第2四半期は863万円黒字 高知競馬
県は27日、高知競馬の本年度第2・4半期(7月1日―9月24日)の収支状況を
まとめた。売上額は目標の97・8%にとどまったが、経費削減などで863万9000円
の黒字を計上。ハルウララブームなどで貯めていた剰余金は第1・4半期終了時の
850万円から1714万円に増えた。
第2・四半期の総売上額は21億2700万円(100万円未満は切り捨て)。このうち、
大井競馬(東京)など他場に分配する金額を除いた実収入は12億6100万円。
一方、払戻金や人件費、賞典奨励費(レース賞金)など総支出は12億5200万円
だった。
自場開催分の売り上げが計画目標の102・4%と健闘した半面、他場分の売り上げは
目標の93・8%と苦戦。それでも、同四半期から従事員賃金と賞典奨励費を一律
10%削減したほか、新たに始めた福山競馬(広島)との交流レースなどで広島県内で
約3300万円(3日間)を売り上げるなど、売り上げ減に一定の歯止めをかけた。
ただ、「先行きは楽観できる状況ではない」(県競馬対策課)として、県は第3・四半期
(30日―19年1月3日)も引き続き、従事員賃金と賞典奨励費を一律10%カットを
継続する計画案を提示。県馬主協会や県調騎会など関係団体でつくる高知競馬事業
運営協議会で合意した。
山崎隆章・県競馬担当理事は「福山競馬との交流をさらに深めるなど売り上げ増に
向け努力を続けたい」と話している。
引用元
http://www.kochinews.co.jp/0609/060928headline07.htm 高知競馬オフィシャルホームページ RYOMA DERBY
http://www.keiba.or.jp/ 高知県ホームページ - ポータルサイト
http://www.pref.kochi.jp/