【国内サッカー】 ドーピング問題、CAS裁定は我那覇側の勝利
動画は見れないみたいなんで、議事録検索かけた。
http://kokkai.ndl.go.jp/cgi-bin/KENSAKU/swk_list.cgi?SESSION=29111&SAVED_RID=4&MODE=1&DTOTAL=1&DMY=29760 25-38
○友近聡朗君
ありがとうございました。
totoBIGが発売になって売上げが増えていますので、是非とも助成金額は
スモールにならないように御要望を申しまして、次の質問に変えさせていただきたいと
思います。
それでは次に、ドーピングの問題についてお伺いしたいと思います。渡海大臣は、
今臨時国会のあいさつの中で「国際競技力の向上に努めるとともに、国際的な
ドーピング防止活動にも積極的に取り組みます。」と述べられていますが、
この御発言にお間違いがないか御確認させていただきたいと思います。
○国務大臣(渡海紀三朗君)
間違いはありません。
そして、今、実はWADA、世界ドーピング機構の二年に一回の会合がマドリードで
開かれておりまして、松浪副大臣はそれに出席をいたしております。アジアの理事も
松浪さんにやっていただいております。
私も五年前にちょうど副大臣のスポーツ担当のときに同じ職にあったわけでございます。
同時に、ドーピングの問題というのは、スポーツのフェアネスといいますか、
フェアプレーの精神からすると、これは大変残念なことであります。近ごろも残念な事件が
ありました。これはサッカーというより陸上界で、金メダルを幾つ取ったのかな、
マリオン・ジョーンズは、涙の記者会見をされましたですね。
これは御本人にとっても人生にとって大変なことでありますけれども、多くの夢を見てきた、
またオリンピックという舞台を夢見ている、そういう選手にとっても大変大きな問題であります。
そういうことを考えたときに、これからやっぱりしっかりと我が国もそのことに
取り組んでいかなきゃいけない。WADAはもちろん、それから日本の国内の機構も
しっかりと今は整えておりますから、そのことを通じてこのアンチドーピングというものを
しっかりと根付いていくように、この日本の社会においても根付いていくように
したいというふうに考えております。
続く
>>739 法律に反する取り決めは、たとえ当事者間の合意があったとしても無効とされる。
例えば闇金の利率とか。
裁判や第三者に裁定を求める権利は憲法で保障されているので、それに反する
取り決めはそもそも無効となると思う。裁判とかで争った場合。
不明確・不適切な手続きの下
なんらの故意・過失が選手にありえない。
そのような状況で処罰しようとすること自体に問題がある。ってことだな。
以前、愛媛FCが入会審査のときに
突然長椅子じゃなければだめだとか鈴木が言い出したことがあったけど
不明確な規定で後出しじゃんけん的な運用、いいかげんにしろ。
○友近聡朗君
ありがとうございました。
文部科学省の方では、平成十九年五月、今年の五月ですけれども、スポーツにおける
ドーピングの防止に関するガイドラインというのを策定し、周知しております。
もし資料をお持ちでしたら、第一章の三、ドーピング防止活動の推進体制のところを
読んでいただくことは可能でしょうか。
○政府参考人(樋口修資君)
今委員御指摘の、私ども、ユネスコにおきますスポーツにおけるドーピング防止に関する
国際規約が、これが締結をされまして、私どももこれを受け入れ、我が国においても
このスポーツにおけるドーピングの防止に関するガイドラインを本年五月に制定を
させていただいたわけでございますが、今御指摘の第一章三のところには、
文部科学省といたしましては、我が国のドーピング防止活動を一元的に行うために、
国内ドーピング防止機関として財団法人日本アンチ・ドーピング機構を指定をすると、
そして文部科学省は、JADA、この日本アンチ・ドーピング機構のドーピング活動に対して
必要な支援を実施をするということを盛り込んでいるところでございます。
続き
>>738 そうだね。
Jリーグ側は、静脈注射が医療行為として必要だったかどうか
という観点に問題をスリ替えようとしたんだけど、
