【映画】謎めいた力道山の死、ロッキード事件の裏舞台…日本の暗部を描いた「東京アンダーワールド」ハリウッドで映画化

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1秘丘、愛液塗れ'φ ★
 ノンフィクション作家ロバート・ホワイティングが戦後の日本の裏社会を描いたベストセラー小説
「東京アンダーワールド」の映画化権を、ワーナー・ブラザースが取得したことが明らかになった。

 同書の主人公は、実在のイタリア系アメリカ人ニック・ザペッティ。第2次世界大戦後の日本に
進駐軍の一員としてやってきたザペッティは、東京でのボロ儲けをもくろみ、六本木にピザレストラン
「ニコラス」をオープンする。やがて60年代の東京ナイトライフの中心となった同店には、政治家、やくざ、
プロレスラー、高級娼婦などさまざまな人間が集うようになる。日本のヤミ社会と深く関わり、
東京のマフィア・ボスと呼ばれた男の物語だ。

 内容的にも、謎めいた力道山の死、ロッキード事件の裏舞台が暴露されていることから、
日本でもベストセラーになり、翻訳本の帯に「ドリームワークス製作、マーティン・スコセッシ監督映画化」と
宣伝され、話題になった。

 原作者ホワイティングは日本在住の作家で、代表作に日本野球を世界に紹介した
「菊とバット」などがある。このほど映画化権を取得したワーナーは、同氏を製作顧問として迎え、
フィリップ・ノイス監督の新作「The Art of Making Money」(2010年全米公開)でデビューする
新進脚本家フランク・ボールドウィンを起用する。

http://eiga.com/buzz/20080811/8

「東京アンダーワールド」
http://www.kadokawa.co.jp/bunko/bk_detail.php?pcd=200201000035