【文芸】なぜ今、「カラマーゾフの兄弟」が売れているのか 新訳版、異例の26万部ヒット

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1進ぬなまけものφ ★
◆新訳「カラマーゾフの兄弟」異例のベストセラー 
混沌の時代、生きるヒント 男女の愛憎、幼児虐待、テロ…現代に通じるテーマ

ロシアの文豪、ドストエフスキーの名著「カラマーゾフの兄弟」の新訳本が26万部を突破し、
古典文学としては異例のベストセラーとなっている。

最終巻が出版された7月にはインターネットの文芸本ランキングで4週間連続のベスト10入り。
旧訳本も相乗効果で売り上げを伸ばす。ミステリーとしてのおもしろさはもちろん、男女の愛憎や幼児虐待、
テロリズムなど現代にも通じるテーマが、混とんとした時代を生きる現代人の心をとらえているようだ。

「カラマーゾフの兄弟」は、1880年に出版されたドストエフスキー最後の長編小説。
新訳は東京外国語大学教授の亀山郁夫氏が担当し、光文社古典新訳文庫から昨年9月、第1巻が出版された。

新訳は全5巻。同社によると、これまでに計26万5000部を達成。
同社翻訳出版編集部の川端博さんは「古典文学としては異例の売り上げ。増刷も決まり、30万部は固い」と期待を寄せる。

最終巻が出版された7月中旬以降、インターネット通販「アマゾン」の文芸本ランキングで
4週連続のベスト10入りを果たす人気ぶり。アマゾン広報も「古典文学のランク入りは珍しい」と話す。

なぜ今、「カラマーゾフの兄弟」なのか。

光文社の川端さんは「亀山氏の新訳がリズムと勢いがあって読みやすく、若いころに読んで挫折した団塊の世代が
読み直しているとともに、巧みな仕掛けがちりばめられたミステリーとしてのおもしろさが若い人に受けている」と指摘。
そのうえで「19世紀末に書かれた作品だが、扱うテーマが、男女の愛憎、幼児虐待、テロリズム、
父子・兄弟関係や貧困、宗教、国家など、現代にも十分通じている」と分析する。

新訳を手がけた亀山氏も
「この作品には運命とは何か、暴力とは何かという抽象的なことを、生々しく自分のこととして経験させる吸引力がある。
運命を描くことで人間の存在の小ささを、また罪を描くことで人間の存在の大きさを表現している。
人間の残酷さを直視して作品を書いたドストエフスキーの問題意識には現代性がある」と話している。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070822-00000115-san-soci
2名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 03:34:13 ID:l6rlQS+A0
3名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 03:34:26 ID:wK2kPCMB0
2
4名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 03:34:40 ID:V7ONAT8TO
久しぶりに読んでみようかな…
5名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 03:35:22 ID:kBQygLaO0
ブサヨ必死だな
6進ぬなまけものφ ★:2007/08/23(木) 03:35:34 ID:???0
俺も丁度この夏休みに読んでみようと思ってたところです
7名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 03:36:04 ID:nLrEzhsq0
トリビア

旧訳本の翻訳者はプロ野球の元有名選手
8名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 03:36:35 ID:8Qn0yDkR0
軽い気持ちで手を出しても途中で投げ出す事になると思うんだが
9名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 03:37:07 ID:nuy0mOOdO
>>2
この後レンジでチンすると美味いんだよな
10名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 03:37:40 ID:lFZGFl0V0
印税翻訳者が丸儲けだからウハウハですね
11名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 03:39:51 ID:MBHiH9ja0
グロ画像
12名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 03:39:54 ID:3NSLEaw90
金原ひとみの効果で売れたってのがムカツク
13名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 03:43:43 ID:fj3nZYbk0
ゼロの使い魔の方が売れてるな
14名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 03:45:14 ID:nrTKNEPw0
なんで売れてるのは不明だけど、また表紙が漫画とかの仕掛けがあるのか?
訳が新しくなったくらいではこんなに売れないだろ。
15名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 03:46:13 ID:4mA0CQaIO
ミーチャ イヴァン アリョーシャ スメルジャコフだっけ?
16名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 03:49:59 ID:xp5jdwjAO
腐女子がなんか勘違いして買ってるとか
17名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 03:52:18 ID:oHrp1+WD0
山の手線チャレンジクイズしかでてきませんhhhhhh
18名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 03:53:02 ID:ADLfYin+O
>>7
元祖怪物は当時まだ子供
19名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 03:55:12 ID:IKBR2mE40
某区立図書館で検索してみた。
すると、1は予約が3桁近く入ってるわけ。
で2〜5は予約0とか1件しかないの。w
まあ取り敢えず古典の超名作らしいしってことで
最近知って飛びついた奴が多いから事情は分かるが、
おそらく完読できるやつはごくごく一部だろうな。
新訳はさほど難解ではないが、ミーハーには無理だろう。
20名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 03:55:35 ID:bFmkeCsd0
売れてる理由がわからない
腐女子が飛びつく内容でもあるのか?
21名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 04:00:31 ID:Zm1MgMH70
>>20
読みやすいって宣伝してるから
実際は今までのと大して変わらないんだけどね
22名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 04:03:38 ID:5qwFtw910
俺は最近新訳版じゃなくて新潮のを買ったが
新訳のほうが売れてるのか
23名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 04:07:01 ID:/UmEKIwx0
読んだ奴ならわかるが信じられないくらい濃厚で面白い話だし、今人気になっても別に
何の不思議もない。最近の小説とか、ライノベとか携帯小説とか、内容がない、萌えとただの記号の置き換え
だけで成立してるような糞小説読むくらいなら、こういう過去の名作どっしり構えて読んだ方が
絶対頭いい奴なら楽しめる。
24進ぬなまけものφ ★:2007/08/23(木) 04:07:14 ID:???0
俺は一度読み始めた物語はいくら初めのほうで飽きても読み通すんだよな
途中からはそりゃもう意地だよ。
自分でも何でそんなに意地になるのか解らないくらい意地。意固地。
25名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 04:08:49 ID:Gcg9cJowO
ロシア映画では見たことあるけど日本でリメイクされたことある?
26名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 04:08:59 ID:+a2h8+9W0
新訳に拘らなければどこの図書館にでも置いてあるね
しょーもないラノベや新刊小説読むより遥かに得られるものが多い
27名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 04:09:41 ID:Rpk1HZq70
ブックオフに大量在庫
28名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 04:09:50 ID:a9r8LC2w0
こういうのを読む僕は頭いい
とか思う奴は間違いなく頭悪い
読むべき本だろうが
自尊心満たすためだけには読むな
29名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 04:10:31 ID:QYlVA0+y0
江川卓
30名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 04:11:24 ID:yuoMGjsZ0
ちょっと前にテレビでやってた
名作を5分くらいで分かりやすく説明するバラエティ番組で
これ取り上げてたな。けっこう面白かった。番組も話の筋も。
31名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 04:13:30 ID:EsXsgKM/O
つ村上春樹。
32名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 04:14:56 ID:+a2h8+9W0
江川卓の「謎とき『カラマーゾフの兄弟』」(新潮選書)は
この作品を理解するのにオヌヌメ
ついでに「謎とき『罪と罰』」ってのも出してます

両方とも図書館にあれば読んでみて
33名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 04:15:19 ID:KFwxocix0
「東大教授が〜」っていう宣伝が目に付きやすいからじゃないか?
34名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 04:15:55 ID:Rpk1HZq70
佐藤優が推薦してる品
35名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 04:18:18 ID:MxqKTChv0
誰か3行でヨロ
36名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 04:20:05 ID:RS2YY+Jf0
>>5
37名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 04:22:08 ID:Rpk1HZq70
38名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 04:24:01 ID:RS2YY+Jf0
>>37
百年の孤独の相関図プリーズ
39名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 04:25:07 ID:Lrq/tq320
やたら長い名前の人が50人くらい出てきそうで読む気しない
40名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 04:25:49 ID:2pH2vrz20
>>38
いまでてる版についてるし
41名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 04:26:52 ID:bFmkeCsd0
>>37
うわ・・・俺には無理だなこりゃ
42名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 04:26:59 ID:STsdCPN2O
『ちょっと、ちょっとちょっと!』
43名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 04:28:01 ID:RS2YY+Jf0
>>40
そうなんか
44名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 04:28:17 ID:OXhw5ZqS0
>>37
ありがとう。読む気無くなった。
45名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 04:29:26 ID:KmNcxzv70
時の洗礼を受けて生き残ってるものは本物ってこと
100年後も読みつがれてると思う
46名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 04:31:34 ID:IKBR2mE40
>>28
皮肉りたい気持ちも分かるが、
自尊心というか負けねぇぜって想いだけで読破するのもまあアリだって。
たいていは投げだすんだし、相関図だけで諦める輩も居るんだから。
47名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 04:40:10 ID:mbZsR/ug0
映画でいえばコッポラの「ゴッドファーザー」とか
ホウ・シャオシェンの「非情城市」を連想するとよろしい
48進ぬなまけものφ ★:2007/08/23(木) 04:46:57 ID:???0
10代の頃とか、解りもしないのにやたらと小難しい本に手を出して
もう全然何を書いてるのか一つも理解できなくて
本当にまともな日本語で書かれているのか疑いだしたくなるし、
「これが理解出来ないなんて俺はとんでもない阿呆なんだ」と思い始めるし、
そんな中でたまに平易なパラグラフが出てくると、理解できるっていうそれだけで
イチイチ無駄に感動したりするのは何でなんだぜ?
49名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 04:51:14 ID:tib62D5Q0
翻訳された物語は読む気にならん。ニュアンスがストレートじゃないからイライラする。
50名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 04:52:19 ID:B4IR08Pe0
こんな昼ドラみたいな本を家に置きたくねーよw
51名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 04:52:41 ID:Xe6MrOKp0
罪と罰
52名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 04:52:43 ID:xeBxyKSU0
兄弟わっしょい♪
53名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 04:56:32 ID:Ijh70DKE0
村上春樹の本(小説ではなくて読者からのメールに村上が返答する奴)
でカラ兄とか言って話題になってたのも影響あるんじゃないか?
あれで俺も今更ながら読んでみようかなと思ったし。
54イ屋ス兄ちゃん:2007/08/23(木) 04:56:32 ID:338eXGDH0
俺もカラマーゾフの兄弟上下巻一気に読んで感動した
そして中巻を見つけたときはびっくりした
55名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 04:57:03 ID:A93kD+d90
ドストエフスキーなら
地下室の手記も良いよ

超卑屈なニートって感じでw
56名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 04:58:53 ID:8lO+qu0S0
でえ・・・よく分からんもんが突然流行るな・・・
正直、本の流行だけは全く読めない。
57名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 05:00:12 ID:umpL+xpY0
>>56
ドストエフスキーがくるんだからトルストイもくるだろ。若者が気軽に
動物的個我とか言い出す時代到来だ
58名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 05:01:55 ID:qI7W+pFt0
昔読んだけどよう分からんかったなあ。
人間模様的なのはまあ面白いっちゃあ面白いけど神がどうとか
思想的な場面はまったく理解できなかった。
この本の内容をちゃんと理解できる人って500人に1人くらいじゃね?
59名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 05:07:12 ID:3DhTCO3D0
 やっぱ、ドストエフスキーなら、「罪と罰」の方が好き、

 ツルゲーネフの「父と子」も いまに通じる普遍性あるとおもうけど、、、

 いままで読み始めて胸くそ悪くなって、途中でやめたのは、

 マルキ・ド・サドの「悪徳の栄え」と、「美徳の不幸」、

 それに トーマス・モアの「ユートピア」理想郷の代名詞の語源だが、
 この本に描かれているユートピアは、いわゆる全体主義的な完全な管理社会
 に思える
 
60名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 05:08:40 ID:6ILShhTW0
>>37
でも正直、シリーズ物のラノベとかやたら設定がある作品とか
これくらいの登場人物、結構いそうだと思った

戦記物だとうじゃうじゃいるし
61名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 05:09:31 ID:EFfgdv3Y0
>>57
ドストエフスキーとか太宰とかはもともとすごく人気あるから
なんとなくきっかけがあったと言うことじゃないの
現代でもいろんなところで言及されるし

