・「刑事コロンボ」初期シリーズが分冊百科に (日経WagaMaga)
「ウチのカミサンがね」。
名優ピーター・フォークが演じ、俳優・声優の小池朝雄さんが声を当てたテレビドラマ
「刑事コロンボ」の決まり文句だ。よれよれのレインコートにもじゃもじゃの髪。
いかにも風采の上がらない警部なのだが、搦め手からしつこく質問を重ねて、
犯罪の真相をあぶり出していく。1970年代に日本でも人気を博したこのシリーズが
分冊百科でよみがえる。
分冊百科を得意とする出版社、デアゴスティーニ・ジャパンが10月9日、
「隔週刊 刑事コロンボDVDコレクション」を創刊する。
ドラマのDVDが毎号付録として添えられる。DVDには約100分の番組映像を収めた。
隔週の火曜日発売。全45号を予定している。価格は創刊号だけが特別価格の790円で、
2号以降は通常価格の各1490円だ。
米国で68〜78年に、日本では72〜79年にNHKで放映された初代シリーズの
「刑事コロンボ」全45作品を、文章と映像で味わえる趣向だ。
1冊に1話ずつ収めた。DVDも1話ずつだ。
「刑事コロンボ」は89〜2003年にも同じフォーク主演でドラマ化され、
「新刑事コロンボ」として放映された。しかし、作品の出来としては初期シリーズの方
が高いと見る向きが多い。今回の分冊に新シリーズは含まれていない。
映像はテレビ放映時に時間の都合でカットされた未公開シーンも収録した。
小池さんの名吹き替えももちろん収められている。創刊号はシリーズ第1作の「殺人処方箋」。
雑誌は「スタッフ&キャスト」「ストーリー」「プロダクションノート」の
3章で構成している。収録作品の解説や、登場人物の詳しい紹介、製作こぼれ話、
サイドストーリーなど、ドラマの世界観を広げるエピソードや関連情報を詰め込んだ。
A4変形判の各12ページ。別売りの特製バインダーにとじれば、
「刑事コロンボ」百科事典が完成する。
http://waga.nikkei.co.jp/enjoy/tv.aspx?i=20070907e6000e6 ※一部抜粋
画像:
http://waga.nikkei.co.jp/photo/e6/20070907e6a97000_07.jpg デアゴスティーニ『隔週刊 刑事コロンボDVDコレクション』DeAGOSTINI
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