥ずかしいのはおれだ・・・・・
おれには、おれの心がわからねえ。
115 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/10(水) 00:24:50 ID:kioIoGsi0
全員嘘付いてるって事なんだろうが、結局あの話って誰の言ってる事が正しいんだ?
そういや観たことないわ
>>110 あのラストシーンはサービスしすぎで
笑っちまった
ていねいに首に刺さった矢を360度ぐるりと回って見せたし
ああいうのをわざとらしいと思う人もいるんだろうな
そこら辺が外国人受けするところかな
118 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/10(水) 01:56:52 ID:5bgEHWEw0
>>115 人にはそれぞれに言い分があるってオチで、誰が正しいとかは暈してるから分かりようがないんじゃ?
映画は杣売りの言い分が一番近い感じがする。
日本で初めてレイプを映像として描写した作品?
120 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/10(水) 03:05:22 ID:1ZuS65Q10
>>94 そんな推理はいいんだよ。
この物語のテーマがわかれば藪の中という言葉の意味もわかり、犯人あては無意味で野暮だと感じるようになる。
「人は嘘をつく生き物だ」というのが作品のテーマであって
事件の真実そのものは重要ではないという事なんだろうね。
ラストに関しては
真実が何であろうと他人を信じる事なしに人は生きてはいけないという事を言いたいんだろう。
122 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/10(水) 04:40:34 ID:ZUoDotXw0
あれって客観性の不確かさがテーマなんじゃ無いの?
真実は当事者によって違うってことなんじゃない?
123 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/10(水) 04:44:49 ID:8gSGA/mLO
キタ━━━ヽ( ゚∀゚)人(゚∀゚ )メ( ゚∀゚)人(゚∀゚ )メ( ゚∀゚)人(゚∀゚ )ノ━━━!!!
124 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/10(水) 07:33:50 ID:xBNXt7IK0
全部、黒澤の功罪っつーのもヘンな話なんだけどな。
「羅生門」なら、橋本忍。「用心棒」「椿三十郎」なら、菊島隆三。
小国英雄だって、いつも仕事してる。
黒澤の映画で冗長な説明セリフ書いてるのは、菊島だろ。「用心棒」の
東野英治郎が状況説明するのは、何度聞いてもワケわからん。あれは
脚本のせいだ。
126 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/10(水) 08:42:33 ID:xBNXt7IK0
日本での評価より海外でのほうが評価が高いのは、なまの
セリフや文章が聞きづらいのと理解しにくい文章ってのは
あるかな。外人向けの字幕はもっと簡潔に理解しやすくな
っているのだとしたら、それもうなずける。
みんなもいってるように映像は申し分ないのだから、そん
なものをいじるより、音声をどうにかしないと。
127 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/10(水) 08:44:02 ID:tafH6IAl0
この映画エッチだよな。
128 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/10(水) 08:53:05 ID:2+t+9Ng90
話は買わんが、宮川一夫のカメラは素晴らしいから、これは楽しみ。
サミュエル・ゴールドウィン・シアターって座席数が千席以上ある大劇場
なのに、無茶するなぁ。。。
>>125 ぎゃはは。確かに意味はよくわかんないねぇ。
黄門様あの勢いと口調は大好きだなぁ。
131 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/10(水) 13:12:50 ID:1ZuS65Q10
>>124 おまえは書き込まないほうがいいぞ。
猿が意見を述べることは禁止する。
おまえは一生、千差万別といい続けて猿のままでいろやwww
>>122 それは、ふつうに納得のいく解釈のひとつ。
これは推理小説ではにゃあーよ。
132 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/10(水) 13:35:12 ID:rZoD5Lkk0
この映画、公開当時は難解でさほど評価されてなかったのに、外国で賞取ったら
急に評価が上がったんだよな。
いつの間にか名作になってるし。
これは駄作だよ。
>>112 それはだいぶ事実とは違うぞ
黒澤が羅生門の受賞を聞いたのは「白痴」の撮影中
つまり次の映画はもう撮ってたんだよw
あまりいいかげんなことはいわんがよろし
>>133 「白痴」公開1951年5月23日
羅生門の受賞は同年9月10日
とっくに撮り終わってる。
135 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/10(水) 14:06:32 ID:0mrlfzRw0
>>131 わからんかな?
つまり真実はひとつと信じ込んでいる自称知識人の馬鹿さか
げんを笑っているわけだろ、この話は。
>>134 ああ、すまん勘違いだ
しかし論旨は間違ってない
137 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/10(水) 21:44:39 ID:icOE4xMh0
「これを越える映画はないし、これからも出てこない」byペキンパー
「この映画には神が宿っている」byベルイマン
外人の黒沢評は信用できない
連中が持ち上げてるの時代劇ばっか
>>138 本当に時代劇なら評価されるというのなら
マキノも伊藤大輔ももっと評価されてるし
140 :
名無しさん@恐縮です:2008/09/11(木) 02:59:04 ID:RsGOjuqG0
>>137 やっぱり黒澤は偉大な監督だな。わかっている人はちゃんとわかってる。
わかってないのは
>>138みたいなアホだけかw
この作品の完璧さを考えると
一流のプロからの評価が高くなるのは当然
シーンや台詞にひとつも無駄がない
>>138 おまえは「ゴッドファーザー」の冒頭が、「悪い奴ほどよく眠る」の結婚式の
オマージュだってことを忘れてる。時代劇以外も評価されてるよ。
ゴッドファーザーの冒頭が結婚式だっていうのは少々無理があると思うんだが
>>65 投げ出したんじゃないよ。
まだサラリーマンをやりながら脚本家を目指していた頃だから、
時間が取れなかった。だから黒澤が羅生門シーンを前後に挟んだ。
>>144 黒澤にこれじゃ短すぎて映画に出来ないからと
いわれて、「羅生門を加えて膨らませます」と答えたものの
口からでまかせだったから、どうやって「羅生門」と繫げるのか
自分でもわからない、困ったと思ってたら
黒澤が自分でやるからということになりほっとした。
というのが真相らしい。
投げだしたでも間違いじゃない。
>>143 それ、どういう意味?コニーの結婚式だが。
「悪い奴〜」を見て、複雑な人間関係を説明する方法をいただいたって、
本人がインタビューで答えてるんだが。黒澤の追悼番組でやってたよ。