【野球】二岡さんに負けない!巨人の“ヤングボーイズ”岩館&寺内が初のお立ち台で涙と笑顔

このエントリーをはてなブックマークに追加
1すてきな夜空φ ★
初めてお立ち台に立つと、今までの苦労を思い出した。岩舘は目頭を押さえ、寺内は
心の底から笑った。「本当にうれしいです」当たり前の言葉しか出てこなかった。
表情は違ったが、2人とも「やるしかない」という思いは同じだった。

派手さはない。どでかい一発もない。だが、誰にも負けない闘争心があった。
1点リードの4回、まず舞台を整えたのは寺内だ。1死一塁で、ヒットエンドランの
サインに応える左前安打を放ち、グライシンガーのスクイズを呼んだ。
リードが3点となり、なおも2死二塁で、今度は岩舘が続いた。高めの直球を
振り抜くと、打球は右中間で弾む適時二塁打。若武者2人で扉を開き、そしてダメを押した。
3打数3安打でプロ初の猛打賞をマークした寺内が「スタメンで結果が出ていなかったんで、
うれしいです」と言えば、2つの二塁打を放った岩舘も「1打席1打席を必死にやっている
だけ」と冷静に話した。2本のバットがたたき出した5安打が今季最多の貯金4を
引き寄せ、今季初の2位もたぐり寄せた。

本当だったら、お立ち台には立てなかったかもしれない。
1軍昇格が濃厚だった二岡が、不倫騒動などでこの日の合流を見送られた。
昇格がささやかれ始めた6月下旬、2人は同じ気持ちを抱いていた。
「二岡さんが上がったら、2軍落ちは僕かな。でも、絶対にイヤ。何とか食らいつく」と
岩舘が言い、寺内も「いつ上がって来られるんですかね。考えても仕方ない。
やるしかないです」と気持ちを入れ直した。

続きは>>2
ソースはhttp://hochi.yomiuri.co.jp/giants/news/20080712-OHT1T00054.htm
宇宙飛行士の野口聡一さん(左)らに祝福される岩舘と寺内(右)
http://hochi.yomiuri.co.jp/photo/20080712-3317083-1-L.jpg
ヒーローインタビュー中、泣き出した岩舘
http://hochi.yomiuri.co.jp/photo/20080712-3316814-1-L.jpg