【サッカー/Jリーグ】神戸退団表明の三浦淳宏、正式オファーなく来年1月まで飼い殺しの可能性も
本日のスポニチの「記者の目」
一体、誰と誰が対立して、何が問題となっているのか。
三浦の発言に端を発した騒動は、肝要な部分が全く分からなくなっている。
理由は明白だ。当事者であるはずの松田監督と三浦が今回の一件で“雲隠れ”を続けているからだ。
指揮官は一貫としてコメントを避け、前主将は姿さえ見せず、対談会見も一方的に談話を発表する異例の形をとった。
2人の代弁者を務める安達社長と代理人の今時氏の言い分も、もはや“水掛け論”に終始している。
ライバルに安価で譲りたくないクラブと少しでもいい条件で新天地を見つけたいプレーヤー。
思惑と駆け引きの闘争に、三浦復帰を今も信じるサポーターは不在だ。
ただ、3日に三浦が「これ書いてくださいよ」と報道されている発言をしたのは厳然たる事実だ。
駆け引き合戦の果てに、メディアを利用する手段だけは両者ともにやめてほしい。
「スポーツ部デスク・堀田 和昭)