興毅 宣戦布告“オレが敵取る”
WBC世界フライ級タイトルマッチ12回戦(11日・有明コロシアム)、“浪速の弁慶”初黒星!
挑戦者・亀田大毅(18)=協栄=が、王者・内藤大助(33)=宮田=に0-3の大差判定で敗れた。
“大毅の敵は俺が取る-。興毅が王者・内藤に宣戦布告した。「次、俺が敵を取ったるよ」。
試合後、関係者を通じて出したコメントに決意を込めた。信じて疑わなかった大毅の勝利は
夢と散ったが、このまま黙っているわけにはいかない。
現実は厳しかった。終了のゴングとともにうっすらと涙を浮かべ、大毅をやさしく抱きしめる。
敗戦を宣告されると、うつむく敗者を支えるようにしてリングを降りた。国内史上初の
兄弟世界王者誕生の野望は散った。
自らの身をていしてまでも大毅の世界獲りを後押しした。興毅はフライ級での2階級制覇を
狙っているが、史上最年少記録を狙う大毅の挑戦を優先させた。大毅を盛り上げるために
テレビ出演を繰り返して試合を宣伝。スパーリングパートナーを務め、調印式でも口で内藤を挑発した。
10月25日に試合(対戦相手は未定、パシフィコ横浜)を予定している。試合前の大事な
時期にもかかわらず、疲れを重ねることをも度外視して行動を起こした。大毅に世界のベルトを
巻かせたい一心だった。
会見拒否 兄弟合わせて27戦目での初めての敗戦。ショックは大きく、試合後の会見を一家
そろって拒否した。険しい表情の父・史郎氏を先頭に無言で早々と会場を後にした。史郎氏は
9回終了後に大毅にビンタをして気合を注入。眠れぬ夜が続き1日の睡眠時間は4時間ほど
だったが、最後まで大毅の前では“強い父”を貫いた。亀田家の総力を結集して挑んだ一戦だった。
興毅はWBCフライ級3位にランキングされ、内藤への挑戦資格を持つ。亀田家初黒星という
屈辱を晴らすには、雪辱しか残されていない。
デイリースポーツ
http://www.daily.co.jp/ring/2007/10/12/0000689386.shtml 前スレ (★1が立った日時 → 10/12 10:25:52)
【ボクシング】亀田興毅 内藤に宣戦布告「次、オレが敵を取ったるよ」★2
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