メジャーリーグ機構は、前日のロサンゼルス・エンゼルス対テキサス・
レンジャーズの試合で乱闘騒ぎにかかわった10選手に出場停止や
罰金の処分を下した。
前夜の乱闘劇は、15日の同カードでレンジャーズのビセンテ・パディーヤ
投手が4回にエンゼルスのホアン・リベラ外野手に死球をぶつけたのが
発端となって勃発。
16日には9回2死からレンジャーズのスコット・フェルドマン投手がエンゼルス
のアダム・ケネディ二塁手に死球を当てると、ケネディはマウンド上の
フェルドマンに突進して、両軍入り乱れての乱闘が始まった。
故意に死球をぶつけたフェルドマンは6試合、マウンドに向かって騒ぎを
引き起こしたケネディに4試合の出場停止処分が科された。
エンゼルスからほかに出場停止の処分を受けたのは、16日の試合で8回
に連続死球を与えたケビン・グレッグとブレンダン・ドネリー両投手
(それぞれ4試合)、死球を指示したとされるマイク・ソーシア監督(3試合)、
ロン・ローニッキーベンチコーチ(1試合)。
一方のレンジャーズは、パディーヤ(5試合)とバック・ショウォルター監督
(4試合)が処分を下されている。
またメジャーリーグ機構は、上記8選手だけでなく乱闘騒ぎで暴力を振るった
エンゼルスのジョン・ラッキー投手とリベラにも罰金の処分を科した。
ニュースソース
http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&d=20060818&a=20060818-00000205-ism-spo