【野球/ZAKZAK】正義の男ヒルマンの素顔…礼儀知らずの少年を一喝!

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1母さんφ ★
●基本姿勢は「紳士的に説いて正しい方向に」
 「シンジラレナ〜イ! ホッカイドウノファンハ、セカイデイチバンデ〜ス!」。
 25年ぶりに日本ハムをリーグ優勝に導いたヒルマン監督。個人主義が強いといわれるアメリカ人には
珍しい!? 日本人も顔負けの“気配り”の人なのだ。

 人生初となった胴上げ。「キャンプから体を絞って、15ポンド(約7キロ)減らしてある。胴上げの手助け
になるよ」とまずは選手たちに気遣い。そしてナインの手で宙に5回舞うや、「来場したみなさんと全国の
ファンを一人ひとり胴上げしたいです」。ファンへの気配りも忘れなかった。 この気配りは、自分が信じた
“正義”を貫くためでもある。

 北海道への移転前、東京ドームがフランチャイズだった04年。ヒルマン監督が都内の地下鉄で移動中
に起きたエピソード。一緒に連れていた家族の座る席を探していると、とある駅でドアが閉まる寸前に10
代の少年が駆け込み乗車してきた。運悪くその少年と衝突した指揮官は、床に転がった。が、少年は何の
言葉もなく他の車両へスタコラ。これに憤慨したヒルマン監督は正義の炎がメラメラ。同行していた通訳を
連れて追跡し少年を発見すると、「車内で人を突き飛ばして謝りもせず行ってしまうのは礼儀正しくない
ことだ。君はそれが分かるか」と、紳士的かつソフトな口調でお説教を展開した。

 ヘタに注意すれば「ウゼぇよ、オヤジ!」なんてナイフで刺されかねない昨今。とても勇気がいる行為
だが、このヒルマン監督の真剣なまなざしと口調に少年は、「すいませんでした」と素直に改心したのだとか。
 (中略)少年を正しい道に導いた気配りは別の面も見せる。今年7月、胃がんの除去手術を受けたソフト
バンク・王監督を、ヒルマン監督は真っ先にお見舞いした。これに驚いたのがライバルのロッテ・バレンタイン
監督。敵将の行動を知るや、「トレイが!?やられたッ!」。王監督をこよなく尊敬するバレンタイン監督は、
ボビーマジックの上をいくヒルマン監督の気配り術に脱帽。病院にはせ参じたのだった。
 球界はもちろん、日本社会にも気配りを忘れないヒルマン監督のこの気質が、25年ぶりの歓喜を導いた。
引用元:http://www.zakzak.co.jp/spo/2006_10/s2006101307.html
2名無しさん@恐縮です:2006/10/14(土) 01:18:53 ID:NnAHZNBI0
3名無しさん@恐縮です:2006/10/14(土) 01:20:58 ID:4rmDzn540
その少年こそ、今のダルビッシュである