日本ハムが、9月からスコアラーの配置を“プレーオフ態勢”に変更することが28日、分かった。
交流戦以降、主に2人だったスコアラーを、4人に倍増。
西武、ソフトバンクを中心に人員を配置し、上位2強を丸裸にする構えだ。
7連勝で首位・西武に2・5ゲーム差。プレーオフ進出をグッと引き寄せ、フロントも“本番対策”に乗り出した。
9月4日に都内で会議を行い、データ収集に関する今後の予定を話し合う。
高田GMは「プレーオフとは関係なく、予定していた会議。ただ、プレーオフを狙える位置にいるわけだから、
関係ないはずはないでしょう」と説明。
ファームを中心に活動していた田村スコアラー、プロアマ兼任でスカウト業務を中心に行っていた石本スコアラーを、
2強の試合に積極的に投入する見込みだ。
今季から、スコアラーを昨年までの2人から5人に増員。チーム付き1人を除き、他球場を視察する人数は1人から4人になった。
情報戦を制し、昨季は大失速した交流戦をほぼ5割で乗り切ったことが、上位をキープする要因の一つ。
勝負の短期決戦を見据え、スコアラー陣も総力で準備を進めていく。
ソース
http://hochi.yomiuri.co.jp/baseball/npb/news/20060829-OHT1T00079.htm