【文学】中村弦さんの「天使の歩廊 ある建築家をめぐる物語」に決まる・第20回日本ファンタジーノベル大賞

このエントリーをはてなブックマークに追加
1どあらφ ★
日本ファンタジーノベル大賞、会社員・中村弦さんが受賞

第20回日本ファンタジーノベル大賞(読売新聞東京本社・清水建設主催、
新潮社後援)の選考結果が8日発表され、大賞は東京都の会社員、
中村弦さん(45)の「天使の歩廊 ある建築家をめぐる物語」、優秀賞は
東京都の小説家、里見蘭さん(39)の「彼女の知らない彼女」に決まった。

賞金は大賞500万円、優秀賞100万円。授賞式は11月25日、東京・
丸の内のクラブ関東で。受賞作は11月に新潮社から刊行予定。

引用元
http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20080808-OYT1T00557.htm

第20回候補作品発表|日本ファンタジーノベル大賞|新潮社
http://www.shinchosha.co.jp/prizes/fantasy/
2名無しさん@恐縮です:2008/08/08(金) 19:31:01 ID:2hnvXoxBO
2…なの?
3名無しさん@恐縮です:2008/08/08(金) 19:42:42 ID:IighN1yk0
まぁ5ぐらいだろ
4名無しさん@恐縮です:2008/08/08(金) 19:43:55 ID:AB/e1r+W0
つまらない小説ばかりが賞をとる。そんな世の中。
5名無しさん@恐縮です:2008/08/08(金) 19:46:30 ID:ZRFRw6M70
小説って年齢はあまり関係ないのか?
関係あるのはラノベだけ?
6名無しさん@恐縮です:2008/08/08(金) 19:52:11 ID:5cH3WJwX0
俺も大学卒業までの期間に何か書いてみるか
卒業以降は無職だから仮に受賞しても
その頃には既に死んでるだろうケド…
7名無しさん@恐縮です:2008/08/08(金) 19:54:58 ID:YiFtlQGZO
この賞のレベルの高さはガチ

でも何故か新潮社はやる気なし
8名無しさん@恐縮です:2008/08/08(金) 20:19:15 ID:MvPyKgmr0
ファンタジーブームの頃に創設されたのは良いが
出て来る作品が広義のファンタジー過ぎて何がしたかったんだかよく分からない賞
しかし受賞作のレベルの高さは有名
9名無しさん@恐縮です:2008/08/08(金) 21:24:49 ID:dBltl43p0
2007年現在

★出身作家(1989年〜)

【大 賞】
酒見賢一 佐藤亜紀 佐藤哲也 池上永一 銀林みのる 井村恭一
山之口洋 宇月原晴明 粕谷知世 西崎憲 森見登美彦 平山瑞穂
西條奈加 仁木英之 弘也英明

【優秀賞】
山口泉 岡崎弘明 鈴木光司 原岳人 北野勇作 南條竹則 藤田雅矢
嶋本達嗣 葉月賢 城戸光子 佐藤茂 沢村凛 涼元悠一 森青花
斉藤直子 畠中恵 小山歩 渡辺球 越谷オサム 堀川アサコ 久保寺健彦

[最終候補作]
岩本隆雄 武良竜彦 加藤正和 村上哲哉 恩田陸 小野不由美
高野史緒 国分寺公彦
10名無しさん@恐縮です:2008/08/09(土) 00:21:24 ID:QjvPQiLp0
>>8
新人賞としての打率の高い賞だな。
11名無しさん@恐縮です:2008/08/09(土) 01:32:46 ID:U3/CjD7J0
候補作の「龍守の末裔」ってのも読んでみたかったage
12名無しさん@恐縮です:2008/08/09(土) 01:35:35 ID:IuIZ9OsbO
後宮小説はよかった
13名無しさん@恐縮です:2008/08/09(土) 06:56:10 ID:8tbhFP3W0
大手出版社から出版すると印税は10%。
自分で作って出版すれば利益は100%自分のもの。
自費出版なら5万部しか売れなくても1800円で売れば
利益は5000万円くらいになる。
大手と契約するのは賢くないと思うのだが。
14名無しさん@恐縮です:2008/08/09(土) 09:56:06 ID:eV51iSar0
>>13
自費出版の本を1800円で5万部も刷るのがどれほど大変か…
売れなかったら大損だろ
15名無しさん@恐縮です:2008/08/09(土) 10:32:54 ID:ZmDz+r/z0
マンガは同人で十分って考えの奴は多い
16名無しさん@恐縮です:2008/08/12(火) 00:57:06 ID:V9rligwu0
age
17名無しさん@恐縮です
第20回日本ファンタジーノベル大賞に決まった 中村弦さん
http://www.yomiuri.co.jp/book/news/20080811bk08.htm

◇なかむら・げん 45

 尖塔(せんとう)やレンガ壁がロマンを誘う古い西洋建築には、時の流れと人々の思いが刻まれている。

 「東京の旧前田侯爵邸や横浜の異人館を見るのが好き。どんな人が建てたのかと想像していたら話が浮かんできた」

 生者と死者がともに暮らせる。嫉妬(しっと)や苦い過去を忘れさせてくれる――天才建築家の建てた館が奇跡を起こす受賞作「天使の歩廊」は、
明治から昭和のノスタルジーに心地よい不思議が溶け合う。選考会でも「完成度が高く叙情性に優れている」と絶賛された。

 小学生で見たSF映画をきっかけに空想や幻想を含む文学を愛好し大学の卒論は小松左京論。
卒業後は約10年間、デザインの世界に身を置いたが、「目に見えるものの向こうに、
透けて見える異世界を言葉で表したい」と小説執筆を再開。出版社勤務の傍ら新人賞に挑んできた。
幻想を好むのは「現実の世界がすべてでないと考えると生きるのが楽になる」からだ。

 今は「五輪代表に選ばれたような緊張と責任」を感じるという。「うれしさが分かるのは改稿し本になった後」。
完璧(かんぺき)を目指す物語の建築家だ。(文化部 佐藤憲一)

(2008年8月11日 読売新聞)