62名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 05:10:17 ID:EFfgdv3Y0
>>60
人物表記が統一されてないからややこしいんだよな…
63名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 05:10:59 ID:LMR3lzWd0
太宰の金閣寺は小学生のころオヤジに薦められて読んだけど
グロイからショック受けた
乳搾って男に飲ませたり妊婦蹴飛ばしたり障害者がババァとセックスしたり
めちゃくちゃ・・・
64名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 05:11:39 ID:6ILShhTW0
>>62
>>37は簡略化してる方なのか…
65名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 05:12:28 ID:umpL+xpY0
>>60
単純に通俗作品と文学作品という違いからくる読み易さもあるけど、やはり
海外の作品であることが複雑な人物相関図への苦痛を助長するんじゃないかね?
文庫で1500ページを超える作品において登場人物が20人を
超えるときに人物名の表がないとしんどいもの。マイクだのハロルドだの。
しかも、同じ人物が愛称含めて4つくらいの呼ばれ方するときあるしw
66名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 05:13:32 ID:EFfgdv3Y0
いや会話で愛称で呼んだり、苗字がでてきたりすると
混乱するんだよ
67名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 05:14:25 ID:ot5P6LSp0
>>63
・・・・
68名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 05:14:33 ID:kKy1taby0
>>22
新潮でいいと思うよ。

>>55
地下室いいね
最高だ
69名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 05:14:39 ID:LMR3lzWd0
カラマーゾフはスメルジャコフとかいう分けの分らんキーマンが出てくるのが特徴
登場人物が多いのは正直どうでもいい
物語の核に関わる重要人物が意味不明だから内容も意味不明
正直こんな小説を書いたドストエフスキーはキチガイ
70名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 05:18:30 ID:IKBR2mE40
>>58
何を以ってちゃんと理解にもよるけど、厳密には無理というか人それぞれでしょ、理解は。
筋を追うことはできても、文化や思想・宗教となってくると深読みにキリは無いし。
海外文学ならなおさらだけど、日本人が日本文学を理解するのだって突き詰めれば大変だよ。
だって作者ですら意識してないことも多いしね。w
あまりにチンプンカンプンだとそれ以前の話になっちゃうけど、江川氏の謎ときなんかも面白いね。
71名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 05:21:08 ID:kKy1taby0
地頭がないと文学は理解不能。
江川の謎解きは、語学のウンチク的な謎を解いてくれるからありがたいといえばありがたい。
だが不可欠なものでもない。
72名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 05:26:57 ID:6ILShhTW0
>>65
確かにそれは大きいなー
日本の推理小説で出てくる人物は読んでる間はほとんど覚えてるのに
外国作のだと結構忘れてしまう…というか柱の人物紹介と照らし合わせる頻度が増える。
73名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 05:27:55 ID:52SNUNlc0
>>37
あんた神!!!!!!!
こんなの待ってた。
74名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 05:31:34 ID:umpL+xpY0
文学を理解するといっても、それは作品内の理を作品それ自体を独立したものとして
捉えたうえで、理解するのか?
作者を絡ませると理解なんてしようがないとおもうが。役者みたいなもので
文体や題材にのせられてることも多いだろうし。理解した気にはなれるかも
しれないけど。難解な作品を残した作家がアル中のギャンブラーなんてことは
珍しくないわけで、人間性とある時点から独立して発達した技術で書いてる
面もあるでしょ。俗っぽい考え方だけど
75名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 05:33:45 ID:52SNUNlc0
ブレインマンのタメットさんがドストはサヴァンだった可能性があるみたいなこと書いてたな。
タメットさんもてんかん持ちのサヴァン。
76名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 05:33:50 ID:APMSq7ys0
考えるのではない、感じるんだよ

考えるだけなら小説以外の方法がより洗練されているし
考える事が全てならそりゃ小説じゃない
77名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 05:39:43 ID:VMsLENiP0
>>37
以前文芸座にはってあった映画版不毛地帯の人物相関図が
これくらいだった。映画は見ることができなかったが、
3時間の作品であんなに人物が出てきて整理できたんだろうか?
78名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 05:40:15 ID:FIJQyPYo0
新訳は最近静かなブームだったんだよ
何冊か出てるはず
デスノートの表紙で売れた人間失格とは関係ないよ
おそらく数ヶ月前から新訳ファンは増えていたはずだ
79名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 05:47:26 ID:qI7W+pFt0
>>70
オレがつまづいたのは大審問官のところなんだけど、ゾシマ長老と
ドミートリイのやりとりがさっぱり分からんかったんだ。
ここを理解するには少なくともその背景にある宗教的な知識が不可欠
だなあと思ったんだよね。
まあだからオレに関しては理解以前の問題ってことだったんだね。
80名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 05:48:44 ID:APMSq7ys0
>>37
こうしてみると結構すっきりしてる。
旧家とか館ものの推理小説だともっともっと込み入った人物関係にしてるのが多いし。
Drスランプの人物関係が大体これくらいだろう
81名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 05:49:36 ID:tMCCL8Y40
これきつい人には地下室の手記がお勧め
82名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 05:51:16 ID:52SNUNlc0
モームですら裁判のところは飛ばしたって言ってるんだから自由に読めばいいんだよ。
83名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 05:51:37 ID:RUU4ChTD0
地下室の手記は、俺がひたすら語っていてすごかった
84名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 05:52:26 ID:tBvr2qMJO
表紙がいとうのいぢなら今の倍は売れたのに
85名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 05:55:28 ID:kKy1taby0
>>79
ドストエフスキーの基本は、無神論・共産主義vsキリスト教の側からの魂の救済。です
86名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 05:58:14 ID:mPw2FVCZ0
読んでみようと思ったが>>85がすげーつまらなそうなのでやめた
87名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 05:59:57 ID:+zx4Dx3cO

大作だもんなあ
88名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 06:00:55 ID:v4fmBH7U0
どうせまた表紙がマンガだからとかじゃないの?w
89名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 06:04:30 ID:aOwktxFUO
ドストエフスキーは罪と罰や貧しい人々が面白かったな
90名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 06:05:35 ID:qI7W+pFt0
>>85
ありがとう。
その辺のところに興味のない人はこの本読んじゃダメだな。オレも含めて。
そもそもほとんどの日本人は宗教とかナントカ主義とか興味ないでしょ。
91名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 06:08:12 ID:kKy1taby0
>>90
でも、表向きはお笑いありのミステリーだから面白いですよ。
途中まで読んだなら、わかると思うけど。

キリスト云々は書いてあったから理解しただけで、自分も興味ないからw
92名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 06:09:35 ID:CfvvrG/b0
それが本を読むきっかけになるなら
マンガとかラノベとかの影響でもいいと思う
93名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 06:10:51 ID:APMSq7ys0
>>90
>そもそもほとんどの日本人は宗教とかナントカ主義とか興味ないでしょ。

一般の日本人もやっぱり社会のコードや〜主義と名づけられるべき観念の元で生活してるはず
ただキリスト教のように定式化されてないだけでさ
そのせいか文学でもあまりまともに取り上げられてない

山本七平「空気の研究」なんかは日本社会を支配する「空気」について
(不完全に)述べた本だが
「日本人と〜主義」というテーマの中では比較的売れた方だな
94名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 06:11:44 ID:gGqEPE6B0
>>32
江川卓って文学通だったのか
95名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 06:12:51 ID:Zm1MgMH70
天上の自由だの大調和だの言われたって日本人には「はあ?」だよな。
まあ単純に面白い本だし読んで損は無いが。
96名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 06:12:54 ID:Z/A062xz0
本屋がカラーマゾフやたら置くのはそうだったのか

新訳自体ブームだね。
「嵐が丘」は新訳に仰天。
旧作の激しさが(作者の精神状態心配な程)なし。読みやすく解りやすい。
どっちが好きかは個人の好み。
97名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 06:14:56 ID:jxY60A400
え。今これうれてるの?数年前に買ったやつちょうどいま
読んでるんだよね。下巻の最初の方でガキが雄弁すぎてワロタ
98名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 06:16:20 ID:QjfKPjCu0
地下室と貧しき人びとと賭博者あたりが読みやすい、ってか短めでいいよ
一番まともな主人公は貧しき〜のおっさんかな。
99名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 06:17:04 ID:tBvr2qMJO
>>94
仁志に石川啄木読めというような人間
100名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 06:19:07 ID:N0mHyJrwO
>>55
地下室の手記は面白かった。
罪と罰が有名だけど長いからやめて地下室の手記を読んだ。
結局、罪と罰も読んだ。
どっちも面白かったが、最後は罪と罰がすき。
101名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 06:19:08 ID:52SNUNlc0
人が見たくない聞きたくないことを声を大にして語る、それがドストエフスキーの魅力。
人間について思索を深めたい人は是非。
102名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 06:19:53 ID:kKy1taby0
>>93
日本で思想対立がないからでしょうね。
文学が取り上げると言っても、プロレタリア文学のように政治主義の宣伝になりがちだし

>>96
嵐が丘 岩波で挫折したので読んでみようw
103名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 06:22:20 ID:EFfgdv3Y0
(宗教的な)魂の救済ってのは人類すべてに関わる普遍的なテーマだろ
手塚治虫のブッダとか読めなくなるじゃん

ドストエフスキーってのはキリスト教信者なくても読めるよ

ただゾシマ長老かなんかが死んだあと臭くなってアリョーシャがショックを受けるってのは
ピンとこないけど(聖人は死んだあとにおわないらしい)
104名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 06:23:18 ID:Zm1MgMH70
>>96
岩波と新潮どっち?
105名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 06:25:06 ID:APMSq7ys0
>>103
ショックを受けたのはアリョーシャよりむしろ周りの村人達だろ
聖人から死臭がし始めたら突然手のひら返して
生臭坊主だのいんちき破戒野郎だのと罵りだしたぞ

アリョーシャがショックを受けたのは
死臭そのものよりむしろ周りの人間のそういう豹変振りだったはず
106名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 06:25:35 ID:c9rVsMJKO
>94
まぁ、あんまり真に受けない方がよろしいかと・・・
カンペやらスタッフが書いたもん読むだけなら誰でも出来る
何より教授会で反対多数に成る程に推薦入学で人並み外れた下駄かまして入学した程の馬鹿だしね
107名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 06:27:19 ID:tMCCL8Y40
やはり最高の文学といえば罪と平和、それに戦争と罰だと思いますね
108名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 06:32:06 ID:Muwo3YkQ0
トモフスキーなら面白いよ。でも哲学的だし。
109名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 06:32:30 ID:52SNUNlc0
>>94
>>106

お前らマジで言ってるの?w
110名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 06:32:46 ID:Q9hqkq/M0
こち亀でロシア人の長ったらしい名前をネタにした回があったな
111名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 06:33:00 ID:G6TFKjPb0
>>32>>94>>106

ちょっ

マジレスすると元巨人の野球評論家、江川卓と
ロシア文学者の江川卓は
同姓同名の別人。

ってマジレスしてもいいのか。
112名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 06:33:40 ID:Z/A062xz0
>>102
うれしいな
>>104
旧訳→新潮の鴻巣訳 新訳→岩波の河島訳 のつもりで書いた
113名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 06:33:48 ID:EFfgdv3Y0
江川卓のネタもいい加減古いよな…
114名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 06:34:46 ID:APMSq7ys0
>>110
下半分が小説で
ツュッツェヒュザラタフツュエツァラヒゲルド=フェツァッヒペツェシェヒノッピョピョ氏
とかが登場してた回だな
115名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 06:35:11 ID:lxwaEmzN0
現代人は趣味嗜好が多様化したとか言われてるけど、こういうのを見ると、話題になってる
1つのものにわれ先にと群がる傾向は、以前にも増して極端になってるんじゃないかと思ってしまう。
116名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 06:35:27 ID:coE+0KEmO
古典文学?だとロリータが面白かった
117名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 06:35:46 ID:AUrBUgEQ0
これ本当なの?誰か教えて


上田晋也がうんちく王で語ったうんちくが『知泉』という本から盗んでいると
でネット上で騒ぎになり、結果、上田が深夜放送の「うんちく王慰安会」の中
で酔った上「知識の泉と書いて知泉という本があるんですが、これを読めば
んちく王になれますよ」とカミングアウトした。しかしその後は相変わらず
「うんちくは周囲の人間から」などとお茶を濁す発言を繰り返している。
その上それがすべてテレ朝スタッフとの共謀によるやらせだというから悪質だ
テレ朝では「霊長類ヒト科最強頭脳」という番組で、上田を別室でカンペを
読ませて「暗記力1位」に仕立て上げるやらせも発覚している

