【テレビ】いじめ自殺事件 学校が責任逃れ
「教育が教育じゃない。死んでいる」福澤朗キャスターが涙で怒りをぶつける
福岡県筑前町の町立三輪中学校2年の男子生徒(13)がいじめを苦に自殺した問題で16日、学
校側が一度は「元担任教諭のいじめ発言が自殺に結びついている」とした見解を撤回し、「自殺の
主因ではない」などと主張した。あまりの対応に、福岡県教育委員会には苦情や抗議の電話が殺到。
TBSの情報番組「ピンポン!」では、キャスターの福澤朗(43)が生放送中に、涙で怒りをぶ
つける場面もあった。
自殺した生徒の両親が「親は、どんな気持ちで首を絞めたかなと思うんです。最後に“お母さん”
って叫んだかなって」と悲痛な声を上げる映像と、福澤の姿にスタジオでは同局の木村郁美アナウ
ンサー(33)や観覧客も泣きだすほどだった。
さらに福澤は「高い志を持って一生懸命いい先生になろうという人もいる。しかし、こういった
現状を見ていると死んでいる。教育が教育じゃない。死んでいる」と強い言葉で教育現場について
批判した。
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2006/10/17/03.html