東京・後楽園ホールで27日行われたプロボクシングの8回戦で、「亀田3兄弟」の二男、
亀田大毅(17)=協栄=の試合後に観客同士が乱闘騒ぎが起きたことに対し、
日本ボクシングコミッション(JBC)の安河内剛事務局長、協栄ジム関係者らが28日、警視庁富坂署から事情聴取を受けた。
安河内事務局長は同日、興行主の金平桂一郎・同ジム会長から謝罪を受けたことと、
ジムに事実関係の調査を求めたことを明らかにした。
騒動は亀田大が2−0で判定勝ちし、リング上でインタビューが始まった直後に発生。
リングサイドの役員席付近で数人の観客がつかみ合いのけんかを始め、
亀田大の父史郎トレーナーが乱闘の輪に近づこうとするのを、周囲から羽交い締めされて制止されていた。
JBCによると今のところ、けが人の連絡や、警察への被害届けなどは出ていないという。
騒動の原因は判定をめぐるヤジと見られるが、JBCは「原因は調査中」としている。
ライセンス交付を受けた人間が加わっている場合は処分する方針で、史郎トレーナーの行動についても調べる。
また再発防止のため、今後会場の警備人数などを見直す方針。
http://www.mainichi-msn.co.jp/sports/battle/news/20060929k0000m050089000c.html