【野球】ソフトバンク・松中がグアムへ出発 「ひたすら下半身をいじめたい。お尻も大丈夫」

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322名無しさん@恐縮です
  八月某日・晴れ
・・今日も小久保さんは連絡をくれなかった。日付が変わるまで待っていたのに。
 ここ数日はベンチで目すら合わせてくれない。不安と寂しさで堪らない気持ちになる。
鳴るはずのない電話を握り締めて涙する夜が、こんなに辛いものだなんて・・・・
 耐え切れず、俺は小久保さんの携帯に電話をした。「俺からは電話しない」という約束
の元に成り立っていた二人の関係だったが、もう我慢の限界だった。
プルルル・・ガチャ
「はい。」
「小久保さん!俺です!松中です。どうして電話くれないんですか!?」
「・・悪い、今、知り合いと一緒だから。」
「誰なんですかっ!?誰と一緒なんですか?」
「違うよ、そういうのじゃない。とにかく、後で連絡するから・・」
「小久保さん!俺にはもう飽きたんスか!?新しい男ができたら俺はあっさりお払い箱ですか!?」
「違う!お前を嫌いになったわけじゃないんだ!」
だが、その瞬間俺には聞こえてしまったんだ。電話の向こうで、かすかに和巳の声がするのを。
(小久保さーん、先にシャワー借りますよー?)
「かっ、和巳!和巳といるんっスね!?」
「・・・・」
「何でですか!?あんまりじゃないですか!俺よりあんな若造がいいって言うんですか!?」
「・・・すまない」
「酷い!酷いですよ!俺がハゲだからですか!?土建屋の息子だからですか!?」
「・・許してくれ。」
「待ってくださいよ!あっ! ガチャ。ツーツーツー・・・」
「小久保さーん!!うわぁああぁあ!!!」
悲しみと虚無感に押しつぶされそうな俺が、そこにいた。