【サッカー】家本政明主審、ゼロックス杯について「(岩政への2度目の警告は)一瞬、動揺があった。それ以外は冷静に毅然と対応できた」

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 日本サッカー協会の審判委員会は6日、ゼロックス・スーパーカップ(1日)鹿島―広島で
警告や退場処分を繰り返した家本政明主審に対し、期限を定めずにJリーグの主審を
担当させない措置を決めた。国際試合は適用外で、今後はJリーグ以外の試合で笛を吹き、
復帰時期は同委員会が判断する。
 記者会見に同席した家本主審は「修正しなければならない部分はある。どうやって信頼を
回復できるかを考えたい」と話した。
 松崎康弘審判委員長は「処分ではない」と強調し「いまJリーグで笛を吹くとクラブも混乱
するし、より良いレフェリングができない。互いに不幸」と今回の措置を説明。復帰時期に
ついては「長くて1年かもしれないし、短くて3カ月かもしれない」と明言を避けた。

◆家本主審に聞く
 家本主審は、自身の判定についてしっかりとした口調で説明し、反省点なども口にした。

――スーパーカップの判定をどう考える。
 「前半12分(岩政選手への2度目の警告)は一瞬、動揺があった。時間帯などを考慮して
ちゅうちょしたのは大いに反省している。それ以外は冷静に毅然と対応できたと思っている」

――試合後に混乱が起こったが。
 「僕が正しいと思っても、多くの方がそう思わないこともある。どちらが本当の正義にしても。
自分自身としては残念に思うこともある」

――問題点は。
 「選手とのコミュニケーションは簡潔、明瞭であるほうがいいと思っていたが、(選手に)
冷たく感じられたのかもしれない。人間味があるというか、柔らかく接することも必要」

――J1、J2から担当を外されることには。
 「真摯に受け止めないといけない。反省すべきは反省する」

ソース:スポニチ
http://www.sponichi.co.jp/soccer/flash/KFullFlash20080306067.html
画像:記者会見する家本政明主審
ttp://www.sponichi.co.jp/soccer/flash/images/KFullFlash20080306067_l.jpg