【野球/北京五輪】韓国メディア善戦評価…敗因を主審の判定やグラウンドのせいにする論評

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http://www.zakzak.co.jp/spo/2007_12/s2007120301_all.html
韓国メディア善戦評価…納得しにくい判定、不運なミス

 宿敵日本戦の敗戦を韓国メディアはどう伝えたか。かつての日韓サッカーでみられた
「併合以来の屈辱」といった刺激的な見出しはなく、おおむね善戦を評価し、敗因を主審の判定や
グラウンドのせいにする論評が目立った。

 韓国「連合ニュース」は「宿敵日本には逆転負けは喫したが、最後まで接戦を演じ、プライドを
保った」と評価し、「韓国チームの決定的な障害」としてカナダ人主審の「不安定なストライクゾーン」を挙げた。
 連合ニュースは「年間競技数が絶対的に足りないアマチュア審判のため、ストライクゾーンが揺れ、
決定的な瞬間のたびに納得しにくい判定で韓国チームに水をさした」と分析。「こうした主審の傾向を
把握した岩瀬は巧妙な投球で何度も危機を脱した」と日本投手陣の制球術をほめた。

 不規則なバウンドが目立ったグラウンドにも敗因を求め、「韓国側にだけミスが失点につながったのは
不運としか言いようがない」という論調もあった。

 試合開始直前になって先発メンバーを変更し、星野監督が激怒した問題には、各紙とも「大会規定上、
何の問題にもならない」などとあっさり受け流した。
 「準備の差だ」と星野Jを高く評価したのは「スポーツ・ソウル」で、「日本は小笠原、高橋、福留を欠きながら、
一糸乱れぬ動きをみせ、日本の精密電子機器のように小さな誤差もなかった」と評した。早めに星野監督を
代表の責任者にすえ、戦力分析要員が韓国、台湾野球を徹底分析。「韓国は戦略上、日本に負けるしか
なかった」と分析していた。