まじかよ?
118名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 06:36:58 ID:lxwaEmzN0
>>116
ロリータのニンフェット考察は面白かったな。
ほかにああいうのないんだろうか。
119名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 06:42:13 ID:Zm1MgMH70
>>112
新潮のも新訳なんだけどねw
どっちがいいのか迷ってたが岩波買ってみるか。
120名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 06:44:03 ID:coE+0KEmO
>>118
pride and prejudiceは読んだ?
まだ途中なんだけど受けると思うよ
121名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 06:50:13 ID:U7vGwpk0O
昔読んだことあるけどたいして面白くなかったぞ
122名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 06:52:52 ID:coE+0KEmO
>>121
感想は?
123名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 06:52:57 ID:nVEWYU/e0
ツマンネースレw
このスレにこびりついてるやつの話ってつまんなそうw
124名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 06:53:45 ID:Z/A062xz0
>>119
そういやもう一つ古いバージョンあったね。ごめんw
125名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 07:04:38 ID:HCK8t5hS0
俺も買うか
126名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 07:08:48 ID:TK7+dWzV0
仕掛け臭いな
アマゾンのレビューは他の作品についてのレビューも見ないと信用できん
127名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 07:10:25 ID:RZVxOibB0
ドストエフスキーとかトルストイが売れているのは日本だけでしょ?
世界的な評価は村上春樹のほうが遥かに上だよ。
128名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 07:11:46 ID:tigQ04if0
その村上春樹が目指してる小説がカラマーゾフの兄弟なんだけどな

しかしドフトエフスキーは団塊が読むもんじゃない
高校生くらいに読ませるのがベスト
129名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 07:12:47 ID:Zaq+kgSx0
20年前読んだが、
ただの謎解きミステリー小説じゃねえか
と思た。
130名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 07:28:25 ID:6Sr9HYCD0
>>127
www
131名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 07:32:12 ID:o4cjKVfV0
ロシア人の小説は愛称と本名の繋がりを憶えるのが大変だった。

しかし、知恵遅れで村をフラフラしてる乞食女を妊娠させ、生まれた
子供に殺されるっていう筋書きは凄いよな。
今でさえどぎつく感じるんだから、出た当時はなおさら。
132名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 07:43:36 ID:LCq1KyH40
いきなりカラマーゾフや罪と罰でも(・∀・)イイ!!かも知れんが
ロシア文学行くなら取りあえず戦争と平和から行くべきじゃね?
ドスタンは正直今の感覚だとつかみ所無いよ、まあ偉大な文学
作品というとらえ方で読めばいいのかもしれんが、ドスタンが
拘ってた部分を理解するのはかなり骨が折れる。

戦争と平和はほとんど不滅の価値観が流れ出てくるから大作
映画とか好きな人なら堪えられない作品。気軽に読めるとまでは
行かないかもしれないが、ドスタンに比べればなんぼもまし。

後はイワンデニーソビッチの一日もオススメ。正直ロシア文学の
最高傑作はこれじゃねーかなと思う。
133名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 07:46:34 ID:vQu8le6LO
罪と罰
134名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 07:47:02 ID:rIJjAyQs0
光文社のやつ人気あるよね。
135名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 07:49:10 ID:pE9oUT8b0
カラマーゾフははっきり言って読むの大変だ絶対挫折する
亀山訳で以前よりは読みやすくなったけどこれでもまだキツい
読みたいっていう気持ちはあるんだけど読んでたら15分くらいで眠くなってしまう
罪と罰はダレずに2日くらいで読んだんだが
136名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 07:52:22 ID:XTA0LB4k0
読んでて一番きつかったのは宗教概念だなぁ
海外文学は宗教と切っても切り離せない関係だから、信心深くない日本人にはちょっとつらい
137名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 07:54:26 ID:sJ7fE+T50
「氏の家の記録」はシベリア流刑のルポルタージュだから読みやすいお( ^ω^)
138名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 07:54:44 ID:PO578we30
>>131
>>知恵遅れで村をフラフラしてる乞食女を妊娠させ、生まれた子供に殺されるっていう


そういうのは当時のロシアでよくあったことだから
139名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 07:56:06 ID:zBRpqX++0
ドストの最高傑作は「死の家の記録」である。異論は、認めない。
140名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 08:00:52 ID:p4SJp6l70
>>131
愛称は確かにやっかいだったなー。
罪と罰でもメモしながら読んだよ。
141名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 08:01:53 ID:LlMrkntzO
20代前半ならともかく、今、小説、それも厚めのロシア純文学。
読む時間も体力もないよ。
何ヵ月か前に買った宮部みゆきのブレイブストーリー(文庫)1巻も最初の5ページで止まっている…

今まで読んだ小説で、一番よんで疲れた作品はガストン・ルルーのオペラ座の怪人か小栗虫太郎の黒死館殺人事件辺り。
142名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 08:02:09 ID:XeHUuoBQ0
>>7
それ別人だろw
143名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 08:04:51 ID:Eg1yDgybO
ドストエフスキーは全作読んだが、宗教観の強い作品ばかりだったな
144名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 08:09:37 ID:cuN0us6DO
>>139
いや、地下室の手記
145名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 08:11:45 ID:F5Ah9TPM0
万延元年のフットボールとどっちが読みやすい?
ていうかどっちを先に読むべき?
万延元年の方も途中で読むのやめてしまってるんだが。
146名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 08:17:48 ID:x88A0kiCO
海外の小説読むときは、自分で相関図書きながら読み進んでる。
相関図が広がってく様がワクワクする
147名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 08:18:03 ID:cuN0us6DO
俺は読みにくいなんて感じたことないから分からん

まぁ好き嫌いがハッキリ別れる作家だとは思うけど
148名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 08:20:30 ID:kKy1taby0
>>145
人名を別にすれば、こっちのが読みやすいよ。
あと、大江なら初期のほうがいいよ
149名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 08:21:06 ID:/mBI71o10
> 扱うテーマが、男女の愛憎、幼児虐待、テロリズム、
> 父子・兄弟関係や貧困、宗教、国家など …

最近の若い奴はクズだな
150名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 08:22:57 ID:ByZfbzxk0
日本人は宗教に縁が薄いからドストエフスキーの云々
という人が多いが、それは固定観念です。
日本人は無意識層に「神々」の海を湛えている。
あまりに無意識だから明文化されないだけ。
ゾシマ長老の説話なんかとても共感できる。
大審問官のところは何故か読んだ10年後20年後に思い当たったりする。
151名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 08:26:52 ID:RmpAx0rz0
カラマーな兄弟ってことだろ。


  カラマーってなんだ?
152名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 08:29:48 ID:qClWHJre0
兄弟同士のキスシーンがあるって書けば、
腐女子が飛びつくかもしれないぞ

「アリョーシャ、もう一度キスしてくれよ」って
153名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 08:29:49 ID:mGi2GpmP0
>>23
ただのニートに偉そうにいわれてもねw
まあ、俺はイワンが好きだけど
154名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 08:30:19 ID:Ym/KbCub0
だれかあらすじを3行で説明して
155名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 08:31:02 ID:tigQ04if0
>>145
こっちの方が読みやすい
金閣寺くらいの読みやすさ

宗教ねぇ、サリンジャーのフラニーとゾーイなんか宗教の話だけど
凄い理解しやすかったな
156名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 08:45:34 ID:lBywFjfLO
亀山教授マンセー
学長オメ
157名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 08:51:42 ID:F5Ah9TPM0
了解。こっちの新訳買いに行くわ。
ちなみに大江の初期作品はほとんど読破してる。
万延元年で止まってしまったが。
金閣寺くらいならスラスラ読めそうだ。
158名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 09:02:26 ID:pohEjV/00
ネットやり始めてから瞬間的な快楽しか求めなくなってしまった。
動物化した。本はエロ漫画エロ同人しか読まない。
これでも昔は罪と罰とかキャッチ33とか面白いですか?
159名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 09:14:58 ID:ZCPZqQCX0
>>155
高校生のときに「フラニーとゾーイ」読んだけど
なんで太ったおばさんがニヤニヤ笑ってるのか、わからなかった。

今ならわかるのかな?
160名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 09:15:07 ID:yxaptP210
>>151
カラ・マーゾフで黒い十字架とかそんな陰喩だったような
161名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 09:15:54 ID:+H8CV1HZ0
現在の作家に小説を書かせて売るより、著作権が切れたような昔の作品を
訳を変え装丁を変えて出せばよっぽど売れるということは・・・。
現代日本の作家でいつも数万部売れるレベルの作家は問題ないだろうが、
初版数千部で終わるような多くの作家にとっては、ただでさえ新人賞でしょ
っちゅう新しいやつがデビューする上にさらに「文学史上の文豪」までが
ライバルとして亡霊のように復活してくるのだからたまらないな。
162名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 09:19:04 ID:CVQ/37kX0
抽出レス:村上

該当レス:4
163名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 09:22:37 ID:VAG68cUmO
あぁ、ゾフ兄弟ね
164名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 09:23:12 ID:PO578we30
イワンになったことがない奴が読んでも理解できないと思うからお奨めできない
下手に影響されたら人生を失うぞ、イワンのようにな
これは絶望の淵にいる人間が読む本
165名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 09:24:08 ID:WLLAX5070
米山正夫の訳には敵わない
166名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 09:24:57 ID:tigQ04if0
>>159
あそこが全てな気がする
まぁ老荘思想でしょ
167名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 09:33:09 ID:L7I88OFV0
途中で投げ出す人が多いとは夢にも思わなかったな。
個人的にはすげー面白かったよ。夢中になって読んだ。
途中理解し切れていないな、と感じるところもあったけど、そこはまるで無視しても充分面白い。

時間がないと読めないから、学生のうちに一読しとくことを強く薦める。
168名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 09:43:22 ID:4pyhcykl0
村上春樹さんが大絶賛してるから以前読んでみた
 
印象
1、とにかく圧倒される緊迫感
2、物語の筋は、大きなものは覚えてるが、細かいのは覚えてない
3、覚えてるのは物語よりも、特徴的で魅力的な登場人物
169名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 09:47:31 ID:yxaptP210
村上さんてドスト大絶賛してるのになんであんなつまらない小説書けるん?
羞恥心ないの?
170名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 09:49:10 ID:2aOMaY33O
>>159
太っちょおばさまがニヤニヤしてるなんてあったっけ?
171名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 09:49:17 ID:URJTnx3b0
個人的には 「賭博者」がおすすめ

ドストエフスキーもギャンブル中毒だったから
心理描写がかなりリアルでおもしろかった

文学的評価は低いらしいが
172名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 09:51:22 ID:GkMRFz+N0
翻訳家の書き方が自分と合っているようで読みやすかった
別に優劣じゃなくて、翻訳家さんとの相性が悪くて敬遠してる人も多そうだね、こういう海外の作品って
173名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 09:51:47 ID:mGi2GpmP0
お前らが読んでも1割も理解できないだろうな
174名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 09:56:14 ID:AlJvMCt10
大審問官のところだけでも読め〜,とか大学の頃言われてた。
も1回読んでみるか。
バルザックの「幻滅」がおすすめ。畑違いだが。
ドストでは「悪霊」かな?
175名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 09:58:01 ID:J1MXUhBY0
新訳ってそんなに読みやすいのかな。
176名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 10:01:42 ID:5LDbn2uw0
世界中で日本ほどロシア文学が読まれてる国はないらしいぞ

無論ロシアも含めて
177名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 10:02:22 ID:fPv4i0ctO
>>169
そこまで言われるほど悪くないだろ。
少しは客観性を持ったほうがいいぞ。
178名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 10:03:06 ID:J1MXUhBY0
>>176
へー
179名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 10:05:30 ID:9HdzWe5r0
ドストエフスキーって正直読みにくい。
180名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 10:09:18 ID:wCzZS9Hx0
「賭博者」も嫁
181名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 10:10:11 ID:N4cwJwQR0
多感な20歳位に読んだ方がおもしろかった。
10年後に読み返すと、うけつけなかった。
182名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 10:10:42 ID:wCzZS9Hx0
>>55
地下室は2ちゃんねらーというかヒキニートを予言した書だな、あれはw
183名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 10:12:06 ID:EFfgdv3Y0
>>176

