【サッカー】広がるJリーグのクラブと大学の「産学協同」 全体の約3分の2のクラブが地域の大学と連携

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 企業が大学と提携し、商品開発などのビジネスに結びつける「産学協同」が活発化する中、
Jリーグのクラブが大学と業務提携する動きが広がっている。すでに全体の約3分の2の
クラブが地域の大学と連携。共同でビジネスモデルを構築したり、J側が監督を派遣し、
見返りに通訳らボランティアらのスタッフを出してもらう。「地域密着」を理念に掲げる
Jリーグ側と、成長著しいスポーツビジネスを新たな目玉にしたい大学側の経営戦略が、
一致している形で、今後も広がりを見せそうだ。

 J2湘南のユニホームの胸部分には「SANNO」のロゴマーク。湘南は2004年1月、
Jクラブの中で初めて産業能率大(本部・東京都世田谷区)と業務提携を行った。授業を
共同開発し、クラブスタッフが講師として参加している。他にも湘南側がサッカー部の監督・
コーチを派遣し、部の強化とともに、トップ昇格できなかったユース選手の受け皿としても
活用している。
 「スポーツの世界で働きたいという人が増え出した。ユニホームやスタジアムでの校名
露出以外に、スポンサーの対価としてスポーツビジネスに関しウチが大学の授業をやったら
面白いのではと思った」と湘南の真壁潔社長は“狙い”を口にする。
 産能大も、湘南の申し出は“渡りに舟”だった。情報マネジメント学部の宮内ミナミ学部長は
「クラブの資金繰りや組織運営などは大学が教える経営課題と同じ。スポーツはわかりやすく、
学生に受け入れられやすい」と話す。ビジネスを学ぶのに、スポーツは打って付けの“生きた
教材”というわけだ。
 少子化の影響で定員割れの大学が続出する中、産能大は今年度も入学志願者が増えた
という。「提携は学生へのアピールになっている」と宮内部長。Jクラブの明るいイメージが、
大学のブランド向上にもひと役買っている。

>>2に続く

ソース:MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/sports/soccer/080501/scr0805012020006-n1.htm