歌手槇原敬之(37)が作詞作曲した「約束の場所」の歌詞の一部が、漫画家松本零士氏(68)の
作品「銀河鉄道999」からの無断使用ではないか、と指摘された盗作騒動で、槇原は7日、自身の
ホームページ(HP)で盗作を完全否定し、裁判などで決着をつけたい考えを明らかにした。
これに対し、松本氏は同日、本紙の取材に「私はこの問題を静かに落着させたいと思っていたが、
裁判で訴えたければ、訴えればいい。いつでも受けて立つ」と全面対決の構えを見せた。
槇原の要求に、松本氏は「槇原さんの、無断使用は明らかだ。証拠もいっぱいある。
私は、彼がゴメン、とひと言いってくれればいいと思っていた。事態を複雑にしているのは
彼の方で、この時期になってコメントを出してきたのも、なにか裏事情があってのことだろう。
万人はだませても自分自身はだませない、ということだけは、肝に銘じてほしい」と話した。
http://tochu.tokyo-np.co.jp/00/tkhou/20061108/ftu_____tkhou___001.shtml