サントリー&ニコスがJスポンサー降りる
2007年12月10日08時15分
Jリーグ創設時のステージスポンサーだったサントリーとニコス(三菱UFJニコス)が
今季限りで、リーグオフィシャルスポンサーから降りることが9日、分かった。
17日の理事会後に正式発表される。推定スポンサー料は1社年間3億円。Jリーグでは穴埋めするため、同業の他社と交渉を進めている。
“老舗”がそろってJリーグから離れる。
Jリーグ初年度の93年から3年間、第1ステージはサントリー・ステージ、第2ステージはニコス・ステージと呼ばれていた。
その両社が07年末までの契約満了に伴い、リーグオフィシャルスポンサー契約を更新しないことが決定。
Jリーグ幹部は「時代の流れです。しようがありません」と話した。
関係者の話によると、サッカー界の飲料メーカーと言えば、日本サッカー協会とスポンサー契約を結んでいるキリンの印象が強く、
サントリーは広告効果が薄いと判断したという。
ニコスに関しては、前身の日本信販が05年10月以降、合併を繰り返し、現在は三菱UFJニコスとなったため、
新たな経営陣が契約更新をしないことを判断。すでに9月にニコスブランドの「Jリーグオフィシャルカード」は新規募集を停止した。
現在、9社がリーグオフィシャルスポンサーに名を連ねているが、サントリー、ニコスのほかにも撤退の姿勢を見せている企業があり、
Jリーグは新規のスポンサー探しに奔走している。
http://news.livedoor.com/article/detail/3422463/