【サッカー】「ジーコの喜劇映画」 フェネルバフチェ、シヴァススポル戦でドロー

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630名無しさん@恐縮です
(前略)

W杯で良い成績が残せなかったからといって、私が謝るのはおかしいと思います。W杯終了後の退任会見で
私は一言も謝罪の言葉を述べませんでした。大好きな日本のため、日本代表を少しでも強くするため、私は
全力を尽くしてきました。代表監督を務めた4年間を振り返って悔いも恥もありません。

それなのに、マスコミの対応にはショックを受けました。開き直り会見とも批判され、とても落胆しました。
私が手を抜いていたのなら、批判も甘んじて受けなければなりません。自分の責務を果たしてこなかったこと
に対して謝罪もすべきでしょう。

しかし、私は代表監督としてベストを尽くしてきたと胸を張れる。選手やスタッフを含め、われわれは毎日毎日
本当に一生懸命やってきた。これだけ努力してきたのに、なぜわれわれが悪いのか。なぜ日本人はそういう
考え方をするのでしょうか。ベストを尽くした相手に「謝れ」なんて言うのは、私が知る限り日本人ぐらいですよ。

現役選手のころから、私は夜ベッドに入ったときにその日を振り返ることをモットーにしてきました。
「今日の自分は自分の仕事に対して全身全霊の力を出せただろうか」と。これを考えてから眠りにつくのです。
この4年間は、毎晩枕を高くして眠れました。それは、その日にすべきことはすべてやったと毎日納得していた
からですよ。

(中略)

「ジーコは選手に自由を与えすぎている」という指摘もよく受けました。サッカーに限らず、日本の教育には
マニュアルがあって、それを守らせることに重点が置かれています。マニュアルに慣れた選手には、私の
やり方は少し高度すぎたのかもしれません。

しかし、世界の趨勢は私が目指したサッカーと同じです。今回は良い結果が残せなかったけれど、私がしたこと
は日本のサッカーにとって将来必ず生きてくるはずです。管理するサッカーでは、アジアで勝てても、世界の
強豪国には勝つことができません。

(眠くなってきたので後略) 

日経ビジネスより。