4月から朝の情報バラエティー番組「やじうまプラス」(テレビ朝日系)のお天気キャスターを務め、
今では「史上最高のお天気お姉さん」とまで呼ばれている。出勤前のサラリーマンをテレビにクギ付けにするその魅力の秘密は?
「笑顔に見とれて予報を聞き逃した」ファンもいるという美貌(びぼう)の秘密は、「目元」にあった。
「毎日午前1時起きなんです。夜は9時に寝て、4時間睡眠です(笑い)」
事もなげにそう言いながら、カメラを見つめてまたほほ笑む。
「昼にも仕事がありますから、昼寝する時間もありません。だから迎えのハイヤーで寝てます。
といっても15分くらいですけど(笑い)。初めのうちは目覚まし時計をいくつもセットしていましたが、
慣れてくると、ロケのあるお仕事よりもむしろ規則正しい生活なので楽ですよ」
お天気お姉さんの毎日は、2時にスタジオ入りして、打ち合わせの後、オンエア直前に
ウエザーセンターでお天気のレクチャーを受ける。番組終了後の反省会で初めて食事をとり、9時にお開き。
「このお仕事が決まった時は、体調が持つだろうかって不安でした。
でも、今は規則正しい生活だからか、かえって体調もよくなったくらい」
今は、いかに自分らしさを出すか、毎日工夫している段階だという。
1980年、熊本県生まれ。小さい頃から人前で何かをする仕事に憧れていたという。
「最初はピアニストになりたかったんです。その後、学校の先生や保母さんに憧れた
時期もありましたが、中学生の頃“私は舞台をやりたい!”って。
人生一度しかないんだし、思い切ってやってみたいって。中学時代は吹奏楽部で
クラリネットを吹いてましたが、舞台なら好きな音楽も続けられると思って」
だが、生まれ育った阿蘇近郊には、レッスン場も専門の先生もいない。
「もう情熱だけ燃やしていたって感じです(笑い)。クラリネットをするのも、
将来のためって考えて頑張ってましたね」
高校生になってから、その秘めた情熱をぶちまけた。進路指導の際に宝塚音楽学校への進学を希望したのだ。
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