【芸能】長澤まさみがトコトン嫌われている ★2

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150名無しさん@恐縮です
「私がいただいてよいのでしょうか。驚き、戸惑い。反面でうれしさ。すごく入りまじった気持ちです」
17歳の長澤は史上最年少での受賞。
多少の緊張からか、役を演じるときの伸びやかさとは別人のような、とつとつとした口調であいさつした。

場内には母親の恵子さん(46)、兄の竜太さん(20)、祖父母ら6人が晴れ姿を見守った。
家族が“仕事姿”を生で見るのは初めてだった。
「いつも言ってるんですけどね。きょうももっと笑顔を見せてくれればいいのに」と恵子さん。
竜太さんは「家ではごくごく普通の女の子。
僕よりしっかりした一面もありますよ」兄から見た妹の素顔を話した。

白血病のヒロインを演じ、大ヒットで社会現象にもなった「世界の中心で、愛をさけぶ」(行定勲監督)と
「深呼吸の必要」(篠原哲雄監督)での自然な演技が高く評価された。
来年は野球アニメの実写版「タッチ」(犬童一心監督)の撮影も控える。
大役を演じることが、もっともっと増えるだろう。

周囲のけん騒にも本人には浮かれたところはない。
「20歳ですか? ずいぶん先に思えるなあ。今のままでいい。私らしく普通の毎日が送れたら」
報知映画賞のブロンズ像は約5キロあり、数ある映画賞の中で一番重い。
長澤は手にしたとき、あまりの重さにびっくりして、一瞬よろめいた。

でも、すぐしっかり握り直し「正直なところ、いまは矛盾した気持ち。
出演作やブロンズ像は、私にとって自信になり、心の支えになってくれるでしょう」
ずっしりとした重みには将来への期待も込められている。(内野 小百美)