【サッカー/Jリーグ】甲府に専用グラウンドとクラブハウス

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1依頼479@鯔のへそφ ★
 J1で2年目を迎える甲府が変革の時を迎えた。山梨・甲府市内で
新加入選手を発表した15日、県内の練習場を転々とする移動生活から
別れを告げ、4月から優先使用できるグラウンド、クラブハウスが
誕生することが分かった。

 激動の1年を乗り切り、残留を決めたことで周囲の環境が変わり始めた。
この日、海野社長は「まあいろいろな面で一人前のクラブになったんじゃ
ないか」と笑った。目玉は、中巨摩(なかこま)郡昭和町にある町所有の
クラブハウス、グラウンドを4月から優先使用できるようになったことだ。

 昨季までは県内のフットサル場を含む13カ所のグラウンドを転々。
駐車場やスタンドでの着替え、青空ミーティングが通常だったが、
「移動生活」とはおさらばだ。年間予算も地元スポンサーの協力、
ホーム戦観客増の影響で昨季より5億アップの16億円。さらに、
昨季までコーチを務めた結城治男氏(44)と、クラブ初の専属スカウト
(肩書は強化育成部長)として契約した。大木監督は「1歩ずつ、
良くなっている。ありがたい」と話した。

 運動量で相手を圧倒する攻撃的サッカーを、今後も貫く環境が
出来上がりつつある。この日の会見で同監督は、日本代表オシム監督を
例に挙げ、「考えて走るサッカーは、うちは2年前に終わっている」と
真顔で言った。甲府初の日本代表選手誕生も夢ではなく、MF石原は
「活躍すればチャンスはあると思う」と話し、大木監督も「チームが強く
なれば選ばれる」と自信を見せた。昨季の15位から、一気に頂点を目指す。
http://www.nikkansports.com/soccer/p-sc-tp0-20070116-143017.html