◇阪神とオリックスの2軍選手らに声援−−1軍も20日合流、24・25日にオープン戦
プロ野球がキャンプインして最初の日曜日となった4日、阪神の2軍がキャンプを構える
安芸市営球場と、オリックスの2軍が練習に励む高知市東部球場には、多くのファンが
詰めかけ、お目当ての選手に声を飛ばしていた。
安芸市営球場は約500人で大にぎわい。午前10時に始まり、選手約30人が
ランニングなどで汗を流した後、野手と投手に分かれてメニューをこなした。守備練習で
は、1軍でも活躍する秀太選手が三遊間のゴロをダイビングキャッチし、好守を見せると、
スタンドからは「さすが秀太」と声援が飛んでいた。また、平塚克洋コーチの放った
右中間の深い打球を中村豊選手が背走キャッチし、スタンドを沸かせていた。
30年近く阪神のキャンプに足を運んでいる高知市神田の自営業、山崎三国さん(65)は
「内野手の大和選手や野原将志選手ら若い選手がキャンプでアピールし、甲子園で
活躍する選手になってほしい」とエールを送った。家族4人で駆けつけた徳島市住吉1の
小学4年生、浜田真実さん(10)は「徳島県出身の渡辺亮投手のファン。1軍に上がって
得意のナックルボールでたくさん三振を取って」と期待を寄せた。
阪神とオリックスは、20日から1軍も合流してキャンプを続行する。また、24日には
同球場、25日には高知市営球場で、両チームによるオープン戦も予定されている。
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