【競輪】史上最高齢“35歳”で競輪学校に合格「自分がどこまで通用するか試してみたい」[11/28]

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1依頼72(☆204)@杏仁φ ★
競輪学校35歳で合格 (スポーツ報知)

 競輪史上最高齢「35歳」の“オールドルーキー”が28日、
日本競輪学校(静岡・伊豆市)に入学する。
最年長合格を果たし、第93期生となったのは奥平充男さん(京都)。
今期生から年齢制限を撤廃した競輪学校入学試験を、初挑戦で見事、突破。
パワー系のプロスポーツ選手としては、ピークを過ぎた年齢だが、
2008年1月のデビューに向け、走り続けている。

 引退したプロ野球・新庄剛志さんと同学年での競輪学校合格。
肉体的な衰えは隠せないはずだが、奥平さんの肉体は“現役バリバリ”だ。
腹筋はボクサーのように割れ、体脂肪率は9%。
極限まで鍛え抜かれたボディーが、そこにある。

 「収入がいいから、競輪選手になるんじゃないですから。
夢っていうのかな、自分がどこまで通用するか試してみたいから」と言う奥平さんだが、
周囲は歓迎ムード一色ではない。
「35歳で合格したのはすごいけど、僕らはプロ。デビューは36歳でしょ、無理ですよ。
そんなに甘い世界じゃない」とあるトップ選手。

 そんな厳しい声に「これが僕の運命なんですよ。人生は人それぞれ。
とやかく言われたくない」と真っ向から反論する35歳には、独自の武器がある。
競技スタートが遅かったぶん、筋肉の消耗が少ない。
さらに唯一の趣味はウエートトレーニング。肉体は20代を維持している。
自分が好成績を残せなければ、年齢制限撤廃の制度自体が見直される可能性が高い。
だからこそ、ほかの選手の倍以上、走り込み、プレッシャーと闘っている。

(2006年11月27日06時03分 スポーツ報知)
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20061127-OHT1T00092.htm ※一部抜粋