CASの裁定では、そもそも静脈注射が医療行為として必要か
どうかは、その時の担当医師が判断することであって、
第三者が論じる必要性は無いってとこでしょう。
○友近聡朗君
ありがとうございます。
ホームページの中でも、ドーピング防止活動推進支援事業をJADAに委託して
実施していますということが明確に書かれてあるかと思います。この内容のとおり、
JADAは文科省が認める機関であるということが分かるかと思います。
そこで、お伺いいたします。
先ほど大臣の方からJリーグのお話が少しありましたけれども、本年五月、Jリーグで
初めてのドーピング違反により、選手、まあAさんとしておきますが、選手Aが出場停止になり、
当該所属チームが制裁金支払の処分を科せられました。本件は、チームドクターの治療行為、
すなわちビタミンB1入りの生理食塩水の静脈内注入がドーピング規程違反に当たるとして
処分されたケースであります。そして今月、つい先日ですが、元チームドクターが、
選手Aがドーピング禁止規程に違反したとして受けた出場停止処分などの取消しを求めて
日本スポーツ仲裁機構に仲裁申立てを行いました。
それに対してJリーグは同意しませんでしたけれども、選手AがJリーグが仲裁に
同意することを望んでいることも先日の新聞報道などでされております。補足で申し上げますと、
治療をした担当医師が提出した日本スポーツ仲裁機構への申立書によりますと、
本件は、風邪と下痢で食事ができないまま無理をして練習したJリーグ選手が練習後
三十八度五分の高熱を発し、水も飲みづらい状態になり、所属の担当医師から
点滴を受けたことがJリーグによってドーピング違反に問われた事件であるという
内容のものが届出されております。この裁定について文部科学省に見解をお尋ねいたします。
つづく。
>>741 それを理解できるかどうか怪しいもんだがな。
自分だけは死ぬまで安泰とか考えてそうだし。
ほう、友近が尽力してたのか やっぱりサッカー関係者を
国会に送り込む意義はあるな ただ釜本がまだ議員だったとしても
協力してたかどうかはあやしいもんだが
○政府参考人(樋口修資君)
Jリーグの川崎フロンターレの選手にかかわる事件でございますけれども、
現在、今仲裁機構への仲裁申入れがあるという現状にあるわけでございます。
私ども、この問題につきましては、オリンピック競技団体については、これは少なくとも
そのJADAの規程を受け入れて、このアンチドーピングについての規程を受け入れて
対応しているわけでございますが、残念ながら、Jリーグを主としますこのサッカー協会については
現在JADAに加盟をしていないという形になっておりまして、最終的には、今のこの
紛争事案については日本仲裁機構の方にそのチームドクターからの申入れがあって、
残念ながら、現在の状況ではまだJリーグ側はこの仲裁を受け入れるという形に
なっておらないものですから、現在の段階では仲裁に至っていないという状況でございまして、
私どもといたしましては、こういう事案が長引くということは、このドーピング活動を
推進する立場にある文部科学省としても遺憾なことだと思っておるものでございますので、
この問題については関係者に対して必要な助言等を行ってまいりたいというふうに
考えているところでございます。
○友近聡朗君
ありがとうございました。
Jリーグが採用している、Jリーグの規程の中で採用している世界ドーピング防止機構、
WADAの規程によりますと、点滴治療は現場の医師の判断で行ってよいとなっています。
更に言えば、本件はドーピング違反に該当しないという見解がJADAの会長から七月に
公表されております。
先ほども申しましたけれども、文部科学省はJADAを国内ドーピング防止機関として
指定しております。さらに、当時の文部科学副大臣、遠藤副大臣でありますけれども、
WADA常任理事である遠藤利明氏が、WADAの見解を踏まえて、本件はドーピング違反に
相当しないという見解を八月に公表しております。
この一連の問題にかかわるJリーグ側の対応について文科省の見解をお聞かせください。
つづく。
○政府参考人(樋口修資君)
