【サッカー】監督に求められるのは「洗脳力」 柏・石崎監督「教祖」的オーラ出せるか【金子】

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1ゆきひこ(´・_` 9 )φ ★
柏・石崎監督「教祖」的オーラ出せるか

07.04.12[金子達仁]
 古くはノッティンガム・フォレストの「三段跳び」がある。2部優勝。
1部優勝。そして、チャンピオンズ・カップ優勝。最近では(といっても10年前の話だが)、
ブンデスリーガにおける「カイザースラウテルンの奇跡」か。こちらはまさかの2部降格後、
1年で復帰してすぐさまの優勝だった。長い歴史を持つ欧州のリーグには、おとぎ話の
ようなサクセス・ストーリーがいくつか記されている。

ちなみに、ノッティンガム・フォレストは、いまは亡きブライアン・クラフ。
カイザースラウテルンはオットー・レーハーゲル。開幕前は「降格を免れれば上出来」と
評されていたチームを奇跡とも言える優勝に導いたのは、どちらも、極めて強烈な
パーソナリティを持つ監督だった。これは決して偶然の産物ではない。

サッカーに限らず、スポーツでは「何が起きるかわからない」ということがよく言われる。
弱者であっても強者を倒すことは十分にあり得るわけだが、ファンやマスコミよりも内情を
知り、また彼我の力関係をよく知る当事者の選手たちは、これから待ち受ける結果をある
程度予想というか覚悟してしまっている場合が少なくない。良くも悪くも、自分で自分の
可能性にリミッターを設定してしまうのである。

 そこで、監督のパーソナリティが重要になってくる。

>>2以降)