明治の日本の言文一致は二葉亭四迷が訳したツルゲーネフなどのロシア語の翻訳が
凄い影響与えてるらしいよ

悪霊読んでるけどいまロシア人は物考えない
みんな(フランスとかからの)借り物ばっかりみたいなセリフがでてきて
ここら辺も日本人の琴線に触れたんじゃないか
184名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 10:15:41 ID:6mpy4TJA0
>>176
日本のは訳がいいと思う。

ドストエフスキーに限って言えば、カトリック嫌いだったからそれがキリスト教圏では
微妙なんだろうか。モームはドストエフスキーに夢中になったらしいが。
ロシアはソ連時代には体制側に不都合な作品ということで、映画も社会主義
指向に脚色されてた。
だから共産主義政権崩壊後、ドストエフスキーの本が争って買われて
なにせ入手が難しかったから入手競争が激しかった、
なんてニュースを昔見た。
185名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 10:15:58 ID:J37mxKep0
「罪と罰」を下巻のはじめで放置している俺でも完読できるでしょうか?
186名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 10:19:39 ID:S+kQsMpg0
埴谷ユタカの「死霊」はおもしろいの?
カラマーゾフ関連で薦められて読んだけど
何がなにやらわからんちんだったよ

埴谷作品の文庫本化×って死後も継続してるの?
187名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 10:22:32 ID:6mpy4TJA0
>>174
現代社会の問題が結構凝縮されているもんな。
精神的価値と引き換えにした現代の管理社会の問題や、
自分の価値を優先させる現代人の病(これは近代日本文学でも扱われている)
の管理社会の問題がテーマにされてるもんな。
188名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 10:24:50 ID:DmsDJWAw0
懐かしいな

親父が、愛人の為に用意していた札束の入った封筒に「ひよこちゃんへ」と書いて
いたと知らされた長男(その愛人のことが好きなわけだが)が激怒するところで
クソワロタ思い出があるw
189名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 10:26:21 ID:6mpy4TJA0
>>172
米川訳で読む場合と原卓也訳で読む場合だと印象変わりそうですね。
自分は「謎解きカラマーゾフの兄弟」から入ったのが大きい。
190名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 10:26:35 ID:wLtK1i4rO
訳者によって海外作家はかなり変わるよな…とりあえず江川卓は糞。
191名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 10:27:04 ID:wCzZS9Hx0
ドミトリイが殺そうとした暴君的父親の名前はヒョードル

これ豆知識な
192名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 10:28:15 ID:6mpy4TJA0
>>185
カラマの方が読みやすいと思う。
193名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 10:29:46 ID:5LDbn2uw0
>>185
ちょっと読みにくい海外ミステリーだと思って読む
194名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 10:30:45 ID:t7mP2Enn0
おい罪と罰に何とかかんとかって奴いただろ。
あの、何か謎っぽい奴で最後拳銃自殺したやつ。
あいつが象徴してるのは何なんだよ。
195名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 10:37:28 ID:6mpy4TJA0
新潮社文庫の「カラマーゾフ」は帯に力が入ってると思った。
前の、書店の店長さんのネタの帯がはっちゃけてて面白かった。
原卓也の訳も良い。
196名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 10:38:12 ID:+5h+dzM80
カバーのイラストが二等身のかわいいアニメ風なら買う。
197名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 10:40:51 ID:OnKY491JO
米川訳はさすがに古くて読みにくいが味があっていいな。
「ちょ、先生ふざけなさんな」とか笑える。
198名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 10:44:45 ID:2Uswwb6h0
>>63
志村!三島三島
199名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 10:50:39 ID:wp7IjmqY0
昔はよく本を読んでたが、何か定番パターンみたいなのが
読み取れるようになってきて、読書から遠ざかりつつある。

こういう展開なら、この後こうなる、、そして読み進めて
いったら実際、そうだったみたいなww
200名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 10:53:33 ID:iuG7I/YT0
昨日読み始めたら、友人が真犯人はスメルジャコフ
イワンが殺人教唆って言いやがったんだけど
ひねりないマジだったらぬっころそうと思うんだけど・・・
201名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 10:59:46 ID:2aOMaY33O
ネタバレで読む価値半減するような小説ではないと思うのだが…。
読み方によるか。
202名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 11:01:33 ID:6mpy4TJA0
別に、作品のテーマや作者が語りたいことは、
誰々が犯人だとか推理小説的要素ではないからいいんじゃない?
自分も解説書から入ったから最初からわかってて読んだけど、
それで面白さが損なわれることはなかったな。
もっと別の所でいろいろと意表を突いてくれてたし。
203名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 11:03:14 ID:LCq1KyH40
白痴ってのは今でもこのまま出版されてるんだっけ?
もうてんかん患者の方々から総攻撃受けそうなタイトルアンド内容
なんだけどさすがにドストエフスキーにまでは文句は言えないか。
でも筒井康隆は文句言われて切れちゃったんだよな。
204名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 11:22:45 ID:pFRyVw9E0
田口トモロヲが舞台で演ったよね?
205名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 11:25:17 ID:xu1N5cvw0
昔読んだけど例の如く
途中で投げ出しますた。
思うに訳が良くないんじゃねーかな?
甚だ読みづらかった記憶だけはある。
内容に関してはほとんど覚えてない
206名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 11:26:55 ID:ekIiXXK60
ドストエフスキーの小説がやたら長いのは賭博で負けた借金を
返すための原稿水増し。
だから同じようなことを繰り返し書いてる。
207名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 11:29:19 ID:rsOtch1m0
江川から入ったとかマジ糞wwwwww
江川の罪はこういうところにあるんだよな
208名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 11:34:41 ID:wCzZS9Hx0
>>206
ドストエフスキイみたいな人間、実際に近くにいたらものすごくイヤだよなw
209名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 11:35:34 ID:5B5AX9vr0
また表紙が小畑なんでしょ( ´,_ゝ`)プッ
210名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 11:38:34 ID:k/Dg/o9lO
新訳になって売れたのは読みやすくなったってことか?
読んで面白いとか読みやすくなったとか学校で使うからとかなのだろうか
211名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 11:39:48 ID:fzRBiTGs0
超訳なら読んでみたい。
212名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 11:42:06 ID:rsOtch1m0
>>210
実際新訳は読みやすくなってるよ
テンポが良くて、理解しにくいところも耐え易く、
ストーリーが動くところはぐいぐい引っ張り込まれる
213名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 11:47:03 ID:nI4WE/Jq0
>>194
そのスヴィドリガイロフは
主人公ラスコリーニコフの暗黒面を象徴してる、
って誰かが文学板で言ってた

それであの娼婦が善の部分を象徴してるらしい

俺はよくわからんが
214名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 11:52:42 ID:2Uswwb6h0
215名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 12:04:04 ID:ME8Yj3VwO
ドストが尊敬し参考にしたと言われる
バルザックも新訳だしゃ売れるな
仏語できる方、挑戦してみたら
あらがわ、ルイランベール、ゴリオ爺、幻滅あたりは
今でも需要あるんじゃん
216名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 12:04:16 ID:GYsXNgyI0
カーラボノフかとおもった
217名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 12:07:29 ID:k/Dg/o9lO
>>212へぇ〜そうなんだ
俺も読んでみるか
レスありがとな
218名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 12:10:18 ID:AEU0RyAl0
バルザックのゴリオ爺さんは未だに僕の愛読書。
219名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 12:12:59 ID:mG/af4kB0
妹は出てこないのですか?
220名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 12:16:42 ID:SRYwKBMwO
乾電池の山手線フラッシュを思い出したwwwwwwwww
221名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 12:24:46 ID:EzADk/Wv0
最後まで読んだ奴はその1000分の1と予想
222名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 12:28:15 ID:FpoHTCnu0
ドストエフスキーはキチガイ
223名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 12:28:17 ID:EjXtrN2yO
>220
チャレンジングクイズ
224名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 12:34:07 ID:PUXeCPS/0
>若いころに読んで挫折した団塊の世代

江川卓で挫折する
団塊の世代って
どんだけバカだよ
225名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 12:35:09 ID:M21rwJBG0
図書館で借りろよ
226名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 12:37:09 ID:RqsJlmqS0
大審問官は、狂ってるね。
迫力ある。
227名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 12:39:01 ID:EZsCLRdYO
地下室の手記(・∀・)
228名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 12:39:19 ID:RqsJlmqS0
長いけど、読みやすい作品のはずだよ
229名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 12:43:57 ID:RqsJlmqS0
実はカラマーゾフのの兄弟は、ただの前振りで、
本当に書きたかったのはこの次の作品だったんだよね。

でも書く前に亡くなってしまった。
230名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 12:52:01 ID:2Uswwb6h0
Фёдор Михайлович Достоевский
231名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 12:57:16 ID:tt4kfyq+0
すげー濃くてくどい世界に連れていかれるからなー。
体力があるときじゃないと読めないよね。
232名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 12:59:56 ID:dOAVZ/Q/O
ラノベみたいなイラストいれれば
バカも買うよ
233名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 13:03:03 ID:JL1ZIGv00
「カラマーゾフの兄弟」は何度読んでも上巻で挫折orz
「罪と罰」「悪霊」は読めたのに。情けないです。
234名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 13:19:24 ID:2VeNdD/p0
昨日ようやく読み終えたところだ
1年3ヶ月かかったw
235名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 13:31:32 ID:F+C4Y3Yf0
誰かあらすじのフラッシュ作ってよ
236名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 14:19:47 ID:Rpk1HZq70
サンクト・ペテルブルグにあるドストエフスキー墓碑
http://www.eonet.ne.jp/~nostalghia-1983/zapishite2/sub_picture/007.JPG


237名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 14:48:11 ID:5JNKfIRM0
>>233-234
マジか?
大学時代に読んだときは寝るのが惜しいくらい読み続けたもんだが。たしか3日くらいで読了した。
238名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 15:11:26 ID:nPRSfNnc0
>>237
長編は一気に読まないと相関関係が把握しづらいよね
239名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 15:16:28 ID:wPUCKKhmO
上巻がつまらなかったな
ただ伏線がはられまくりだったが
240名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 15:21:20 ID:T4kCiG2k0
どこが芸能でどこがスポーツなのか
241名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 15:23:38 ID:umpL+xpY0
>>240
芸があるし有名だろ、ドストエフスキー
242名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 15:40:09 ID:2Uswwb6h0
>>240
ドストエフスキーはスポーツだろ常考
243名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 15:42:13 ID:cuN0us6DO
>>182
ちゃんと読んだか?
244名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 15:43:18 ID:4pyhcykl0
たぶん、「反逆」、「大審問官」のところが一番面白いだろうね
この流れは神がかってた
論理的にも対話的にも素晴らしい部分
 
イワンの反キリストの理論に比べて、ゾシマ長老のキリスト教側の理論は、
いい話で勉強になるけど、若干、退屈に感じてしまったのを覚えてる
245名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 15:43:28 ID:5jbV4hQc0
映画化決定
246名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 15:44:37 ID:J37mxKep0
>>242
何のスキーだよw
247名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 15:44:38 ID:4pyhcykl0
地下室の手記か
あれは第一部は退屈だけど、第二部(「ぼたゆきにちなんで」)は本当に衝撃を
受けた。やっぱり、ドストエフスキーは、物語を書いた方が面白い人だね。
第二部は物語として、完璧だと思う
248名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 15:45:15 ID:86qs9zOp0
バフチンによれば、ドストエフスキーの小説こそがモノローグ的ではない、ポリフォニー小説だそうな
しかしドストエフスキーは、作家の日記の時事評論見る限り、単なるロシア帝国主義者でしかないな
カラマーゾフの中でもポーランド人を小馬鹿にしてたよな
249名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 15:46:10 ID:5pgeTHCDO
今携帯から無料サンプル落としたけど・・・意地で読むかな
250名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 15:48:06 ID:4pyhcykl0
>>248
あくまで、個人的にだけど、作家に人間性の良し悪しを求めたらダメだと思う
聖人君主であることは、関係ないよ。
 
