X JAPANやLUNA SEAらが巻き起こしたヴィジュアル系ムーヴメントから10数年の時を経て、
いま再び盛り上がりを見せているネオ・ヴィジュアル・シーン。
いまや海外での人気も確固たるものになったネオ・ヴィジュアル・シーンから、新たな刺客…
いや、飛び道具というべきか?“オネェマン”がヴォーカルを務めるバンドが現われた。
彼らの名前は、Wizard(ウィザード)。kaito(Vo)、ますみ(G)、咲綺(B)、HIRO(G)、
悠〜はるか(Dr)の5人編成で、この7月23日に、およそ3年間のインディーズ活動を総括した
インディーズ・ベスト・アルバム『with』をリリースしたばかり。
そこでさっそく、BARKS初登場となる彼らにコメントをもらったところ
「あたいらね、Wizard…東京を拠点に全国で活動してる。オカマバンドって言われてますけど、
べつにバンドがオカマじゃなくて、あたしがオカマなだけ」と、
冒頭から確かに他のヴィジュアル系バンドとはノリが違う。
このキャラクターが、本物なのか“そういう設定”なのかは謎だけれども。
かつて80年代に熱狂的なファンを獲得したロックバンド、キラーメイのキャッチフレーズは
“悪魔からオカマへ”だったが、メンバーがオカマだったわけでもそれ風な芸風だったわけでも
ない。また、現在は乙女キャラのメンバーを擁するバンドも多数いるが、フロントマン、
しかもヴォーカルがオネェマンっぷりを前面に出しているバンドは見たことがない。
そんな、オンリーワンなWizardだが、サウンドはいたって直球で、歌メロの立ったキャッチーな
楽曲が多い。ということで、Wizard未体験のかたもそうでないかたも、『with』をチェックして、
ライヴに足を運んで、彼らの魅力の深層に触れていただきたい。
(ライヴ・スケジュールはソースのリンクにてご確認ください)
BARKSニュース
http://www.barks.jp/news/?id=1000042140 ◆画像 Wizard
http://img.barks.jp/image/review/1000042142/p1.jpg http://img.barks.jp/image/review/1000042142/p2.jpg Wizard公式HP
http://w-i-z.com/pc/index.html