Jリーグ側といたしましては、これが医師の緊急に必要な医療行為であったかどうかについて、
やはり必ずしも緊急な医療行為ではなかったということでこのような処分、チームと選手に
対しての処分が行われたということでございまして、今回の仲裁の過程におきましても、
選手あるいはチームからのいわゆる仲裁の申入れではなくてチームドクターということで、
いわゆるこれは当事者ではないということでこの仲裁機構への申入れについてJリーグとしても
これは同意をしないという形になっておるということでございますので、私どもとしては、
仲裁という形では、これは当事者同士という形が取られないとできないものですから、
チームドクターだけという形ではなかなか難しいわけでございますが、この事案がやはり
本当にドーピングの観点からきちんと解決されるように、先ほど申しましたように、
やはりJリーグにもお話をお伺いをして、適切に対応されるように私どもとしても指導、
助言をさせていただきたいというふうに考えているところでございます。
○友近聡朗君
本件が起きる前から、文科省の方からJリーグに対してJADA加盟を繰り返し
行政指導をしていたのではないかと思います。文部科学省がドーピング防止機関としている
JADA及び前文部科学副大臣がドーピング違反とはみなされないと公表した見解が
無視されるのは、ある意味で文部科学省が無視されるのと同じではないかと思います。
このようなことが許されてよいのか、文部科学大臣の御見解をお聞かせください。
つづく
>>746 dクス
これからガナには去年の分も頑張ってほしいぜ
>>753 しかも愛媛選挙区で自民の大物を破って当選したところに意義が有る。
風に乗った面が多分に有ったが。
○政府参考人(樋口修資君)
先ほども申し上げましたけれども、JADAには我が国のオリンピック競技団体が、
主要なものがほとんど入っているわけでございますが、残念ながら、サッカー協会、
Jリーグの上部団体であるサッカー協会については入っていないということで、
Jリーグ独自のいわゆるアンチドーピングのコードを持ちながら独自の制裁基準でもって
対応しているということでございますので、必ずしもJADAとの関係で、JADAの
規程を受け入れてその義務を誠実に履行するという立場には現段階ないものですから、
Jリーグ自身のそのアンチドーピングの取扱いに基づいてされているということで
ございますので、私どもとしては、JADAを通じて、この間、直接的にJリーグに対して
義務を履行するようにと言う関係性にはないということについては御理解を賜りたいと
思っているわけでございます。
つづく
>>739 裁判を受けるのは、国民に保障された権利だぜ。
あらゆる処分についてあらかじめ一括して訴訟による救済を全否定するなんて
公序良俗違反もいいとこだと思う。
チェアマンが、明らかに冤罪的な処罰をしても
救われないなんて、通るわけがない。
○友近聡朗君
私の手元にJリーグの、二〇〇七年Jリーグ規約・規程集というのがありますけれども、
ここの第二条のところに、「本規程においてドーピングとは、世界アンチ・ドーピング機構
(以下「WADA」という)および国際サッカー連盟(以下「FIFA」という)に
規定されている内容と同一の定義とする。」とはっきり書かれております。あと、
「WADAおよびFIFAが、世界アンチ・ドーピング規程を変更した場合は、自動的に
変更されるものとする。」ということは申し上げておきたいと思います。
仲裁申立てにJリーグが合意しなかったことについて、選手Aのコメントが次のように
報道されています。仲裁の場で明らかにしてほしい、引退した後の人生で汚名を
背負っていくのはつらい、この機会で言わないと一生後悔すると説明し、仲裁を
希望しております。
また、Jリーグが下した裁定には幾つかの問題点が指摘されていますけれども、
特に、違反を摘発する警察官の役目であるドーピングコントロール委員会が違反の認定をする
裁判官を同時に兼ねるという不当な違反認定で裁いたことには、Jリーグ自身も認める
重大な手続の誤りであると思います。
元チームドクターは、日本スポーツ仲裁機構に申立てをする場合は辞職するようにと
