11日、新宿バルト9にて、第17回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭が開幕、
華やかなオープニングイベントやトークセッションが行われた。
当日の会場はほぼ満席で、熱気あふれる雰囲気。やがて会場が暗転し、客席の後ろから、
鍛え抜かれたボディーの男性2人がライトセーバーを手に登場し、妖艶に踊りながら舞台へ向かっていった。
次いで、ド派手なドレス姿の司会者・マーガレットが現れ、「この映画祭は今年でもう17回目。人間で17歳っていうとやりたい放題(笑)。
ということで、やりたい放題やらせていただきま〜す!」と宣言し、ハイテンションなトークを繰り広げた。
その後オープニング作のアメリカ映画『シェイクスピアと僕の夢』を上映。
終了後に監督のトーマス・ガスタフソンとプロデューサーのコーリー・J・クルークバーグが登壇し、
トークセッションを行った。同作はシェイクスピアの「真夏の夜の夢」をモチーフにしたミュージカル。
主演の高校生ゲイカップルを演じる青年2人は、日本人好みの超美形だ。監督はキャスティングの際、
当初ハリウッドのビッグスターにオファーしたが、「ゲイの役はやりたくない」と断られてしまったそう。
結果、「自分で素晴らしい新人を発掘出来た」と満足げに語った。
自身もゲイであり、そのために少年時代に苦労した経験が作品に反映されている、とも語る監督。
そんな監督やプロデューサーに、「映画祭のスタッフはちゃんと部屋にダブルベッドを用意した?」など
ユーモラスな質問や突っ込みを入れ、会場を笑いで包むマーガレット。
その率直なトークと強烈な存在感で、終始場を盛り上げまくっていた。
第17回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭は、新宿バルト9にて7月11〜13日、青山スパイラルホールにて7月17〜21日にかけて開催。
アカデミー賞受賞のドキュメンタリーや、カンヌ映画祭コンペ部門に出品された作品など、17か国から選び抜かれた映画が上映される。
ソース:
http://cinematoday.jp/page/N0014457 (画像)妖艶な登壇者
http://cinematoday.jp/res/N0/01/44/N0014457_l.jpg 関連リンク:
第17回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭公式サイト
http://tokyo-lgff.org/ (注意:音が出ます)