【サッカー/日本代表】オシム監督マスコミも鍛える?

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1ヽ( ゚∀゚)ノ@依頼@たねφ ★
記者会見場の空気が凍り付いた。前日13日。新潟合宿初日の練習後のことだ。
冒頭の「メンバー発表日の練習になりましたが」という質問に、オシム監督は表情を厳しくした。
「質問の意図が分からないので、答えられない。だいたい発表当日に練習をしてはいけないのか?
もし日本に、そういう、しきたりがあるのなら謝りますがね」。
首をすくめるしぐさで、顔をしかめた。

ピッチ上ではフィールドの選手たち全員に、90分間走り続けることを求める指揮官。
厳しいまなざしは、マスコミなどピッチ外にも向けられる。
05年のナビスコ杯決勝前夜祭のことだ。
「初めて来日された東京五輪から40年。日本のサッカーはどのように変わったと感じるか?」。
何げない質問に、返答はヒートアップした。
「当時から、機動性に優れるという特長はあった。それを生かして大きく成長を遂げていると思う。
だが問題は、君たちマスコミだ。40年間、まったく成長していないのでは?」。
フォローを入れたのは、監督の理解者である千葉の祖母井GM。
「愛のムチやね。監督は、サッカーが良くなるためにはマスコミも、しっかりしないといけないと思っているんよ」。

協会スタッフに対する要求も厳しい。9日のトリニダード・トバゴ戦後の会見。
「事前の合宿期間も足りない。A3杯の関係で、自由に選手も選べないし、グラウンドも荒れている」。
歯に衣(きぬ)着せぬ発言で、日本代表強化のために、もっと尽力することを求めた。
オシムイズムは、サッカーにかかわるものすべてを鍛え上げようとしている。

ソース
http://www.nikkansports.com/soccer/japan/p-sc-tp2-20060815-75721.html