チームに迫られて、職を失ってまで今後のスポーツ界のために立ち上がりました。
私もJリーグの出身の一人として、人一倍Jリーグへの愛情があるからこそ言わせていただきたいと
思います。百年構想を始め、Jリーグの理念はすばらしいと思います。そして、
青少年のあこがれの舞台であるJリーグが、芝生のピッチの上のみならず、アンチドーピングという
ピッチの上でも、全国民、全世界に向けてフェアプレーの精神を示すことを切に願っております。
最後になりますけれども、文部科学省は、日本の全スポーツ選手を守る責務を果たすために、
仲裁拒否をしたJリーグを放置することなく、厳しく行政指導して仲裁の席に着かせ、
当事者が公平公正な裁定を受ける権利を実現すべきであると思います。今回の問題は日本の
反薬物対策の遅れを浮き彫りにしたものだとも思います。責任を持った誠実なる御回答を
文部科学大臣にいただきたいと思います。
つづく
>>731 d
まあどの病院も得手不得手があるのはわかるよ
青木に関してもよーくわかったw
この件で関東労災との縁が切れてしまった川崎は非常に痛手を負った品
○政府参考人(樋口修資君)
まず、国内の主要競技団体の中でサッカー協会だけが実はJADA、日本アンチ・ドーピング機構に
加盟をしていないということがございまして、現在、サッカー協会の方においては、
規程の整備等を行いながら、このアンチ・ドーピング機構に加盟する方向で作業を
進めておられますので、私どもとしても適切にサッカー協会に対して指導、助言を行って、
一刻も早くこのJADA、日本アンチ・ドーピング機構に加盟して、そしてコードを誠実に
遵守するようにこれを指導していきたいと思っております。
現在、御案内のとおり、JリーグはWADA規程そのもの、アンチドーピングについての
解釈についてのWADA規程そのものは受け入れているんでございますけれども、
制裁のところが実はWADAの規程を受け入れていないということがございますので、
いわゆるアンチドーピングの取扱いの問題と制裁、一体としてこれを誠実に履行するように、
JADAといったところに加盟する方向で今検討が行われていますので、私どもとしても
側面的に指導、助言を行ってまいりたいというのが一点でございまして、そしてまた同時に、
この川崎フロンターレにおけるアンチドーピングの事案につきましては、私どもとしては、
このJリーグが決定した処分の過程について関係者から疑義が唱えられている、
委員御指摘のとおり疑義が唱えられているわけでございまして、また、選手本人自身も
いわゆる名誉を懸けてということで、いろんなお考えがあるということをお聞きして
おるものですから、この状況が長期化するということは、やはりサッカー界のみならず、
我が国のスポーツ界にとってもこれは大変大きな問題だと私ども認識をしております。
したがいまして、解決に向けて、関係者、これは当然、サッカー協会、Jリーグも含む関係者
において適切な対応が期待されることを期待しておりまして、Jリーグ等からも、
今後、一度この問題についてはお越しいただいて十分お話を伺って、私どもとしても
どういう対応ができるか、よくお話を伺った上で適切な助言、指導を行ってまいりたいと
いうふうに考えております。
つづく
○国務大臣(渡海紀三朗君)
事実関係といいますか、今我々が何ができるかということですね、そのことについて
局長がお答えをしたわけでありますが、いずれにしても、JリーグもこのJADAの
機構の中にお入りになる準備を進めておられるということでありますから、そのことも含めて、
我々はちゃんと接点を持って、そしてこの個別の案件についても状況をよくお聞きをして、
適切に対処をしていただくようにお願いをさせていただきたいと。
ただ、そのJADAの中で、実は入っておられて、それに、こういうふうにこうなるから、
違反しているからどうのこうのという形に現時点ではなっていないということは御理解を
いただきたいと思います。
ただ、委員の指摘も踏まえて、今後しっかりとこの問題に対応していきたいというふうに
考えております。
○友近聡朗君 ありがとうございました。
以上で私の質問を終わります。ありがとうございました。
以上長々と失礼。