ソクラテスである必要も、スターリンである必要もない。
だけど、両方の側の人間を書ける人でなくては、ドストエフスキーのような作家には
なれない。
 
評論でどんな毒を吐こうが、関係な話だね。こだわるのは、意地が悪すぎる。
251名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 15:50:09 ID:4pyhcykl0
作家: 人間を描く能力が必要。良い部分も、悪い部分も含めて人間。
     享楽も経験していて、極端を知る人間であることが望ましい。
 
哲学者: 人間として優れていることが必要。哲学者は求道者であるべき。
 
個人的には、こんな違いがあるかな。作家は自由なもんだ。
252名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 15:55:47 ID:m/20ko/xO
読んだことのある小説で一番長いのがこれだな
プルーストは途中で飽きた
いや「死霊」全巻のほうが長かったのかな
253名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 16:04:25 ID:6mpy4TJA0
>>237
俺は5日くらいかかったけど、仕事が忙しい時期にもかかわらず、
面白くて睡眠時間削って読んでたな。
「カラマ」も「悪霊」も、最初の方のまどろっこしさを乗り越えると面白くなる。
254名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 16:05:22 ID:6mpy4TJA0
>>242-246
ウケタw
255名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 16:55:20 ID:LOUPsabl0
>>244
小インテリは口をそろえてそう言うが、果たしてどれだけ理解できているのやらw

俺?いつもそこは飛ばすw
256名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 17:05:17 ID:YSKAtHM5O
すんげー馬鹿っぽくてかわいいな
257名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 17:20:15 ID:9go3FOTd0
光文社の古典シリーズの翻訳はいいけど、
しかし誰が買ってんだという気がする
258名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 18:01:13 ID:1jm/ZyLq0
訳者の亀山が馬鹿だからなあ。
バフチンをきちんと読めていない。
解説読んでがっかり。
やっぱドスは江川卓。
259名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 18:44:36 ID:2Uswwb6h0
安部公房はエアロビックだ
260名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 18:49:51 ID:wfJn+jB/0
ドスト「ィエ」フスキーらしい
ロシア語的には

宗教も愛憎も興味ないので読んでない
救いのなさならカフカの方がいい
261名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 19:08:52 ID:JeLn1NEY0
>>171
博打やるやつは読んだ方がいいかもな
ちなみにドストエフスキイは博打で借金こさえてそれを返す金のために「罪と罰」と書いたとか

豆知識ね
262名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 19:35:23 ID:+sd0klmYO
米山訳って文庫になってる?
これまでのレスでケチつけられてないの
この人だけだからこの人の訳で読みたい。
263名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 19:38:07 ID:cuN0us6DO
>>247
確かに地下室の手記の第二部はドキドキワククさせらるけど、あの訳が分からない回想をグダグダダラダラやってる一部があるからこそだと思う
あのグダグダダラダラがドストの神髄というか、あれで腐った人間をリアルに表現してるんだと思う
264名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 19:46:58 ID:tAK/4v5U0
地下室と罪と罰とカラマゾフとハクチが最強!!
265名無しさん@恐縮です :2007/08/23(木) 19:54:40 ID:t1L+ZmgT0
入試で覚えたが作品名ぐらいしか知らない多すぎ
266名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 20:29:46 ID:mO42h+jA0
ドストエフスキー作品は名前が複雑で誰が誰だかわからなくなる件
ラスコーリニコフとムイシュキン公爵だけ覚えてる
267名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 20:47:18 ID:Zm1MgMH70
>>262
亀山訳の宣伝のダシに使われたのは米川訳だよ
原訳じゃ大差無いもんだからね
268名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 21:09:58 ID:F5Ah9TPM0
地下室持ってたはずが紛失してた。
今現在手に入るのは岩波文庫版だけ?
これも新訳で読んでみたいが。
269コヨーテ ◆Coyote7ZPM :2007/08/23(木) 22:54:07 ID:qvzDtWV90
お前らド素人だな

ドストエフスキーで一番面白いのは「悪霊」だよ

インチキカリスマ革命家の姿なんてここ最近のカルト教団みたいだ
270名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 23:03:57 ID:ZwesZuba0
悪霊はスタヴローギンの絡め方が今一だった。
未完だけど、カラマーゾフの方が上だな。
271コヨーテ ◆Coyote7ZPM :2007/08/23(木) 23:11:32 ID:qvzDtWV90
上下関係なんてねーんだよ!
272名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 23:14:32 ID:0MuCHfKi0
>>251
ハイデガーは哲学者としては20世紀最高の一人だが、人間としては最低だぞ。
273コヨーテ ◆Coyote7ZPM :2007/08/23(木) 23:16:32 ID:qvzDtWV90
ドストエフスキーもランボーも石川啄木も人間的にはクズだよ
宮沢賢治も童貞だよ
漱石も暴力夫だったよ
人間性最高の作家なんていねーよ
274名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 23:20:19 ID:/IYeq1Rs0
>>260
ロシア語的にはダフテェスキーだろ
275名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 23:22:14 ID:/IYeq1Rs0
おっと、ダステェフスキーだった
ムソルグスキーはムソリスキー

豆知識な
276名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 23:43:30 ID:khBGJGtt0
地下室」の呼ばれてないのにメシ会に参加するとこ最高すぎるな
おいなんで俺を予言するんだよ
277名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 23:47:26 ID:khBGJGtt0
名前でだいぶ得してるよな。
ムッチョリーナとかだったら今の評価が覆るだろう
278名無しさん@恐縮です:2007/08/23(木) 23:51:58 ID:qAEvqfQK0
スメルジャコフのシーンだけ拾い読みしても面白い
妙な魅力があって引き込まれる
米川訳でね
279名無しさん@恐縮です:2007/08/24(金) 00:01:12 ID:3mgV/NqC0
去年から書店で新約ならんでたけど東大教授が選ぶ新入生に読ませたい本1位というデカい帯がついてた
その効果もあるのでは
280名無しさん@恐縮です:2007/08/24(金) 00:07:04 ID:5Ca4oIsv0
亀田族の兄弟
281名無しさん@恐縮です:2007/08/24(金) 00:18:45 ID:DxJnmQem0
ロシア人の本は登場人物の名前が覚えにくい
282名無しさん@恐縮です:2007/08/24(金) 00:28:11 ID:kaDTmP7Y0
今までで一番好きな小説かも。一度しか読んでないけど。
ロシア文学の傑作は色々読んだけど、カラマーゾフの兄弟は、確かに、現代に
通じるって点で、飛びぬけてる。貴族の話とかじゃないからいいね。
283名無しさん@恐縮です:2007/08/24(金) 00:28:55 ID:2mcKOhNB0
>>281
モンゴル人には負ける
284名無しさん@恐縮です:2007/08/24(金) 00:31:30 ID:ZbiRVkMF0
2ちゃん犯罪白書の浪漫こないだ違法ゲーム販売で逮捕されたな
285名無しさん@恐縮です:2007/08/24(金) 00:31:58 ID:oBg+aInw0
新潮社のをチラ見したけど字も大きめだし訳もスムーズに読めたが、
光文社の新訳はそれよりも読みやすいのか。
286名無しさん@恐縮です:2007/08/24(金) 00:32:34 ID:nf6poNc10
カラマーゾフの3兄弟は
末っ子以外はニートです(´・ω・`)
287名無しさん@恐縮です:2007/08/24(金) 00:34:03 ID:jcbpGG430
ドストの作中人物はほとんどニートだよ
288名無しさん@恐縮です:2007/08/24(金) 00:56:48 ID:/lIfbabB0
ゾシマもコーリャもイポリートもなかなか凄い。
289名無しさん@恐縮です:2007/08/24(金) 01:02:17 ID:7zmf7Hrc0
>>273
いいんです・・・肝心の作品さえ面白ければ(素晴らしければ)
作家の人となりは二の次です

漏れはクラシック聞くのですが素晴らしい指揮者でも
プライベートは最低ってのはたくさん知ってます
290名無しさん@恐縮です:2007/08/24(金) 01:07:12 ID:oBg+aInw0
>>273
宮沢賢治童貞のどこが悪いのか…
291コヨーテ ◆Coyote7ZPM :2007/08/24(金) 01:08:18 ID:PQTfUNcu0
>>290
素でキモイ
292名無しさん@恐縮です:2007/08/24(金) 01:08:44 ID:067Rzvko0
犯人は使用人、ショック死。
293コヨーテ ◆Coyote7ZPM :2007/08/24(金) 01:12:04 ID:PQTfUNcu0
その使用人はオヤジが女中に孕ませた子なんだよな
その辺ボカしてあるけど
まず間違いない
294名無しさん@恐縮です:2007/08/24(金) 01:29:26 ID:zIT7vEoz0
イワンの無神論の説得力に比べ アリョーシャは温いよな

神を信じている人間は イワンの問いに対して答えを持っているんだろうか?
295名無しさん@恐縮です:2007/08/24(金) 01:30:06 ID:giPkTHyd0
>>273
そういうお前はどれほどの人間なんだよ
名作を遺してきた作家をクズ呼ばわりできるような人間か?
296名無しさん@恐縮です:2007/08/24(金) 01:35:08 ID:6dM5m5pI0
>>295
お前は何も分かってない!
クズや童貞の鬱屈が、名作を生み出すんだろうが。
人格者の書いたものなんか、つまらなくて誰も読まんわい。
297名無しさん@恐縮です:2007/08/24(金) 01:37:50 ID:Ds+/GTxe0
>>273は自分もクズだから、作家先生の仲間だと言いたいんだよ。
298名無しさん@恐縮です:2007/08/24(金) 01:39:09 ID:vdIYyRMa0
罪と罰はおもろい。3度読んだ。
カラマーゾフは読んだけど内容忘れた。2度と読まなかった。
299名無しさん@恐縮です:2007/08/24(金) 01:52:44 ID:5wzchDwJO
ロシア系の長編の中では一番難解だった。
当時中学生だった俺の国語読解力を、確実に超えてたな。

ロシア系では「罪と罰」と「父と子」が比較的平易で読み易かった。
「戦争と平和」は難解ではなかったが、長過ぎたな。
300コヨーテ ◆Coyote7ZPM :2007/08/24(金) 01:55:57 ID:PQTfUNcu0
正直、外国の小説で一番面白いのはスタンダールだよな

ドストエフスキーの作品をシコシコ読んで根暗になりたくない
301コヨーテ ◆Coyote7ZPM :2007/08/24(金) 01:56:43 ID:PQTfUNcu0
>>295
俺はクズじゃないよ
普通の中の上の人間だよ
302名無しさん@恐縮です:2007/08/24(金) 01:56:54 ID:tDQ1YJ+o0
トマスマンが最高
303名無しさん@恐縮です:2007/08/24(金) 01:59:53 ID:8b7/hWZX0
はじめに読んだのは原さん訳の青系の表紙の文庫奴で高校の時に読んだ。
まあここであれこれ言ってるやつはみんなそうだと思うが。
304コヨーテ ◆Coyote7ZPM :2007/08/24(金) 02:00:44 ID:PQTfUNcu0
>>302
魔の山もそうだけど
ドイツ文学は止揚的すぎてつまらんわ
それこそドストエフスキーのポリフォニーの対極を行く小説だな
理詰めすぎ
305名無しさん@恐縮です:2007/08/24(金) 02:00:57 ID:KTFKFxsE0
外国の本って最後まで読んだ事ないんだよな
途中で訳にイライラして止めちゃう
306名無しさん@恐縮です:2007/08/24(金) 02:01:55 ID:8b7/hWZX0
>>301
そんなのに意味あるの?普通の常識人の書いた作品なんて・・・
全く面白くないよ。きっと。
307コヨーテ ◆Coyote7ZPM :2007/08/24(金) 02:03:19 ID:PQTfUNcu0
>>306
ん?意味不明
308名無しさん@恐縮です:2007/08/24(金) 02:05:27 ID:8b7/hWZX0
>>305
原書で読め。昨日新宿の紀伊国屋にセサミストリートのグラフィー買いに行ったら
隣の棚にあったぞ。これの原書。
309名無しさん@恐縮です:2007/08/24(金) 02:06:16 ID:cJ5TDlxS0
訳語の作品読んで外国文学について知悉してます的態度の奴って何なの?
ドストエフスキーの魅力はポリフォニーではなく中毒性のある文体にあるわけで
そんなの翻訳作品なんかで見つかるわけないだろボケ
310コヨーテ ◆Coyote7ZPM :2007/08/24(金) 02:07:18 ID:PQTfUNcu0
>>309
ぷwww
村上春樹でも読んでろよww
俺は思想と知性に触れたいだけwwww
311名無しさん@恐縮です:2007/08/24(金) 02:08:11 ID:HCCZ8Sfn0
罪と罰もカラマも今風にしてドラマ化したら面白いと思うんだよなぁ。

