【野球】オリックス・清原、“恩師”仰木元監督の仏前で号泣、来季に向け新たな誓い

仰木監督とイチロー。
仰木監督とイチローの師弟関係は言うまでもない。
イチローがメジャー挑戦を仰木に打ち明けた際、仰木はメジャー行きを許さなかった。
しかし、これはオリックスの監督としての意見だった。
酒を飲ませれば本音を語ると知っていたイチローは、仰木を酔わせてから、また同じ事を言った。
すると仰木は｢いけ〜 いけ〜 メジャーであいつら(アメリカ人)の度肝を抜いたれ〜｣と本音？を言った。

メジャーに行ってからも師弟関係は続いた。
仰木がマリナーズの試合を観戦した際には、
パンチパーマでサングラス姿の仰木に、メジャーでスターになったイチローがペコペコしていたので、
イチローがマフィアに脅されていると地元紙に書かれた。

オフには必ず仰木夫妻とイチロー夫妻で食事をする。

０５年秋、夫人曰く、死を目の前にしても動じなかった仰木監督が取り乱したことがあった。
それは医師から｢もってあと３日｣と告げられた時だった。
４日後にイチローと食事をする約束をしていた仰木は
｢あと４日だけ生きさせてくれ。
イチローと約束してるんや。あいつの顔を見て話がしたい｣
と、か細い声で言った。

しかし、その願いはかなわず、２日後に仰木監督は亡くなった。