【映画】比較されるのは覚悟の上…織田裕二流“椿三十郎”「肩ひじ張らずに見て、遠慮なく笑ってください」[11/26]

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1杏仁R φ ★:2007/11/26(月) 12:30:17 ID:???0 BE:369216364-2BP(561)
・織田流三十郎 三船三十郎と比較されるのは覚悟の上 (中日スポーツ)

 あと1週間で“織田三十郎”がスクリーンに見参する。
俳優で歌手でもある織田裕二(39)が巨匠・黒澤明監督の名作に挑んだ
「椿三十郎」(森田芳光監督、12月1日公開)。
今年がデビュー20周年、名古屋を訪れた織田に、
45年ぶりによみがえる作品への意気込みを聞いた。 

 椿三十郎と名乗るよれよれの浪人(織田)が、若侍を助けてお家騒動を
解決する痛快ストーリー。織田にとっては初の時代劇主演作となる。

 「いじめや汚職など、現代のためにある物語。見て見ぬふりをしない三十郎には、
今、社会が必要としている要素がすべて入っているんです」

 21人切りなど、激しい殺陣となるため、体を鍛え、8キロも増量して
現場に入ったという。織田らしいエピソードだ。

 「着物がはだけても大ウソにならないよう、バランス良く筋肉をつけました」

 偉大な作品だけに、黒澤、三船コンビの前作と比較されるのは避けられない。
意識するなという方が無理だろう。
織田は、森田監督から「現代ならではの三十郎をつくって」と要求されたという。

 「今は上からものを言うと反発される。
(若侍)9人の個性を見て、考える力を尊重しました」

 若侍と同じ目線で三十郎を演じ、現在の教育情勢にも通じる
親しみやすいリーダー像をつくり上げた。ただ、脚本は当時のまま。

 「(脚本に)ムダがなく、カットできない。
同じセリフでも、三十郎の声のメロディーをつくったつもり」

 それは歌手でもある織田ならではのアプローチだろう。

 試写を見たが、百戦錬磨の三十郎と世間知らずの若侍とのやりとりには
思わずクスリとさせられた。

 「肩ひじ張らずに見て、遠慮なく笑ってください」

http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/entertainment/news/CK2007112602067304.html ※一部抜粋