高学歴ニートが派遣会社の女社長を斧で殺害し・・・
312名無しさん@恐縮です:2007/08/24(金) 02:10:19 ID:KTFKFxsE0
>>308
原書ってロシア語だろ・・
英語でも童話レベルしか読めんわ
313名無しさん@恐縮です:2007/08/24(金) 02:46:17 ID:JFuUyyraO
>>311
高学歴ニートが派遣会社の女社長を斧で殺害し・・・

最高・・・
有名大院卒でどこも就職できず派遣でくいつなぎ、
派遣元の営業にも派遣先の高卒社員にもいびられ
鬱になって入院し、ドストエフスキ-の「罪と罰」を涙を流しながら読んだ。
ラスコ-リニコフは私?!と。
派遣会社の女社長・・・
ラスコ-リニコフが殺したのもこんな夏の暑い日だったよね・・・
314名無しさん@恐縮です:2007/08/24(金) 02:50:15 ID:T18PKlDi0
>>311
罪と罰は今、ニートが援交管理売春仕切ってるやり手ババアの
女子高生を殺す話にリメイクして漫画アクションで連載中だぞ
315名無しさん@恐縮です:2007/08/24(金) 03:01:22 ID:Bw6JxxBS0
これと「細雪」読んでた時は、オレって暇人だなぁと思ったね
316名無しさん@恐縮です:2007/08/24(金) 05:35:53 ID:WvAN1bsk0
からまん棒って洗濯機があったな。河合奈保子が宣伝してた
317名無しさん@恐縮です:2007/08/24(金) 07:25:31 ID:lnayMzjB0
神戸児童連続殺傷事件がありバスジャック事件があり少年の心が問われていた10年前

世紀末的日本 外資系が日本をのっとり金融ビックバーンの名の下グローバル
なるものがもてはやされていた時期 生き残り左翼は国家の右傾化を必死に
阻止しようと運動しながらも通信傍受法案なるものが国会を通過

テポドンが飛んできたりもした。
はたまた官がマスコミから大いに叩かれ不況ながらも公務員人気は少し衰えていた頃

ヤンママが増え本当にわけわからない日本で俺も人格障害でかなり他人に迷惑をかけていた頃

殺人犯は今度こういえばいい

太陽が眩しかったからって

あるいは人殺しを悪とする根拠を言ってみてって?
精神科医なんかは自己顕示欲の現われとか分析するだろうけどさ

あの頃は俺も憎しみに満ち溢れていたな

結局統合失調症を直してくれたのは父親と対決したことと家族を捨てたことかな





318名無しさん@恐縮です:2007/08/24(金) 07:49:41 ID:AyZniQ+g0
>>306
同意。
どの分野でも芸術家は常識外れの変態じゃないとつとまらん。
319名無しさん@恐縮です:2007/08/24(金) 07:56:36 ID:Pn/5304i0
>>306
コヨーテにエサを与えないでください
320名無しさん@恐縮です:2007/08/24(金) 07:57:10 ID:re1lfH240
>>311
黒澤明の「白痴」はノーカットで見たかったな
所々無残に切られた編集のしか残ってないけどドストエフスキーの映像化では最高じゃないかな
321名無しさん@恐縮です:2007/08/24(金) 08:43:11 ID:GHTLaLVw0
2ちゃんにウヨウヨいる人格の奴を書くのが上手いよな
極端な自意識過剰のひきこもり
自分以外はみんな馬鹿と思い、そう言って憚らない奴
ラスコーリニコフから明晰さと善良さを抜いたような奴
322名無しさん@恐縮です:2007/08/24(金) 09:02:04 ID:8p/SnCmV0
>>321
日本語で(ry
323名無しさん@恐縮です:2007/08/24(金) 09:37:06 ID:WQD6KiT00
カラマーゾフ兄弟
324名無しさん@恐縮です:2007/08/24(金) 09:38:41 ID:yzb3YX1+0
>>321
サヨサヨじゃなくて?


・・・ごめん
325名無しさん@恐縮です:2007/08/24(金) 09:40:23 ID:7/dxTTIv0
>>320
そういえば手塚治虫の息子が監督した映画でなかったっけ?>白痴
…俺の幻覚かな?
326名無しさん@恐縮です:2007/08/24(金) 09:40:48 ID:DBgRz6iGO
>>32
あの本は江川の自己満で作品をつまらなくするよ
もっと自分の視点を大切にすべき
327名無しさん@恐縮です:2007/08/24(金) 10:02:16 ID:IHLwTUyg0
最近出た新訳と新潮を読み比べた奴いる?
328名無しさん@恐縮です:2007/08/24(金) 10:06:15 ID:LHO6hqnM0
何を勘違いしているのでしょうか
329名無しさん@恐縮です:2007/08/24(金) 15:57:44 ID:/lIfbabB0
>>321
最後にラスコルとネラーを分けるなんて
半端な読みだな、おい。
330名無しさん@恐縮です:2007/08/24(金) 16:02:29 ID:UcEzgH8y0
君もやっちゃう?
331名無しさん@恐縮です:2007/08/24(金) 16:15:41 ID:4OUsfFU+O
カラマーゾフの兄弟といえば三男を慕う女の子がかなりの萌えキャラだったような。
今で言うヤンデレ?
読みながら、この娘だけは幸せになって欲しいものよ…
とか思っていたが救われないまま、むしろ病状悪化して終わってた。
ドストエフスキーはきっと三男とこのヤンデレ娘との
癒しと再生の物語(保育園経営?)を書くはずだったが、だるくて書けなかったんだろうな。
332名無しさん@恐縮です:2007/08/24(金) 16:40:26 ID:1YwKoVQb0
登場人物を 鉄平 銀平 程度の分かりやすい名前にしていただければ
読めるような気がいたしまする。
333名無しさん@恐縮です:2007/08/24(金) 16:56:51 ID:BGFhrWWU0
神は死んだの人?
334名無しさん@恐縮です:2007/08/24(金) 17:28:41 ID:rpjIC/4x0
>>326
江川の本は、その主張に同意するのでなくとも、
あれを読んでみると、話が見え易くなると思う。
鵜呑みにするのは良くないが、誰かの意見を読んだからと言って
自分の視点が無くなるわけでもない。

335名無しさん@恐縮です:2007/08/24(金) 17:33:36 ID:4OUsfFU+O
>>333
それを言ったのはニーチェ
336名無しさん@恐縮です:2007/08/24(金) 17:38:51 ID:rHkAbwhD0
カラマーゾフは罪と罰 の3倍くらいの読解力が必要な気がするんだが・・・
337名無しさん@恐縮です:2007/08/24(金) 17:51:01 ID:2QSlvWXV0
ドスたんは読みにくいからなあ
338名無しさん@恐縮です:2007/08/24(金) 17:53:24 ID:AbheU39/0
339名無しさん@恐縮です:2007/08/24(金) 17:58:50 ID:ALTsfP9d0
まあ浦澤のモンスターとか、デスノートとか、ドストばくったような漫画多いからな。

そっからドストの名前知って、カラマ読もうという子供もいるだろう。
いい傾向ではないかね。
340名無しさん@恐縮です:2007/08/24(金) 18:01:19 ID:Lt75E+xT0
フフフ、ラスコーリニコフには勝てないぜ・・・
341名無しさん@恐縮です:2007/08/24(金) 18:02:32 ID:0AxuO8z30
続編が出る予定だったんだよな。
アリョーシャがテロリストになる話だとか。
342名無しさん@恐縮です:2007/08/24(金) 18:43:43 ID:iuusAxbc0
この本同じことをグタグタ引き伸ばしてつまらん
343名無しさん@恐縮です:2007/08/24(金) 20:39:17 ID:nd3+vkEU0
>>258
( ゚д゚ )・・・

( ゚д゚)

( ゚д゚ )
344名無しさん@恐縮です:2007/08/24(金) 21:37:37 ID:qdHE9dty0
イントロで作者の性格の意固地さが出ててワロタ。
345名無しさん@恐縮です:2007/08/24(金) 22:08:23 ID:qdHE9dty0
トルストイのにせ利札はドストエフスキー意識してない?
346名無しさん@恐縮です:2007/08/25(土) 03:18:12 ID:5kB5XtAJ0
これはいいニュースだな
347名無しさん@恐縮です:2007/08/25(土) 06:37:47 ID:sCCJMbdc0
>>54
がめちゃくちゃユーモアセンスあるのに、誰もレスつけないって…
348名無しさん@恐縮です:2007/08/25(土) 07:13:42 ID:jyeog5p/0
>>347
コピペだから
349名無しさん@恐縮です:2007/08/25(土) 08:29:43 ID:lZR5GkTp0
ドストの「悪霊」と「カラマーゾフ」、トルストイの「アンナカレーニナ」
カフカの「城」、マルケスの「百年の孤独」、リョサの「緑の家」はたまに
読みたくなるから、もう5回以上読んでるかも。
350名無しさん@恐縮です:2007/08/25(土) 13:27:14 ID:4gqArB+Y0
カラマーゾフは高校の時読んだがサッパリだったな。
まだニーチェやらデカルトとかのが主旨は把握しやすかった
351名無しさん@恐縮です:2007/08/25(土) 13:34:41 ID:YULZd53G0
新訳のは、とにかく読みやすいんだよ。ツルツル読めるドストなんて想像できなかった。

解釈がどうたら、ブンガク語るやつには評価しないのもいるけど、小説なんだから
小難しい解説と引き比べてじゃなきゃ読めないようではダメだよ。
352名無しさん@恐縮です:2007/08/25(土) 13:39:24 ID:znh++wb30
>>349
アンナカレーニナは「ものすごく小説がうまい人が書いた昼メロじゃん」としか思えなかったなー
353名無しさん@恐縮です:2007/08/25(土) 13:41:31 ID:PblCZYU60
まあ俺は原文で読んだけどな
354名無しさん@恐縮です:2007/08/25(土) 13:47:22 ID:muDTB9LP0
大学の講師が買え、買えうるさかったから。
講義受けてた奴は全員買わされた。
結局1ページも読んでいない。
355名無しさん@恐縮です:2007/08/25(土) 13:48:48 ID:wfDjOV8A0
俺も新訳買ったわ。
ほんとに読みやすい。やればできんじゃねーか
356名無しさん@恐縮です:2007/08/25(土) 13:50:24 ID:Tyj35r/B0
犯人はヤス
357名無しさん@恐縮です:2007/08/25(土) 13:52:02 ID:d9FwhCFN0
犯人はカズだよ
358名無しさん@恐縮です:2007/08/25(土) 13:52:33 ID:qEd6ecnA0
>>352
>ものすごく小説がうまい人が書いた昼メロじゃん

それ池澤夏樹も世界の文学解説本で同じこと書いてた
トルストイ節は上手いと思うが昼メロのアンカレは嫌いだそうですw

彼はその著書ではカラマーゾフは非常に褒めてた
359名無しさん@恐縮です:2007/08/25(土) 14:43:11 ID:yEm0QsYT0
>>54
www
360名無しさん@恐縮です:2007/08/25(土) 15:49:04 ID:Gd1knhU1O
カラマは未完の名作
361名無しさん@恐縮です:2007/08/25(土) 15:58:11 ID:2vZCQ7C20
幼児虐待ってあったっけ?
車椅子のツンデレ少女が出てくるのは今っぽいがねw
362名無しさん@恐縮です:2007/08/25(土) 18:40:31 ID:Sxzevx6I0
----文学の枠を超えた芸術----
ベールイ
ナボコフ
----商品として優れた文学-----
プーシキン
ドストエフスキー
トルストイ
----大衆的読み物----
ゴーゴリ
ツルゲーネフ
チェーホフ
---評価の下がった人----
ゴーリキー
ソルジェニーツィン
パステルナーク
ショーロホフ
363コヨーテ ◆Coyote7ZPM :2007/08/25(土) 20:40:33 ID:TWP2X5Ho0
ナボコフ絶賛するヤツってなんなの?

