日本ハムが米大リーグ、レンジャーズ傘下3Aオクラホマのジェーソン・ボッツ内野手(27)を獲得することが4日、明らかになった。
近日中に正式発表される。主力に故障者が続出している中、
今季メジャーでもプレーしたスイッチヒッターの大砲を獲得し、リーグ3連覇を目指す。
けが人続出の窮状を、新外国人獲得で打開する。今季、メジャーでもプレーした長距離打者のボッツを獲得することが明らかになった。
ボッツは両打ちの27歳で、2005年にレンジャーズでメジャーデビュー。
メジャー通算成績は93試合で打率.230、5本塁打、28打点。
昨季は3Aオクラホマで102試合で打率.320、13本塁打、78打点の好成績を残した。
今季はレンジャーズで15試合に出場。現在は3Aでプレーしている。
打線強化が急務だった。1番打者の森本が5月25日の巨人戦(東京ドーム)で左手小指中手骨を、
中軸を担っていた高橋も1日の阪神戦(札幌ドーム)で同じく左手小指を骨折。主力選手が相次いで戦線離脱した。
また稲葉、田中ら主軸に左打者が多く、今季から新加入のスレッジも左の中距離打者。
8月開催の北京五輪期間中は代表選出が濃厚な稲葉が抜けることなども含め、一塁と外野を守れるボッツに白羽の矢を立てた。
すでに身分照会を終え、本人も日本でのプレーを望んでいるという。
3日現在、チーム打率は12球団ワーストで、チーム得点もリーグ最下位。長打力のあるボッツがリーグ3連覇への救世主となる。
http://www.sanspo.com/baseball/news/080605/bsj0806050504002-n1.htm