http://www.zakzak.co.jp/spo/2007_10/s2007101020_all.html 欧州選手権で崖っ縁…フランスに“最強のライバル”
来夏に迫った欧州選手権の予選も残り3試合。フランスは先月、ホームでスコットランドに
敗れ、グループ1位から予選突破圏外の3位に転落。11月の予選最終戦がシェフチェンコ
擁するウクライナとのアウェー戦のため、13日のフェロー諸島とのアウェー戦、17日のリトアニア戦は
大差での勝利が予選突破の最低条件だが、国内の盛り上がりはさっぱりだ。
というのも自国開催のラグビーW杯で先週、フランスが優勝候補のニュージーランドを
破る大金星をあげ、マスコミもラグビー一色なのだ。サッカー代表戦と同じ13日にはパリで
前回王者イングランドと対戦することが決定。同試合には8万人のフランス人が観戦に
訪れるという。これに対し、“ル・ブルー”にはわずか数百人のサポーターが駆けつける
寂しいアウェー戦となりそうだ。
「痛恨の黒星となったスコットランド戦の再クローズアップが避けられた」(レキップ紙)と
指摘されるなど、ジダンが去ったW杯王者フランスのたそがれを印象づけている。