【映画】黒澤明の名作「隠し砦の三悪人」が松本潤主演・樋口真嗣監督で50年ぶりにリメイク決定

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1すてきな夜空φ ★
米映画「スター・ウォーズ」の原点ともなった故黒澤明監督の名作「隠し砦の三悪人」が、
50年ぶりに再映画化されることが28日、分かった。主人公を故三船敏郎が演じた
戦国武将からオリジナルキャラの山の民に変更し、主演に嵐の松本潤(24)を起用。
(42)は「これまでの松本のイメージを覆す」といい、松本も「大きな作品に
全身全霊をかけて挑戦したい」と新境地に挑む覚悟だ。来年5月10日公開。

クールでスマートな王子様キャラの印象が強い松本が、いままでにない武骨でワイルドな役に
挑戦する。
「隠し砦−」は黒澤監督が昭和33年に発表した作品で、敗軍の侍大将・六郎太(三船)が、
世継ぎの姫と軍資金を守りながら、途中で出会った農民2人とともに敵陣を突破していく物語。
この農民をモデルにしたのが、今回の主人公、武蔵(たけぞう)だ。
樋口監督は50年ぶりの再映画化にあたり、「観客の目線で見られる人物を主人公に
できないか」と提案。黒澤プロの承諾を得て、登場人物の人間関係や舞台背景はそのままに、
新たな作品として物語を変化させた。

武蔵は決して強くはなく、ヒーローでもなく、でも地べたをはいつくばる生活から抜け出したいと
思っており、六郎太が持つ軍資金に目がくらむ人間くさい男。そんな武蔵を描くにあたり、
監督が目をつけたのが松本だ。
松本といえば、TBS系「花より男子」でワガママな金持ちキャラを、4月放送の日本テレビ系
「バンビ〜ノ!」では一流の料理人を目指す熱い男を、1月には映画「僕は妹に恋をする」で
銀幕初主演を飾るなど着実に演技の幅を広げているが、樋口監督は「彼にはまだ野性が
潜んでいる」と分析。「これまでのイメージを覆したい。そこまで汚していいのか、というところ
までやりますよ」とニヤリと笑う。
初の時代劇に向けて、さっそく馬術の訓練に励んでいる松本は「オリジナル作品をごらんに
なった方も、お子さんやお孫さんと一緒に見られる、どの世代にも楽しめる作品になれば」
と意欲を燃やしている。

松本演じる“平成版・隠し砦”が、どんな物語になるか、注目だ。

ソースはhttp://www.sanspo.com/geino/top/gt200710/gt2007102914.html