藤本“武蔵超え”!ヘビー級戴冠王手 (デイリースポーツonline)
K-1ワールドGP(4日・横浜アリーナ)、春の嵐が吹き荒れた。
4・28ハワイ大会の初代ヘビー級王者決定戦には
藤本祐介(31)とバダ・ハリ(22)が進出を決めた。
藤本が“武蔵超え”でヘビー級戴冠へ王手をかけた。
“日本人最強”の意味合いも持つ武蔵との挑戦者決定戦は延長ラウンド1分23秒、
左ハイキックを痛撃して鮮やかな一本勝ちを奪った。
両雄対決は03年9月のジャパンGP決勝以来4年ぶりで、
モンスター・ファクトリーから育った“雑草”が文句なしの世代交代を成し遂げた。
藤本が「最高です。胸を張って日本一といえる」とほえると、
谷川イベントプロデューサーも「日本人トップとして考える」と、エースのお墨付きを与えた。
4・28ハワイ大会の初代王者決定戦は、バダ・ハリとの対決が決定。
“ブンブン丸”から一皮むけたヒーローは
「上手に減量して本番はベストで臨む。必ずベルトを手にする」と、
31歳の遅咲きの大輪を誓う。
http://www.daily.co.jp/ring/2007/03/05/0000260115.shtml 「日本一」陥落…武蔵はショック大 (デイリースポーツonline)
初めて日本人に敗れた武蔵のショックは大きい。
試合前に右足を痛め「自分らしく戦えなかった。最後は決められちゃったという感じ」
と話したが結果は完敗。99年10月の“佐竹超え”で日本人エースとなったが、
立場は変わってがけっぷち。谷川イベントプロデューサーからは
「何らかの地区大会のトーナメントに勝たないとGPに出さない」と糾弾され、
今後は“引退”の2文字を背負う戦いを強いられる。
http://www.daily.co.jp/ring/2007/03/05/0000260124.shtml