【サッカー/Jリーグ】浦和・小野伸二「天皇杯には出ない。でも優勝までは休みたくない」リーグ戦専念

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1すてきな夜空φ ★
浦和のMF小野伸二(27)が今季の天皇杯出場を断念、リーグ戦に専念する意向を固めたことが
23日、分かった。痛めている左足首の状態は深刻で、本来なら外科処置が必要な状況。
クラブ側にも優勝へ突っ走るリーグ戦への強行参戦と、その後の長期休養を見据えて天皇杯の
出場を断念する意思を伝えているという。

左足首の状態は予想以上に深刻だった。小野は既に今季の天皇杯出場を断念。リーグ戦後の
長期休養も辞さない覚悟を決めた。21日にG大阪が敗れ、独走態勢に入ったことで決断したのか、
小野はせきを切ったように激白した。「天皇杯には出ない。でも優勝までは休みたくない」。
悲壮な決意だった。
ケガは9月16日の広島戦後に再発。痛みが緩和する日もあるが、その日にならないと分からない
状況。現在5戦連続で先発落ち。自らチームの先発構想から外れたことも明かし「チームが良い
状況なのだから悲観的には考えない」と受け入れた。クラブ内には外科処置を勧める声もあったが、
藤口社長には「リーグ優勝のためなら左足が壊れるまでやる」とまで告げた。

W杯前、同じ左足首の遊離軟骨を除去したが、今回痛めたのは微妙に異なる場所だ。
小野は「手術は必要ない。ポンテと同じ症状で時間が解決してくれる」と話す。しかし、7月に右足首を
痛めたポンテも復帰には3カ月を要した。強行出場を続ける小野の場合、さらに症状が悪化する
可能性も否定できない。

来季への影響も必至の状況となった。オフには欧州再移籍も視野に入れていたが、既に来季残留を
示唆するコメントも口にしている。これまで数え切れない負傷と闘って来た“ガラスの天才”はリーグ
制覇のためにすべてを投げ打つ覚悟だ。

ソースはhttp://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2006/10/24/01.html