山本モナと二岡のラブホ不倫騒動は冷めるどころか、阪神ファンの間でさらにヒートアップしていた。
注目の二岡が甲子園に上陸した21日、熱狂的なトラ党が集まる店として有名な西宮市内の居酒屋
「虎」の大平洋一郎店主が、宿敵・巨人の不祥事を題材にして驚きの新メニューを完成させたのだ。
その名も「二岡とモナのバッター痛め」。サブタイトルに「巨人選手会長 ナベツネ不倫OK」とある。
料理ははまぐり、ソーセージ、ゴーヤーをバターで炒めたものだが、はまぐり、ソーセージが何を
意味するかは言うまでもない。ゴーヤーは「大人の恋のほろ苦さ」を表現し、料金は東京・五反田の
ラブホテル料金とされる9800円の10分の1の980円。何から何まで不倫騒動にこだわった逸品だ。
大平店主は「紳士球団とか言っておいて、あれはいかんわな。今の話題は二岡とモナやからなあ。
巨人の選手会長やしねえ。値段は9800円といきたいところだったけど、まあ980円でしょう」と
遊び心いっぱいに説明した。
居酒屋「虎」は、阪神甲子園駅から西へ2駅の今津にある。トラ党なら誰もが知っている店で、
店内には選手のサインやグッズなどがところ狭しと飾られている。割りばしの袋には「巨人ファン
おことわり」。メニューの1番人気はスタミナ焼き肉の「男 金本」で、相手チームを食らう意味から
「巨人のタタキ」(牛肉のタタキ)、「中日のバッター痛め」(海鮮バター炒め)、「ヤクルトの落目焼」
(スタミナ炒め&目玉焼き)、「広島の串ざし」(カキ串)、「横浜のから揚げ」(鶏の空揚げ)などがある。
気になる味の方は、しょうゆバターの風味が何とも香ばしくて食欲をそそる。はまぐりは程よく
軟らかくて、小ぶりでもなかなか肉厚だ。そしてソーセージ。こちらは口に運ぶまでに相当な勇気が
必要だったが、いざ食べてみるとこちらも実においしい。ゴーヤーの苦味がアクセントとなり、
ビールのつまみに最高。この季節、阪神ファンの間で大ヒットすることは間違いないだろう。
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