キモ
364名無しさん@恐縮です:2007/08/25(土) 20:42:55 ID:IQe0GLJ40
カラマーなゾフの兄弟な。

  
365名無しさん@恐縮です:2007/08/25(土) 20:44:34 ID:jBUC/paB0
(´ H` )ドストストストフスキー
366名無しさん@恐縮です:2007/08/25(土) 20:45:21 ID:S134i9V+O
確かに今回の亀山訳はいいけどさ
新潮文庫の原訳が難解だったとか言ってる奴は馬鹿なだけだろ
俺は中1のときに夢中で読んだし
367名無しさん@恐縮です:2007/08/25(土) 21:22:21 ID:VBJkpyvZ0
みんなは「大審問官」は凄いと言う・・・だが、何がどう凄いのか、おいらにはさっぱりわからん。
368名無しさん@恐縮です:2007/08/25(土) 22:10:08 ID:jWADwi0p0
高校生の頃、ドフトエフスキーに夢中になっていた時期があった。
カラマーゾフの兄弟よりも罪と罰の方がよかったな。
個人的には虐げられし人々が気にいっていた。
あれから10年くらい本を全然読んでないなあ。
また読んでみるか。
369名無しさん@恐縮です:2007/08/25(土) 22:11:48 ID:MmyvuXsv0
26万人のうち、20万人は途中で挫折したろ
370名無しさん@恐縮です:2007/08/25(土) 22:13:38 ID:S134i9V+O
>>368
文学的センス絶無と思われ。
371名無しさん@恐縮です:2007/08/25(土) 22:15:28 ID:kd/C17xQ0
ジム・トンプスン > ドストエフスキー
372名無しさん@恐縮です:2007/08/25(土) 22:17:27 ID:Avaq74Xu0
これ、ドフトエフスキーの遺族には一円も渡らんのな
ええ商売だわ
373名無しさん@恐縮です:2007/08/25(土) 22:20:06 ID:z9Y8CLNu0
ウルトラ兄弟 ゾフィのカラータイマー?
374名無しさん@恐縮です:2007/08/25(土) 22:22:31 ID:S134i9V+O
375名無しさん@恐縮です:2007/08/25(土) 22:28:39 ID:8MdoiDmu0
ライ麦は売れてないの?
376コヨーテ ◆Coyote7ZPM :2007/08/25(土) 22:36:44 ID:TWP2X5Ho0
>>367
その前にあの時代のロシアでよく出版できたなって思う
377名無しさん@恐縮です:2007/08/25(土) 22:44:00 ID:qPszl7m60
>>54にたって2レスしかついてないこのスレの奴らに失望
378名無しさん@恐縮です:2007/08/25(土) 22:55:02 ID:cETDGSpl0
676 名前:Miss名無しさん[] 投稿日:2007/08/19(日) 13:58:47 ID:6K7pe3hf
お盆にな、「カラマーゾフの兄弟」上下一気に読んで感動したなあ。
そのあと本屋で「カラマーゾフの兄弟」中があってまたびっくりした。

379名無しさん@恐縮です:2007/08/25(土) 23:38:07 ID:xdX+2VZB0
>>378
天才だなw
380名無しさん@恐縮です:2007/08/25(土) 23:38:44 ID:BVMbZFKM0
分かりやすいって言葉に教化されてると思うのは俺だけだろうか。
入りはこれでいいと思うが。分かりやすく分かりやすくって風潮が
現状を作ってると思う。この新訳とは関係なく。
381名無しさん@恐縮です:2007/08/25(土) 23:40:16 ID:4yokZcWA0
>>377
車輪の下だけ読んで、どうしても上が見つからないとボヤいてた奴もいたからなあ。
382名無しさん@恐縮です:2007/08/25(土) 23:41:13 ID:S134i9V+O
つうかそもそもドストエフスキーは
楽しみかつ知的興奮を味わって読むことができやすいという意味においては
物凄くわかりやすい作家なんだよな
そりゃ余すところなく理解しようと思ったら難しいに違いないが
383名無しさん@恐縮です:2007/08/26(日) 01:51:41 ID:VV4yRXhn0
>>366
中一?内容をなんとなく理解しただけだろ。
異邦人で、殺すシーンのとこだけドキドキしながら読むような感じだろ
384名無しさん@恐縮です:2007/08/26(日) 02:01:40 ID:bVd86ykyO
>>383
サスペンス的な捉え方で、話の流れを把握するだけなら容易だろうね。
そんなんだと異邦人も単なる無気力青年の話で終わっちゃうんだろう
385名無しさん@恐縮です:2007/08/26(日) 02:06:53 ID:pgCH7ZVG0
ドストエフスキーは本当に面白いよw
カラマーゾフも良いが悪霊も良い。
386名無しさん@恐縮です:2007/08/26(日) 02:26:23 ID:pzr41fF40
>>376
当時は識字率が低かった為に、文学よりむしろ演劇の検閲が厳しかったらしい
だからじゃないかな
387名無しさん@恐縮です:2007/08/26(日) 03:51:28 ID:CeN2urDQO
>>383>>384
悪いけどそんなにレベル低くないよ…
388名無しさん@恐縮です:2007/08/26(日) 03:53:23 ID:tNtMC3SZ0
枕カバーがえらく臭かったからこんなスレにやってきた
389名無しさん@恐縮です:2007/08/26(日) 03:58:02 ID:0CqDLrQI0

宇宙人レベル=ダンテ、ドストエフスキー、ダヴィンチ、アインシュタイン、・・・・
彼らが尊敬したイエス・キリストは30歳ちょっとで死亡。布教期間3年弱・・・・
2000年経ってもジョン・レノンをして世界一の有名人と言わせ・・・・
もしイエスが嘘つきのペテン師なら、そちらのほうが天文学的な確立の超天才・・・・

390名無しさん@恐縮です:2007/08/26(日) 04:01:48 ID:86dCmEZ00
むしろパウロだろ
391名無しさん@恐縮です:2007/08/26(日) 04:09:07 ID:CeN2urDQO
ニーチェもキリスト本人のことは好きだったんだよな
392名無しさん@恐縮です:2007/08/26(日) 06:00:15 ID:eodcWAoxO
あー、懐かしいな。
河合奈保子がCMしてた洗濯機だっけ。
393名無しさん@恐縮です:2007/08/26(日) 08:09:31 ID:SBZiBHOG0

「貧しき人びと」
ドストエフスキーのデビュー作。当時流行した社会派リアリズムの流れにのって理想主義的な同情と
慈愛に満ちた貧乏人物語。この路線はその後の作品の基調になるが、続いた作品は酷評される。

「ステパンチコヴォ村とその住人」
シベリア監獄から帰還後の中篇。善良でお人よしの村人を描いたユーモア小説。政治性は皆無。後期の
重苦しい雰囲気からは想像つかないほど軽妙洒脱で、テンポもよく読みやすい。長い間無視されてきた
隠れた逸品。

「死の家の記録」
シベリア投獄体験を元に書かれたルポ風の長編。バルザックばりの手堅いリアリズムと斬新なイメージ
表現をこなし、その実力が本物であることを証明した。作者の思想エゴが皆無のため不気味な沈黙を
感じさせ、転換期の作品。ドストエフスキーを酷評していた同時代のトルストイやツルゲーネフはこの作品
だけ絶賛した。

「地下室の手記」
ニヒリズム思想に酔い、社会への憎悪をぶちまけて観念的な優越感に浸る青年が、現実社会に戻ると
馬鹿にしていた小市民連中に翻弄され、卑屈な行動に走る。後期の大作群に連なる重要なメッセージ
として前半の独白だけが注目されてきたが、この小説の醍醐味は、「自尊心の不条理」を描いた後半に
ある。
394名無しさん@恐縮です:2007/08/26(日) 08:13:37 ID:SBZiBHOG0

「罪と罰」
大衆性と純文学性を兼ね備える。貧乏カワイソー路線から転換し、異常な人間心理への冒険が始まる。
「社会変革の為には殺人も正当化される」という病的な強迫観念から高利貸し老婆を殺し、無垢の売春
婦に出会ってその罪を悔い改める。読みづらいことで有名な作品群の中でも、推理小説的アプローチと
ストーリー展開の興味から、割と軽いタッチで読める。当時ベストセラーになり、反響はロシアを越えヨー
ロッパ全土に。ドイツの思想家ニーチェもこれを読んで大興奮。

「白痴」
がさつで殺風景な作品が多い中、芸術性に富んだ作品として名が高い。白痴の青年が人生の一時期に
「正常」に戻る、そのほんの一瞬をフルパワーで「実況」した力作。イマジネーションの勝利。

「悪霊」
当時実際に起こった政治結社のウチゲバリンチ殺人事件を戯画化した作品。長々しく読みづらいが、当
時の政治状況のリアリティが垣間見える。思想犯の犯罪心理にスポットをあて、純朴な理想主義が陰惨
なテロリズムに「発展」する必然性を検証する。このテーマはカラマーゾフ兄弟のイワンに受け継がれる。

「カラマーゾフの兄弟」
晩年の長編。長くて読みづらいが、イワンが語って聞かせる「大審問官の物語」がハイライト。架空の大審
問官が、蘇ったキリストに食って掛かる。後年よく文学者や評論家に引用された。悪霊以来の「不条理な
実存」に歴史の厚みが加わり、社会を仕切ってきた数千年のキリスト教の功罪を検証する。登場人物も
多岐にわたり、父親殺し=キリスト殺しのモチーフの下に愛憎劇を絡ませながら壮大な長編に仕上げた。
395名無しさん@恐縮です:2007/08/26(日) 10:51:24 ID:i4a4bJTx0
>>393-394
要約としては良くできている。
ただ、そういう要約こそがドストから一般読者を遠ざけてきた元凶だと思う。
罪と罰の文章が軽いタッチ?ふざけるなよ!ということだ。

旧来の翻訳に罪があるといわざるを得ない。
396名無しさん@恐縮です:2007/08/26(日) 11:02:24 ID:hQEBzIUo0
だいたい外人さんの本は登場人物が訳分らんカタカナ名が多くて難儀やね。
文庫の1ページ目の登場人物一覧を見ただけでもう読む意欲なくなるわ。
397名無しさん@恐縮です:2007/08/26(日) 11:26:05 ID:975tZLYF0
>父親殺し=キリスト殺しのモチーフ
Σ(゚Д゚)・・・そうだったのか
読み終わりかけで気付いたorz
398名無しさん@恐縮です:2007/08/26(日) 12:22:29 ID:GQ145S5a0
>>394
>>「白痴」
がさつで殺風景な作品が多い中、芸術性に富んだ作品として名が高い。白痴の青年が人生の一時期に
「正常」に戻る、そのほんの一瞬をフルパワーで「実況」した力作。イマジネーションの勝利。

と読むとアルジャーノンの原型みたいに思える
399名無しさん@恐縮です:2007/08/26(日) 19:50:51 ID:sZ/zPK5q0
本屋何件か回ったがどこも品切れ。
結局ネットにて注文して購入した。
今晩から読み始めるが、噂どおり朝までぶっ通しで読んでしまうんだろうか?
400名無しさん@恐縮です:2007/08/26(日) 19:51:14 ID:DeU9XGCx0
近所の本屋に行ったら1巻だけ売り切れだったよおおおおお

せっかく風呂入ってヒゲ剃って3週間ぶりに外出したのにいいいいい

2〜5巻が大量に平積みされてたよおおおおお
401名無しさん@恐縮です:2007/08/26(日) 19:52:57 ID:DqcVTSTIO
乾電池氏のフラッシュ思い出した
402名無しさん@恐縮です:2007/08/26(日) 19:54:23 ID:7BZjMquQ0
大学4年が就職する前に読んどくと良さげな古典文学教えて
403名無しさん@恐縮です:2007/08/26(日) 20:40:45 ID:cZtuhSMCO
本屋で色々な訳1ページだけ読んで、
亀山訳「読みやすいけど軽そうでバカそう」
原訳「いかにも翻訳しました調子の文」
米川訳「漢和辞典がいりそうな旧漢字が出てくるけど日本語が綺麗!」
で岩波文庫にした私は変ですか?
カラマ買おうと思ったのこのスレがきっかけなんですが。
404名無しさん@恐縮です:2007/08/26(日) 20:47:10 ID:XrAK+0rP0
>>402
文学じゃなく哲学?の類でよければ

ttp://www.amazon.co.jp/dp/4003361016
ttp://ec1.images-amazon.com/images/P/4003361016.01._SS500_SCLZZZZZZZ_V44841913_.jpg
自省録 (岩波文庫) (文庫) マルクス アウレーリウス (著)

