省略
兄弟は協栄ジムでの練習にほとんど姿をみせず、協栄側が用意したトレーナーを拒否。
協栄側が関与することなくメキシコでの興行、マッチメークの話が進んだ。金平会長は亀田側と
直接対話ができない状態で、契約解除についても交渉は双方の弁護士によって行われた。
JBC、東日本協会の処分の趣旨は完全に無視された。
本来、協栄の管理下から離脱するならJBCも東日本協会も追加の処分を検討していい
はずだが、立会人も務める大橋会長は「こちらも両者の話し合いの結果は聞いたばかりなので
協会としての今後の対応は、これから検討することになります」と話している。
このドタバタ劇に元世界王者のガッツ石松氏は「ごね得を許しちゃいけない。両者が別れるのは
当事者同士の話で、離婚に例えるなら慰謝料ともいえる移籍金の問題も最終的には当事者同士の
決めることだろうが、なんか亀田ごときの選手にボクシング界全体が振り回されているのは、
情けない話だ」と話した。
東日本協会所属の中堅ジム会長も「ここで協会やJBCが、しっかりとした対応を示しておかないと
業界全体の秩序が大きく損なわれる。なんの制約もせず、彼らがなんでも自由にできてしまうなら
われわれの存在基盤を揺るがすことになる」と話している。
http://www.zakzak.co.jp/spo/2008_05/s2008050901_all.html