【訃報】たけし軍団メンバーで漫才師の〆さばヒカルさんが肝不全で死去 37歳★2

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338名無しさん@恐縮です
いつだったか・・・。
彼の意識が戻ったーというので
夫と一緒に見舞いに行った。
東京から少しばかり離れた病院であったが
肝臓のエキスパートがいる病院らしい。
意識が戻ったーとはいえ、
彼の免疫力はまだまだ低く、
私たちは入り口で消毒し、マスクをし
特別個室を見舞ったのだ。
「僕のせいで、親には迷惑をかけました。
この部屋だって、個室だから一日いくら・・・」
「こら!
儲かった命なんだから、この後に及んで
まだグズグズ言っちゃいけないよ。
お金の事は後からなんとかなることだし
とにかく今は、命に感謝して治す事だけに
専念しなさい。仕事だって、なんとかなるさ。
頑張らなきゃって悩むからこんなコトになってるんでしょ!」
三途の河原を彷徨うほどの
貴重な経験をしたわけだし、
その事を本にしたり、芸にいかしたりー
貰ったラッキーな命を利用しなきゃ♪
などと励まして、笑顔で病院を後にしたのだ。
その時、私は亡くなった祖母を思い出した。
急に容態が悪くなり、
病院の個室に入った時に
私にコッソリ言うのだ。
「連れて帰って。退院したい。個室は高いんだろ」
「そんなの心配しないで。お金なら私たちがー」
そういう問題ではないのだ。
〈他人に迷惑をかけること〉 
これこそ、病人が苦にすることなのだと
その時知った。。。
心おきなく病院に居て貰えるように
「なんとか大部屋が空いたら、祖母を
移してやってくれますか?」と
恥をしのんでナースセンターにかけあったことがあった。