【ストア派】自省録について語ろう【五賢帝】
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/philo/1101634781/

多分これから実社会出るといやな事、不条理なこと、悲しいことに
嫌というほど出くわして神経磨り減る思いするだろうが
この本読んで少しは心の平安を保ってくれ
薄いし神谷女史の訳は(他の翻訳と比べても)読みやすい
気に入ったら神谷女史の「生きがいについて」も読んでみ
(両方とも図書館で余裕で借りられる)
405名無しさん@恐縮です:2007/08/26(日) 21:16:27 ID:7BZjMquQ0
>>404
ありがとう!読んでみるよ。
406名無しさん@恐縮です:2007/08/26(日) 22:24:25 ID:XrAK+0rP0
>>405
ttp://d.hatena.ne.jp/gordias/20070506/1178378684
ttp://sekihi.net/writer/364/proverb_abc/1.htm
ttp://otsubo.info/contents/book/book03.html
(上から数えて2冊目)

ご参考に・・まぁこうやって映画の中でもネタに使われるくらい
世界中の人に読まれてるようです
407名無しさん@恐縮です:2007/08/26(日) 22:29:01 ID:BPSXhGMS0
>>403
文学板で分析されているけれど、原訳は「いかにも翻訳しました調」
とは逆に近いタイプなんだけどな。
408名無しさん@恐縮です:2007/08/26(日) 22:30:06 ID:BPSXhGMS0
>>399
序盤のまどろっこしさやキャラの喋りの唐突さを乗り越え、
面白い所に行き当たればね。
409名無しさん@恐縮です:2007/08/26(日) 22:34:53 ID:975tZLYF0
>>399
>>408に同意。
2巻の終わりまでは踏ん張って嫁
そこからはジェットコースター並にのめり込めるはず。
410名無しさん@恐縮です:2007/08/27(月) 00:24:29 ID:1PQFPhM30
一旦好きになると序盤の、フョードルぱぱのヨタ話もたまらんのですがw
411名無しさん@恐縮です:2007/08/27(月) 10:02:15 ID:Gc7sGjTi0
お盆にな、「影武者徳川家康」上下一気に読んで感動したなあ。
そのあと本屋で「影武者徳川家康」中があってまたびっくりした。
412名無しさん@恐縮です:2007/08/27(月) 10:14:05 ID:oK1hltH2O
訳がどうこうってよく言うがこの手の好き嫌いがよく出る作者になるとはっきり言って訳が誰でもあまり関係ないと思うが。
ドストは元々が狂ってるから、真面目に作品捉えるような人には向いてないと思う。
なんだこいつらは?アホじゃないか?って冷静目線が必須。
だって全員なんか変だよドストの作品に出てくる人たち。
413名無しさん@恐縮です:2007/08/27(月) 10:16:22 ID:xj4IFOgl0
悪霊のが笑えたけど、あれの人物関係は、カラマーゾフよりわかりにくいよな
414名無しさん@恐縮です:2007/08/27(月) 10:38:12 ID:YyoY+wXC0
以下、メラゾーマ推奨
415名無しさん@恐縮です:2007/08/27(月) 10:44:23 ID:Jgh5lETq0
何故売れてるか
夏休みの課題図書だからじゃね?
416名無しさん@恐縮です:2007/08/27(月) 10:46:03 ID:3HjaJTNO0
もう名前がさ、ワケワカランのよこの手の本は
417名無しさん@恐縮です:2007/08/27(月) 11:49:47 ID:3t4jFZGq0
今まで読んだ中では
 
カラマーゾフ>>>>>悪霊>アンナ・カレーニナ>>>罪と罰=戦争と平和
 
て感じかな
ロシアの長編では伝わってくるものが一番大きかった
カラマーゾフよりいいのって新曲とか、ファウストとかか?小説ではなさそう
418名無しさん@恐縮です:2007/08/27(月) 11:51:04 ID:mlrKrdMc0
>>417
魔の山
を勧めてみる。ドイツだが
419名無しさん@恐縮です:2007/08/27(月) 11:55:48 ID:tYcI7jMJ0
「カラマーゾフの兄弟」と聞いて連想するのは、巨人の江川卓だなぁ。
ワイン以外でもこのような才能があったとは
420名無しさん@恐縮です:2007/08/27(月) 11:57:34 ID:1PQFPhM30
>>399−400
亀井訳が売り切れていた場合、
初めてこの作品を読むのであれば、新潮社の原卓也の訳も
十分いい内容だよ。
421名無しさん@恐縮です:2007/08/27(月) 12:36:15 ID:3t4jFZGq0
魔の山かあ
トーマス・マンだよね
間違い無さそうだから読んでみるわ。ロシアはカラマーゾフが最高だと思うし、
他の国のを読んでみたかった。ドイツにいってみますわ。
422名無しさん@恐縮です:2007/08/27(月) 12:38:03 ID:K0pQmq+Z0
糞約認定。
あと指輪の新約も焼いて捨てよう
423名無しさん@恐縮です:2007/08/27(月) 13:47:31 ID:4/knyrGS0
>>417
まあジャン・クリストフだな。
文学的価値はドストやトルストイに及ばないだろうが、型にはまれば最高の一書になるかもね。
424名無しさん@恐縮です:2007/08/27(月) 14:02:40 ID:ahkYD5xM0
>>417
ムージル「特性のない男」
ブロッホ「夢遊の人々」
プルースト「失われた時を求めて」
大西巨人「神聖喜劇」
小島信夫「別れる理由」
425名無しさん@恐縮です:2007/08/27(月) 14:04:11 ID:4/knyrGS0
蹴りたい背中
426名無しさん@恐縮です:2007/08/27(月) 14:04:56 ID:kyj4vCdfO
チャレンジングクイズ(゚∀゚)!!
427名無しさん@恐縮です:2007/08/27(月) 18:15:05 ID:+7i1qUHO0
「失われた時を求めて」はうちの地元の図書館、いきなり二巻が盗まれててもう読む気がしない
428名無しさん@恐縮です:2007/08/27(月) 18:59:11 ID:ATk1aiI00
>>400
違う本屋行ったけどまた1巻だけ売ってねええええええ

なんでだよおおおおおおおおおおお

しかも店員が「カラマーゾフの兄弟」を知らなかったああああ

「えっ? カマラ・・なんですか もう一度お願いします」
429名無しさん@恐縮です:2007/08/27(月) 19:55:24 ID:rStnN02u0
>>428
思わず吹いたwww

今日読み終わったから、俺の全巻貸そうかwwww
430名無しさん@恐縮です:2007/08/27(月) 23:31:55 ID:lr4fLnuy0
おとなしくアマゾンで買えw
431名無しさん@恐縮です:2007/08/28(火) 03:18:59 ID:YjzInM6u0
>>428
新潮社文庫(原卓也訳)の上巻を買えばいいじゃん。
趣味の合わない人もいるだろうけど、大方においてファンの間では好評だよ。
432名無しさん@恐縮です:2007/08/28(火) 06:36:48 ID:JLIayzcP0
日本人であってロシア人で無く、
曖昧な宗教観の持ち主であってロシア正教徒で無い人間が、
なんでドストエフスキーのしかもカラマーゾフなんかを読むのかね。
もうすこし地に足を着けろよといいたい。
目的の無い讀書が散歩なら、散歩ごときでマジに語るなよ滑稽だぜ。
433名無しさん@恐縮です:2007/08/28(火) 06:52:28 ID:fgeb4IAjO
江川、原、亀山、工藤、木村とか、ロシア文学の翻訳者って
野球選手風な姓が多い。
434名無しさん@恐縮です:2007/08/28(火) 06:55:09 ID:9GjmOH7g0
今時、小説なんて糞くだらんモノ読んでる奴なんているのか?ww
小説なんぞ読むのは、自分に酔いたい馬鹿と、言い訳が得意なメンヘルと
中二病患者と、女(ゴキブリ)だけだろww
書いてる奴も読んでる奴も、首吊って死ねよ
435名無しさん@恐縮です:2007/08/28(火) 06:58:39 ID:PWHtZjFoO
>>434
アニメ最強だもんなwww
436名無しさん@恐縮です:2007/08/28(火) 07:36:13 ID:tJKPPD3n0
で、ここでおまえらソローキンの「ロマン」ですよ。まだアマゾン辺りには在庫がある。

このカラマの訳者の亀山の言

>わたしはウラジーミル・ソローキンに「21世紀のドストエフスキー」の称号を献上したい。

>『ロマン』は、400ページになんなんとする大作で、一九世紀ロシアの農村が舞台である。
三年ぶりに故郷を訪れた弁護士ロマンは、村の古きよき伝統や習慣に至福にも似た喜びを味わい、
つましい木こりの娘と結ばれる。ところが結婚祝いに贈られた美しい鉄斧を手にするや、
たちまちにしておのれの天命を悟り、クルトイ・ヤールの村人たちを残らず惨殺し、
挙句の果ては妻をも殺し、自害し果てる。

>前半はツルゲーネフばりの高雅な文体でつづられ、一九世紀ロシア文学の「百科事典」の趣を放つが、
物語がスプラッターまがいの無差別殺人のシーンになだれ込むあたりから、
文体は加速的に瓦解し、最後は主語と述語だけの果てしない羅列反復と化してしまう。
凄惨な殺戮や自慰のシーンが延々とつづくフィナーレの70頁はたんにおぞましいというより、
時に静謐かつ崇高な美しさをたたえる。


文字通りドストがあの筆力のままギガスプラッターを書いたら。(まあ前半の牧歌描写自体は実際ツルゲやトルストイ風だが)
その19世紀ロシア文学の大復活みたいな話の最後1/5だけがなぜか笑うしかない基地概全開のそれになったら。
437名無しさん@恐縮です:2007/08/28(火) 09:55:18 ID:YjzInM6u0
>>432
ドストエフスキーの小説は宗教云々でなくても、
現代の管理社会における問題についても当てはまる
洞察を示しているから。
438名無しさん@恐縮です:2007/08/28(火) 10:05:36 ID:f/xlpzOo0
>>432
お前みたいなヤツってほんと馬鹿だと思う・・・
小説の読み方を分ってないんだな
普段から映画やドラマ見てもしょーもないツッコミ入れて悦に入ってんだろうなw
それで勝ち誇ったつもりになってんだろうな
439名無しさん@恐縮です:2007/08/28(火) 17:22:25 ID:ZGI8OXEl0
そんなレスにムキになるなよ・・・
440名無しさん@恐縮です:2007/08/28(火) 17:55:20 ID:iXSR4Ygo0
名作と呼ばれる長編でつまらなかったのは「白鯨」と「魔の山」だった。
441名無しさん@恐縮です:2007/08/28(火) 18:16:20 ID:poChdQMK0
>>440
アホ晒し上げww
442名無しさん@恐縮です:2007/08/28(火) 18:17:57 ID:4BtQH76V0
ドストエフスキー
トーフスキドスエ
豆腐好きどすぇ
443名無しさん@恐縮です:2007/08/28(火) 19:10:46 ID:mtvIP71W0
>>440
なんということだ
俺と同じだ
特に魔の山の読みにくさは異常
444コヨーテ ◆Coyote7ZPM :2007/08/28(火) 22:50:46 ID:/L72TLv80
魔の山は中学のときに読んだせいか、主人公の恋愛とかで楽しめたけどな
白鯨だけはどーしようもないが・・・
あと文学少年だった俺が唯一挫折したのが失われた時を求めて
アレだけは辛い
無意味な情景描写がひらすらウダウダ垂れ流して
445名無しさん@恐縮です:2007/08/28(火) 22:56:30 ID:qomaIjzkO
カウリスマキ兄弟なら知ってるw
パン屋の息子。
446名無しさん@恐縮です:2007/08/29(水) 07:29:09 ID:L1yCzKW30
>>398
俺もそう思った。
447名無しさん@恐縮です
僕はラズミーヒンちゃん!