◆ メジャー経験もある外野手 ◆
オリックスが台湾プロ野球、ラニュー・ベアーズの陳金鋒外野手(29)の獲得に動いていることが8日、分かった。
大砲不在を解消するために球団は早くから陳金鋒をマーク。リストの最上位には他にも複数の選手を残してはいるが
「台湾の至宝」を総力を挙げて獲りにいく。
陳金鋒は1998年に米大リーグ・ドジャースと契約し、02年9月に台湾人初のメジャー昇格。03年の「アテネ五輪予選・
アジア野球選手権」(札幌D)では松坂から2安打するなど日本でもその存在は知られている。
球団はド軍時代から徹底マークを続け、アジアシリーズにも流調査グループ部長、中村管理渉外グループ課長を派遣。
小泉球団社長は「全世界、相当な数の選手をリストアップしている」としているが、すでに右の大砲との交渉は進んでいる。
谷がトレードで巨人に移籍。入団を前提に秋季キャンプに参加していたチャド・アレン外野手(31=ロイヤルズ傘下3Aオマハ)は
アベレージタイプ。それだけに「外野の大砲」という弱点を埋める大きな1ピースとなる。今季は右手の故障のためDHでの出場が主だったが、
球団は外野の一角を託す方針だ。
台湾の至宝が加われば、悲願のプレーオフ進出は実現実を帯びてくる。
http://www.sponichi.co.jp/osaka/spe1/200611/10/spe1199440.html