4年連続日本シリーズ出場を逃したソフトバンクが大型補強に乗り出すことが10日、
分かった。現在は絞り込みの作業中で、今オフにもFA権を取得する中日・福留孝介外野手
(30)、今季16勝で最多勝となったヤクルトのセス・グライシンガー投手(32)を最上位に
リストアップした。
今季は小久保がFAで4年ぶりに復帰。トレードで横浜から多村を獲得したが、松中を
含めたクリーンアップで計53発と破壊力不足だった。球団幹部も「調査はしている。
福留? 獲るかどうかは今後の話だが、手術後の状態は気になるので注目していく」と
説明。8月に米ロサンゼルスで受けた右ひじ手術後の状態は継続調査するが、昨季同様に
総額30億円に上る補強費を用意する。
また、2年契約のリック・ガトームソン投手(30)に対しては、契約解除も視野に入れている。
1年目の今季は5勝7敗どまりだったことに加え、球界史上初のドーピング違反で20試合の
出場停止処分を受けた。現在は右肩上方関節唇損傷の疑いによる再検査で帰国中。
球団関係者も「(検査の)報告は受けている。契約に解除の項目も入っているから、もう一度
見直す」と白紙を強調した。
また、ブライアン・ブキャナン内野手(34)、アダム・ハイズデュ外野手(35)、C・J・
ニコースキー投手(34)は退団が濃厚。途中入団で7勝(1敗)を挙げたジェイソン・
スタンドリッジ投手(28)は残留が確実だ。
ソース:スポーツ報知
http://hochi.yomiuri.co.jp/baseball/npb/news/20071011-OHT1T00065.htm