●戦略?
どうして彼らがいないのか――。今週29日、NHK「紅白歌合戦」の出場歌手が発表された。
その中にKAT―TUNの名前がなかったのだ。
KAT―TUNはジャニーズ事務所に所属する人気グループ。今年3月にデビューして、
いきなりシングル、アルバム、DVDの3部門すべてのチャートで初登場1位を記録。
デビュー曲「Real Face」は売り上げ100万枚を突破し、今年発売のシングルで唯一ミリオンを達成した。
さらに、セカンドシングル「SIGNAL」も56万枚以上を売り上げ、今月7日発売の新曲
「僕らの街で」もヒットが確実視されている。いま、日本で最も売れているアイドルグループである。
今年10月にはメンバーの赤西仁(22)が突然、活動休止を発表し、大きな話題になった。
そんなKAT―TUNが紅白に選ばれないのは不自然としか言いようがない。
「KAT―TUNが紅白に出場すれば注目度が高まるのは確実だし、視聴率の低迷に悩む
NHKだって出したかった。でも、ジャニーズは所属タレントを出し惜しみしますからね。
毎年、紅白には2組程度しか出場させないのが恒例で、今年もSMAPとTOKIOを出すから十分というわけです。
今回の紅白にKAT―TUNのライバルといわれている人気デュオ・WaTが2年連続で出場することも影響しています。
ジャニーズは自分たちのライバルが出演する番組に対しては、所属タレントを共演させない
ケースが多いですから」(マスコミ関係者)
NHKはジャニーズの言うがままということか……。
【2006年12月1日掲載記事】
[ 2006年12月4日10時00分 ]
http://news.www.infoseek.co.jp/entertainment/music/story/04gendainet07021631/